今回の都議選、低投票率にみられるように争点のない選挙だといわれた。
しかし、今国会で問題になっている郵政の問題や、浜渦副知事の問題など争点化しようとすればできた問題は色々あったはず。それができなかったのは有効なキャンペーンを打てなかった野党の責任であろう。
政党ごとに見ていくと自民は3議席減らして48。これは前回選挙が小泉ブームのもとで行われたことを考えれば、むしろ善戦といえるだろう。
公明は23人全員が当選、さすがの組織力である。
民主は16人増やして35議席。ただこれは絶対に勝利と呼べる数字ではない。自公を足せば民主の倍以上の議席を獲得しているのだ。第一党になれたわけでもないし。1と2分の1政党制時代からの日本の野党の悪いくせだが、自分の議席が増えた減ったで勝敗を云々するのではだめだろう。最終的に政権交代が起きなければ民主主義でないとはかのハンチントン大先生も仰っていることである。
共産は2議席減らして13。二大政党化への流れが(報道などによって作られている部分も含め)顕著な中で、むしろよく頑張ったと言えるだろう。
社民は議席を獲得できなかった。社民は今回世田谷でしか公認候補を立ててない。いくら弱小政党とはいえ都内全体で考えれば一議席を獲得するくらいの支持者はいるだろう。中選挙区制の不可避的な結果である。
生活者ネットは3議席減って3議席にとどまった。個人的には政策では賛成しかねるところも多いけど地域政党には頑張ってもらいたかった。
こういう地域政党や、政党の地方組織を活性化させるためにも地方選挙での比例代表制の導入を検討するべきであろう。地方レベルで政党本位の選挙が行なわれない限り、日本に政党政治が根付くことはないだろうから。
個人的には世田谷から社民公認で立候補していた大久保青志氏、杉並で某過激派の市民団体組織から出馬していた長谷川英憲氏あたりに注目していたのですが左派系の候補は大概落選されたようです。残念。
その杉並では「緑」系の福士敬子氏が当選した。左派の一部からは彼女に対する批判もあるようだが、注目すべき政治勢力である。
しかし、今国会で問題になっている郵政の問題や、浜渦副知事の問題など争点化しようとすればできた問題は色々あったはず。それができなかったのは有効なキャンペーンを打てなかった野党の責任であろう。
政党ごとに見ていくと自民は3議席減らして48。これは前回選挙が小泉ブームのもとで行われたことを考えれば、むしろ善戦といえるだろう。
公明は23人全員が当選、さすがの組織力である。
民主は16人増やして35議席。ただこれは絶対に勝利と呼べる数字ではない。自公を足せば民主の倍以上の議席を獲得しているのだ。第一党になれたわけでもないし。1と2分の1政党制時代からの日本の野党の悪いくせだが、自分の議席が増えた減ったで勝敗を云々するのではだめだろう。最終的に政権交代が起きなければ民主主義でないとはかのハンチントン大先生も仰っていることである。
共産は2議席減らして13。二大政党化への流れが(報道などによって作られている部分も含め)顕著な中で、むしろよく頑張ったと言えるだろう。
社民は議席を獲得できなかった。社民は今回世田谷でしか公認候補を立ててない。いくら弱小政党とはいえ都内全体で考えれば一議席を獲得するくらいの支持者はいるだろう。中選挙区制の不可避的な結果である。
生活者ネットは3議席減って3議席にとどまった。個人的には政策では賛成しかねるところも多いけど地域政党には頑張ってもらいたかった。
こういう地域政党や、政党の地方組織を活性化させるためにも地方選挙での比例代表制の導入を検討するべきであろう。地方レベルで政党本位の選挙が行なわれない限り、日本に政党政治が根付くことはないだろうから。
個人的には世田谷から社民公認で立候補していた大久保青志氏、杉並で某過激派の市民団体組織から出馬していた長谷川英憲氏あたりに注目していたのですが左派系の候補は大概落選されたようです。残念。
その杉並では「緑」系の福士敬子氏が当選した。左派の一部からは彼女に対する批判もあるようだが、注目すべき政治勢力である。
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