ジャジャジャジャ～ン・・・
携帯電話の着信ってそれぞれで面白いですね。
皆さんの携帯電話の着信はどんな曲でしょうか？
好きなアーティストの曲・・・
この曲はこの人、この曲はこの人・・・
今日は常例法座をお勤めさせていただきました。
「待っています・・・あなたを」の思いを聞いて下さり御門徒がお参り下さいました。
勿論、アネサンも・・・
結構私と似たところがありまして、家を出るまで行こうかどうしようか考えるタイプ。
「行けば、行って良かったと思うんだけどね～、出るまでがね～」って以前おっしゃっておられました。
分かるよな～・・・でも、私の場合、行かんかったらよかったって思う方が多くていけません。
「参ってよかった！」って思ってくださったでしょうか・・・
でも、こちら側にとっては「参ってよかった！」って思ってくださるようなひと時にしていかなくてはいけません。
持ち上げて、オベンチャラ言ってっていうのではなく、
阿弥陀さまの優しさに出会う喜びを共にさせていただく中に・・・
そのアネサンの着信・・・「運命」でした。
丁度、坊守の法話中、「ジャジャジャジャ～ン、ジャ、ジャ、ジャ、ジャ～ン・・・」って大音量。
法話中なのに・・・「運命」だから「諦めよう」・・・って、思いつつも、諦めきれずに思わず笑ってしまいました。
もう可笑しくて可笑しくて・・・「アネサン、なかなかやるな～！」
どなたからの着信設定なのかは分かりませんが、この曲を選曲するアネサンはアネサンぽくてよかった。
迫力のある出だしはアネサンそのもの・・・
ゴミの日に悪さをするカラスに睨みをきかす程なのですから・・・「キッ」って。
その曲からの味わいになったのですが、「運命だと諦めよう・・・」って歩む私たちがいます。
そう思うことで楽になれるところもあるのでしょう・・・
でも、運命られた人生なんて面白くないでしょう。
自分の人生であって自分の人生じゃない気がします。
苦しいこと、痛いこと・・・沢山ある自分の人生・・・
それらは、決して他からもたらされるものではなく自分の歩みきた人生そのものなのです。
さまざまなご縁によって歩まさせていただいている人生・・・
迷いながら、苦しみながら・・・たどたどしく歩む人生。
この人生を生きぬかさんがためにおはたらきくださる「あなた」でした。
立ち向かい下さる「あなた」のお陰で安心して病むことができます。