不思議ですな~・・・
お参りしてくださった御門徒さんと話していました。
「支えられて・・・」っていうことでお味わい下さるのですが、こんな話をして下さるのです。
農機具の出始めの頃、その農機具のエンジニアの仕事をしておられた。
まるっきりの素人・・・修理マニュアルを手にしているもののどうしても直せません。
悪戦苦闘するものの、どうしても直らないのです。
マニュアル本も読んでエンジンも見て・・・「訳がわからんのです・・・辛かったな~」
その晩の夢・・・
「マニュアル本を見ている自分に声だけが聞こえるのです・・・ここをこうしてこうやったらどうだ・・・」って。
目が覚めその通りにしてみると直ったのです、こんなことが多々あったんですよ・・・不思議ですよね~。
「うれしかったな~」
脳って上手く出来ていて、寝てる間にゴチャゴチャになっている頭の中をちゃんと整理してくれます。
マニュアルとエンジンの睨めっこを続けることによって脳が整理してくれたのかもれません。
一生懸命の学びをまとめて下さったのでしょう。
でも、この方はお導き下さるおはたらきがあると感じたのです。
あなたがいてくれる・・・
実直な人生。
アニメ「メジャー」での海堂学園戦、ボロボロの主人公、茂野五郎は最強のライバル眉村に挑みます。
ボロボロの息子と一緒に投げる亡きオトサン(父)・・・
もう泣けます、何度見ても感動します。
アニメじゃん!って言われても泣けるのです。
・・・
今日、ハードディスクに録っていたSONGS「エリック・クラプトン」を観ました。
4才で亡くなった息子を思い書いた曲「ティアーズ イン へブン」
語りかけるのです・・・
「僕の名前を覚えていてくれるだろうか もし天国で君に会えたなら 何も変わらずにいてくれるだろうか もし天国で君に会えたなら 僕は強くなって生きていかなくてはならない 何故なら僕は天国にふさわしくない人間だから」
兄がよく一緒に飲んでいる時にサラっと弾いていました・・・
カッコイイですね、クラプトン。
麻薬や酒に溺れるまわり道の人生、ボロボロの自分の生き様は「天国にふさわしくない人間」
お前はどうしているのか・・・どうなっているのか・・・俺のこと覚えていてくれるのか…
愛しい息子を思いながら歌う姿には感動します。
・・・
あなたに会いたくて・・・
一人では立っておれなくて・・・
でも、立たないといけなくて・・・
歯を食いしばり歩まないと・・・
悪戦苦闘する日常を知り抜いて、知り抜いて・・・だから一緒にいてくださるのです。
ひと時も忘れることもなくずっと、ず~っと・・・
だから弱々しい一歩でも歩むことができるのですね。
あなたが一緒にいてくださるから・・・。
「もし」ではなく・・・必ず、必ず会わせていただくことの喜び・・・
あなたのお陰です。
地獄行きのこの私と・・・