えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

ドラッカーへの疑問

2013年12月17日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
 東北のみなさん こんにちは

 大阪商工会議所東支部・異業種交流会フォーラム・アイ(FI)の例会で11、12月の二回にわたり、ドラッカーを勉強しました。以前から「会社の目的は顧客の創造」と言い切るドラッカーの考えに疑問を抱いていました。この機会にと講師の方に質問しました。

 質問、ドラッカーは会社の目的は顧客の創造だと。そしてそれを行わない会社はいずれかはつぶれると講師は仰る。それが本当かどうか確かめようと世界で一番古いといわれ創業1400年の金剛組のホームページを調べてみました。すると驚くことに会社の理念の最後は「全てはお客様のために」で結ばれていました。これはドラッカーの言う会社の目的は顧客の創造と同じ考えです。凄いと思いました。では一方、近江商人の言葉に「売手よし、買手よし、世間によし」という三方よしがあります。これはドラッカーの理論とあうのか、それともあわないのでしょうか。あわないなら、三方よしで会社を経営したら最終的にはつぶれるのでしょうか。

 答え、三方よしもお客さまにウエートを置けばよい。

 質問、ドラッカーは人の生きる目的について何か示唆を与えているのでしょうか。会社の目的は顧客の創造と言うなら、そこで働く人の生きる目的もそれに合致していないとおかしい。もし人の生きる目的と会社の目的が違うなら、その人は生きる目的に反して仕事をしていることになるから。

 答え、個人の幸せと組織の中での幸せがある。個人の幸せは宗教、哲学で語りつくされている。ドラッカーはそこには踏み込まなかった。組織の中の人の幸せは強みを生かすこと。

 この問答、みなさんはどう感じられるでしょうか。私はちょっと答えをはぐらかされた気がしました。このままだとより一層、ドラッカーへの不信を募らせてしまいます。たった二回のセミナーでドラッカーを理解しようとするのが横着すぎて、ちゃんと自分で読み解かないといけないんでしょうね。

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