つらねのため息

写真や少し長い文章を掲載していく予定。

第47回「市民政策円卓会議」

2008-11-19 22:10:14 | お仕事関連
第47回「市民政策円卓会議」
「東京外かく環状道路(外環)計画」について


 1966年に都市計画決定された東京外かく環状(外環)道路は、関越道から東名高速までの区間 16km分が地元の反対を受けて凍結状態にありましたが、2001年、高架から大深度地下構造への変更方針が国と東京都より示され、事業化手続きの前段階に至っています。

 この間、住民参加のしくみとして「パブリック・インボルブメント(PI)」協議会を設け“地元との合意形成に努めた”と評価していますが、環境面などから建設を疑問視する沿線 7区市(練馬、杉並、武蔵野、三鷹、調布、狛江、世田谷)の住民からは、建設ありきで進められてきた PIのあり方への不信を訴える声が消えません。現在、地域ごとの課題を整理するため「地域PI」の開催が進められていますが、参加者も含めた市民からは多くの問題が取り立たされています。

 今回の円卓会議では、その「東京外かく環状道路(外環)計画」について問題提起を行い、担当省庁と意見交換を行います。

---以上市民政調HP内より引用---


入り口で案内をしていたので、後半しか聞いていないのですが、上記のイベントに行ってきました。

しかし、国交省の側はほぼゼロ回答。「よく検討いたします」とか、いかにも官僚って感じの発言が出てくるばかり。お互いの見解がことなるとか、そういったことを確かめることすらできなかったような、かみ合わない会であった。

コーディネーターの、大河原参議院議員、参加していた保坂衆議院議員は、そういうなかでも、うまく議論をつくっていたように思う。お役人の側はほとんど取り付く島もないような態度に終始していたが、それでも「データを出さない」というよりも「そもそも出すデータがない(つまり調査などをきちんとしていない)」ような計画だということが、議論の中で明らかになったように思う。

それにしても国会答弁みたいな、まったく意味を成さない発言が、お役人の口からどんどん出てくるので、ある意味、かなり面白かった(苦笑)。いやー、道路って闇が深いですね。