つらねのため息

写真や少し長い文章を掲載していく予定。

市民と議員の条例づくり交流会議

2008-07-25 22:41:16 | 自治のこと
明日、明後日と「市民と議員の条例づくり交流会議」が開催されます。

――以下、引用――

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□市民と議員の条例づくり交流会議2008(第8回)
  議会改革はいま 市民自治体をめざして
―広がる議会基本条例、決算を活かす、市民と議員の政策づくり―
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市民と議員の条例づくり交流会議は、2001年から、各地で地域の課題解決に取り組み、条例づくりをめざす、市民や議員、自治体職員や研究者らが、知恵や経験を共有し、互いに学びあい提起しあう交流の場として、毎年夏に開催してきました。
8回目を迎える今年は、市民自治体をめざした、市民と議員の政策づくりを支える仕組みづくり、自治体財政・決算の改革、議会基本条例の現在・さらなる議会改革へ向けて、二元代表制における市民・議会・行政の関係―等々について、各地の実践を共有しながら、幅広い議論・交流を行っていきます。ぜひ、ご参加ください。
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――上記、リンク先サイトより――

直前のアナウンスで間に合うかどうかわかりませんが、お暇があればぜひご参加くださいませ。

富士見市長選

2008-07-21 13:44:25 | 自治のこと
フラフラとネットサーフィンをしていたら何となく目に留まったこの記事。

富士見市長選:元市議会議長の星野氏が初当選 埼玉(毎日jpより)

よくみると、現職の候補が3位で共産党系の候補、金子勝氏にも負けている。
こりゃすごいと思って、早速、JANJANでも確認。

富士見市長選挙

こちらでは金子勝氏は、「共産、富士見市民ネット支持」となっているので、東京の市部で見られるような野党統一候補なのかと思ったのだが、JAJAN内に別の記事を発見。

現職に前市議2氏が挑む三つ巴の戦い 富士見市長選が告示

この記事によると

また自分自身も保守系と語る金子氏が、共産党や富士見市民ネットなどから支持を得たことについて、「過去のしがらみを捨てるために、党派を超えて市民本位の市政を実現するということで一致した。政策協定を結び、富士見市のこれからのためには、しがらみと党派を超えて一致団結することが必要だという共通認識を持った」と説明した。

とのこと。

現職を超えるほどの得票数の多さはこれで納得。地方からこういう柔軟な姿勢が出てくれば、日本の政治はもっと変わっていくだろう。


都議選の結果をどう見るか

2005-07-05 22:03:16 | 自治のこと
今回の都議選、低投票率にみられるように争点のない選挙だといわれた。
しかし、今国会で問題になっている郵政の問題や、浜渦副知事の問題など争点化しようとすればできた問題は色々あったはず。それができなかったのは有効なキャンペーンを打てなかった野党の責任であろう。

政党ごとに見ていくと自民は3議席減らして48。これは前回選挙が小泉ブームのもとで行われたことを考えれば、むしろ善戦といえるだろう。

公明は23人全員が当選、さすがの組織力である。

民主は16人増やして35議席。ただこれは絶対に勝利と呼べる数字ではない。自公を足せば民主の倍以上の議席を獲得しているのだ。第一党になれたわけでもないし。1と2分の1政党制時代からの日本の野党の悪いくせだが、自分の議席が増えた減ったで勝敗を云々するのではだめだろう。最終的に政権交代が起きなければ民主主義でないとはかのハンチントン大先生も仰っていることである。

共産は2議席減らして13。二大政党化への流れが(報道などによって作られている部分も含め)顕著な中で、むしろよく頑張ったと言えるだろう。

社民は議席を獲得できなかった。社民は今回世田谷でしか公認候補を立ててない。いくら弱小政党とはいえ都内全体で考えれば一議席を獲得するくらいの支持者はいるだろう。中選挙区制の不可避的な結果である。

生活者ネットは3議席減って3議席にとどまった。個人的には政策では賛成しかねるところも多いけど地域政党には頑張ってもらいたかった。

こういう地域政党や、政党の地方組織を活性化させるためにも地方選挙での比例代表制の導入を検討するべきであろう。地方レベルで政党本位の選挙が行なわれない限り、日本に政党政治が根付くことはないだろうから。

個人的には世田谷から社民公認で立候補していた大久保青志氏、杉並で某過激派の市民団体組織から出馬していた長谷川英憲氏あたりに注目していたのですが左派系の候補は大概落選されたようです。残念。

その杉並では「緑」系の福士敬子氏が当選した。左派の一部からは彼女に対する批判もあるようだが、注目すべき政治勢力である。

渋川市長選

2005-05-23 23:05:04 | 自治のこと
群馬県渋川市でも市長選挙があったらしい。現職の木暮治一氏(73)が当選。投票率は60.61%。来年の二月に合併を控えているのであんまり争点のない地味な選挙だったようだ。
産経新聞のネット版によると当選した木暮氏は前回の選挙を今回の選挙で敗北した登坂和洋氏の父、秀氏の後継として戦ったらしい。なんとも日本的で面白い。