今週もレンタルDVDを3枚借りてきました。1枚目はおぢいさんのランプでした。25分しかない短編のアニメでした。25分しかなかったのに代金は3枚のうち一番高かったです。新美南吉原作のアニメです。ランプから電気に代わって主人公のランプ屋としての誇りがことごとく壊れながらも、ランプを買って人が喜ぶ姿を思い出し、また人が喜ぶ仕事をしてやろうと力強く立ち上がっていく姿がよかったですね。背景に彼岸花の風景が出てきてたのを見つけました。
借りてきたDVD3枚目はきいろいゾウでした。西加奈子さん原作の映画化でした。小説家のムコさんとその奥さんのツマのお話でした。ムコさんを演じていたのは向井理さん、ツマは宮崎あおいさんでした。原作は読んでいませんでしたが、こんな感じの小説だったんだなあと思いました。満月の夜に出会って結婚を決めた二人でしたが、こんな結婚もあるんだなあと思いました。ゆったりと流れる日常生活の中で、主人公たちの心の動きが、きいろいゾウの絵本やしゃべるソテツや犬たちとの関係を微妙に絡めあいながら、描かれている映画でした。
レンタルDVDで鑑賞した次の映画は夜のとばりの物語でした。フランスのミッシェル・オスロ監督が手掛けた、影絵の短編アニメーションです。2012年の作品です。ティジャンと瓜ふたつ姫、タムタム少年がよかったです。背景が美しかったです。この映画を見たら、藤城清治さんの集大成の影絵の映画を見たいなあと思いました。
レンタルDVDで大鹿村騒動記を鑑賞しました。この映画は長野県の大鹿村が舞台の映画でした。紅葉が美しい小さな村のお話でした。2011年の作品です。大鹿村に伝わる300年の歴史がある村歌舞伎、大鹿歌舞伎の公演を5日後に控えた、大鹿歌舞伎で主役の景清を演じることになっていた原田芳雄さんが主役でした。原田さんが演じる、善の元に、20年間駆け落ちしていしまって姿を見せなかった妻と親友が戻ってきたところから始まりました。善と大鹿歌舞伎を演じる村の仲間たちとののどかな日常が描かれているコメディ映画でした。のどかで、平和な村で生きる人々の悲しみや喜び、思いやりが描かれていました。亡き、原田芳雄さん、三國連太郎さんが出演されていました。最後の主題歌も忌野清志郎さんでした。この映画では三國さんと息子の佐藤浩市さんが共演されていたのですね。
今日から3連休です。今週は昼休みもろくに取れないほど忙しかったので、ゆっくり休みたいです。この3連休は久しぶりにいいお天気になりそうなので、洗濯をいっぱいしたいと思います。
テレビで阪神対巨人戦を観戦していましたが、昨日も負けて、これで6連敗になりました。スポーツ新聞の見出しは数日前から終戦という文字が各紙に書かれていました。ここ数年、いつも連敗が続くときがありますが、今年は連敗がほとんどなかったので、がんばってるなあと思っていたら、この時期に失速が来てしまった感じです。最後のひとふんばり、意地を見せてほしいですね。