月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

毎月献花

2011年10月16日 20時08分24秒 | 仏々相念(住職日記)

優しいお花を・・・

 

いろんなご縁に会われ毎月本堂にお参りなされる方がおられます。

いつもいつも、そっと優しいお花を演台の上に置いて御帰りになられています。

 

悲しくて辛いご縁でしたでしょうが、そのご縁にお育てをいただき阿弥陀さまの前に座られる。

お香の香りのなか、手を合わされ何を思っておられるのでしょう・・・

「よう、参ったね・・・」って優しい声に出会われたでしょうか・・・

そこに出遇うと涙さまがポロポロこぼれます、嬉しいんだよね~これが!

 

一人ではありません、喜びも悲しみも仏さまと一緒です。

だから安心して悩んでいいんですよ・・・安心して病んでいいんですよ・・・

 

願生って、大切に生かさせていただきましょう。

 

明日は、常例法座をお勤めさせていただきます。

どうぞ、お誘い合わせの上、お参り下さい。

お一人で喜ぶのもいいのですが、一緒に座ってみませんか・・・

お待ちしています・・・あなたを!

 

徳正寺常例法座のご案内

 

日時、 10月17日 あさ10時~

お勤め、正信念仏偈

 

 


気分一新

2011年10月16日 19時43分57秒 | 仏々相念(住職日記)

さぁ!・・・

 

やっと衣替えです。

まだ夏の御衣でじんわりと汗をかいてしまうので迷っていたのですが、やっと思い付きました。

 

いつものことですが厳しい夏を共に乗り越えて下さった御衣や御袈裟に手を合わさせていただいたことです。

御衣にも御袈裟にも汗のシミがまた増えていました。

ヨレヨレになり切れてほつれてしまった五条袈裟、

伸ばせども伸びることのない生地を撫でるように撫でるように優しく優しく・・・感謝せずにはおれません。

せめて汗臭くならないように匂い香を一緒にお包みしたことです。

 

これらを身に着けさせていただくお陰でお浄土のお荘厳にならせていただけます。

腹には汚いものを抱えながらも・・・

どこへ行っても、どこへ行っても阿弥陀さまの真ん前の特等席。

御袈裟を頂き座らせて頂きます・・・

御苦労さまでした、暫くお休みください・・・来年、お会いできるかな~

 

さぁ、気分を一新してこの御衣と御袈裟で願生ります。

優しく包んでいただいてどこまでもお浄土のお飾りとならせていただきましょう・・・