パキスタンとアフガニスタンで医療、農業支援を続けるぺシャワール会からアフガニスタン・マルワリード用水路完成間近を伝える会報号外が先日送られてきました。号外は昨年8月に伊藤和也さんが現地で殺害された直後のに続く2度目。現地代表を務める中村哲医師の、25年の活動の記念碑となる用水路完成を前にした地元の空気を日本の皆にも伝えたいとの、あふれる思いから発行に至りました。
6年前に着工、土木の土の字も知らない中村医師が、土木工学を独学し、設計、指揮、重機の運転までこなしました。もちろん、工事に携わった延べ55万人のアフガニスタン人や伊藤さんら数十人の日本人青年の結晶です。15億円の資金は会費と寄付のみでまかなわれました。この用水路の完成で15万人が生活を立てると言います。
下の写真は用水路によって広がった麦畑。用水路が通るまでは砂漠でした。

中村医師は自らの労苦を棚に上げ号外に、
「命の流れ(用水路)が、絶えることなく続き、(伊藤和也さんら)建設に関わった全ての人々に心和むものを与えることを祈る。変転する殺伐な世界にあって、ここにこそ動かぬ平和がある」
と寄せています。括弧内は司元による注。
ペシャワール会への支援は
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/
6年前に着工、土木の土の字も知らない中村医師が、土木工学を独学し、設計、指揮、重機の運転までこなしました。もちろん、工事に携わった延べ55万人のアフガニスタン人や伊藤さんら数十人の日本人青年の結晶です。15億円の資金は会費と寄付のみでまかなわれました。この用水路の完成で15万人が生活を立てると言います。
下の写真は用水路によって広がった麦畑。用水路が通るまでは砂漠でした。

中村医師は自らの労苦を棚に上げ号外に、
「命の流れ(用水路)が、絶えることなく続き、(伊藤和也さんら)建設に関わった全ての人々に心和むものを与えることを祈る。変転する殺伐な世界にあって、ここにこそ動かぬ平和がある」
と寄せています。括弧内は司元による注。
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