えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

西郷さんは征韓論?

2008年03月09日 22時05分32秒 | ドンキホーテ
 西郷さんのことで気になっていることがひとつありました。どうして「征韓論」を唱えたのか。

 「西郷どんの教え」を読んだことからその疑問が再び沸き、ネットで調べてみました。西郷さんは「征韓論」を唱えていたのではなく、朝鮮へ大使を派遣する「遣韓論」者だったとの記述もありました。半面、今までの通説どおり「征韓論」者だったとの見解もありました。
 今となってはほんとの所は、分からないでしょうね。

 そして征韓論沸騰の理由は、朝鮮と国交を結ぼうとしたが当時鎖国政策を取っていた朝鮮に断られたため、でほぼ一致しているようでした。

 であるならば、「西郷どんの教え」に、
 「国が外国からはずかしめを受けるようなことがあったら、例え国全体でかかって倒れようとも正しい道を踏んで道義をつくすのは政府のつとめである」
 ともあるように、国が非礼を受けたなら、武力で持ってでも汚名を払う。当時としては当然だった時代の意識が西郷さんを「征韓論」に導いた気もしなくはありません。

 調べていくうちに、西郷さんが征韓論者だったかそれとも遣韓論者だったかは、何かあまり気にならなくなってきました。西郷さん一人の考えをああだった、こうだったと考えるより、それぞれの時代の正義と言うのか、生き方と言えばいいのか、この時代であれば黒船来航を契機に江戸から明治へと移って行ったその同時代に生きた人々が醸し出しそして漂っていた『空気』がどんなものであったのかを探る方が大事に思えてきました。その中の重要な一人に西郷さんがいる、のでしょう。
 その『空気』を掘り起こし次の時代へとつなげて行く、そんな作業が未来にとって大切だと思います。

 今、この同時代におけるその作業は、偉人達だけでなくましてや歴史学者達だけでなく、私たちの手にもゆだねられています。過去や未来の人に対する義務ではなく権利として。

 今こそその時。

 「西郷どんの教えー西郷南洲翁没130年記念版」(西郷隆盛奉賛会発行)
 1冊500円、お問い合わせは、西郷隆盛奉賛会
 http://www.saigoutakamori.or.jp/index.html

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