いきなり重い話題で恐縮ですが、昨日フォト・ジャーナリストの広河隆一さんのイラク帰還報告会に行ってきました。改めて戦争のひどさをまざまざと見せ付けられてとても重い気持ちで帰途につきました。言うまでもないことですが、戦争は、暴力は、決して幸せをもたらすものではありません。また、今回のアメリカ合衆国政府の行動があらゆる見地から見て容認されるべきものではなかったことはすでに様々なところで明らかにされている通りです。戦争に反対することは当然のことだと思うのでここで、あえてくどくどと書いたりはしません。
昨日の夜、ぼくが重い気分になったのは世界中の人々がどんなに反対しようとも、罪のない弱い立場にいる人々がどんなに傷つこうとも戦争は冷厳として遂行されるという事実を改めて突きつけられたからです。政治という言葉で括られるような世界の大文字の動きが人々の想いや現実にその地で暮らす人々の実生活とは無関係に動いていくことを今回の「戦争」ははっきり示したと思います。一人の政治学を志す人間としてこのことには忸怩たる想いです。ぼくは政治は常に弱い人のことを考えなければいけないと思います。と同時にその力と力のパワーゲームという一面を無視してはいけないと思います。でもそのことは決してきれいごとだけを言うことや、世の中をあきらめることとイコールではない。それは現実のリアルな政治にぶつかっていくことや、一人一人の想いを大文字の力に変えることが必要とされていることなのだと思う。ほとんど語られることのない、もしくは語られることすらなされない人々の現実の想いを巨大な政治機構につなげひとつの力として解放する、そのための方法が絶対に必要だと思う。少なくともぼくはその一助となるような学問をしたいと思ふ。
重くなってしまってゴメンナサイ。最初ということで許してくださいな。
昨日の夜、ぼくが重い気分になったのは世界中の人々がどんなに反対しようとも、罪のない弱い立場にいる人々がどんなに傷つこうとも戦争は冷厳として遂行されるという事実を改めて突きつけられたからです。政治という言葉で括られるような世界の大文字の動きが人々の想いや現実にその地で暮らす人々の実生活とは無関係に動いていくことを今回の「戦争」ははっきり示したと思います。一人の政治学を志す人間としてこのことには忸怩たる想いです。ぼくは政治は常に弱い人のことを考えなければいけないと思います。と同時にその力と力のパワーゲームという一面を無視してはいけないと思います。でもそのことは決してきれいごとだけを言うことや、世の中をあきらめることとイコールではない。それは現実のリアルな政治にぶつかっていくことや、一人一人の想いを大文字の力に変えることが必要とされていることなのだと思う。ほとんど語られることのない、もしくは語られることすらなされない人々の現実の想いを巨大な政治機構につなげひとつの力として解放する、そのための方法が絶対に必要だと思う。少なくともぼくはその一助となるような学問をしたいと思ふ。
重くなってしまってゴメンナサイ。最初ということで許してくださいな。