えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

日本古代中世の女性と仏教

2020年10月01日 14時46分18秒 | 本・セミナー
 みなさん こんにちは

 先月半ばに、関西大学飛鳥文化研究所と奈良・明日香村教委が主催する飛鳥史学文学講座「日本古代中世の女性と仏教」を聴いてきました。この日の講師は同大学文学部長の原田正俊教授。原田先生には申し訳ないけれど、はしょってお話すると、「飛鳥時代には国分寺と同じように国分尼寺が各地に設けられ、尼の社会的地位も高かったが、9世紀以降にその地位が低下。しかし中世において禅宗や律宗が尼を積極的に登用、尼寺は増加した。」と。中世以来の女性蔑視感「五障三従」(女性には穢れがあり、親夫子に従う)も語られ、今の日本社会の女性差別の一部をも紐解くお話でした。

 それにしても、知っている人は知っているんでしょうが、辰巳琢郎を輩出した劇団そとばこまちが能楽作品の「卒塔婆小町」から来ていたとは驚きました。ちなみにそれは、「小野小町が朽ちた卒塔婆に腰掛けるほどの乞食となり、若かりし頃に袖を振った四位の少将の霊に苦しめられる」そんな場面が登場する演目です。

 この飛鳥史学文学講座、本来は4月の開講で毎月一講座が開かれるはずでした。しかし新型コロナウイルスの影響で4、5、6月と休校になり、7月から再開しました。私は3月以来半年ぶりの受講でした。先生方の喋りがうまく、今日のそとばこまちのように本筋から離れたことまでも思い起こさせてくれるのが楽しみです。

 毎月1回年12講座で、会費はたった5000円です。ご興味お持ちの方は司元までお問い合わせください。今月は11日(日)に関西大学文学部の乾善彦教授が「日本書紀の日本武尊と古事記の倭建命」を読み比べます。

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