先日の毎日新聞書評欄に「サイエンスビジネスの挑戦」(中村桂子評)が載っていました。
それによると、
「アメリカでバイオテクノロジーの言葉が生まれ30年。バイテク上場企業の売上高は90年ごろから上昇し、今や350億ドル(約3兆5千億円)になっている」。
ここまでだと、アメリカのバイテクは成長産業で、将来に期待の持てる夢の産業のように聞こえます。しかしそのあと筆者は、
「ただし利益がみられるのは3社のみで、これだけ長く利益を上げない産業はない」
と続ける。
ここで、ようやく、バイテク産業の困難さがさらけ出され、筆者はその解決策を提示していく。
しかし世の中、筆者のようなまっとうな態度でなく、前段の「3兆5千億円」だけを誇示して、後段の「利益は出ていない」を言わない輩が多い。前段だけを聞いた人は損失の危険もはらむバイテク産業の問題点を知らないまま投資をするかもしれない。
私にすれば、こんなやり方は騙しに等しい。
「嘘をつかずに人は騙せる」になるのだが、どうもそれが世の中でよく通っているようだ。
「おいしい話、話のうまい人には気をつろ」は平穏に生きるための鉄則である。
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http://nhkf.jp
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私にすれば、こんなやり方は騙しに等しい。
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