TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

まぼろしの邪馬台国

2008年10月31日 | 映画鑑賞日記
まぼろしの邪馬台国を試写会で鑑賞した。
吉永小百合さん主演映画なので観客はほとんどが年配の方々だった。
長崎県の島原を背景に島原鉄道の社長であった宮崎康平とその妻和子のお話。
二人は邪馬台国探しの旅をすることになるのだった。
宮崎康平は我を通す傲慢さを持つ男性でもあり、
さだまさしの関白宣言の歌のモデルだそうだ。
また、盲目の郷土史家でもあり、島原の子守唄の作詞・作曲を手がけた人だそうだ。
その邪馬台国への情熱と島原への情熱は比べることができない位の
強いものであるのがよく伝わってきた映画だった。
島原の武家屋敷や雲仙の仁田峠などの島原半島の景色がふんだんに出てきて
島原に行ったときのことを思い出した。
康平役には竹中直人さん、その妻を吉永小百合さんが演じている。
普通お葬式のシーンでは笑えないのだが、
最後のほうの康平のお葬式のときのシーンがおもしろくてとても印象的だった。
お葬式のシーンであれほど笑いを誘う映画はあまりないのではと思った。
大石静さんの脚本のせいか、到るところにおもしろい場面が散りばめられていて、
上映時間が2時間弱と長かったにも係らず眠くならなかった。
見てよかったと思える映画だった。
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青空感傷ツアー

2008年10月30日 | 読書日記
青空感傷ツアー 柴崎友香 著 河出文庫
女性も羨む超美人でスタイルもいい音生と
彼女の友達とでもいうのか微妙な関係の私芽衣。
この一見不釣合いな二人がトルコ、四国、石垣島へと旅をする話。
音生と芽衣の対照的な人物像にスポットが当たっているが
よく考えるとこの二人は似ているところが多いのだ。
旅先のささいな風景をも見逃さない作者の文学的な表現がとてもよかった。
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高橋尚子選手引退

2008年10月29日 | ひとりごと
昨日、高橋尚子さんが引退会見を開いた。
金メダルを取ってすぐに現役引退する人もいる中で
がんばって来られた努力は並大抵ではなかったはず。
シドニーオリンピック金メダルを獲得してからは
プレッシャーとともに何をするにもすごい脚光を浴びる生活が続いただろう。
金メダリストになるとやっぱり大変なのだと思った。
お父さんのコメントが夕刊のトップ記事に載っていたが、
まだ尚子の人生は時間にたとえると午前11時だと語っておられた。
若いときに何か大きなことを達成すると
もう終わりみたいな感じを持ちそうになるのだが、そうなのだ。
まだ36歳なんてこれからなのだとお父さんらしいとてもいいコメントだと思った。
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食の不安

2008年10月28日 | ひとりごと
伊藤ハムや日新のカップヌードルや普段食べている食品に有害物質が入っていたり、
最近食の不安が一気に加速している。
中国製のもの以外の日本製にも問題がある食品がたくさん出てきた。
冷凍食品や加工食品など短時間ですぐ食べることができる食品が、要注意なのだ。
昔みたいに時間を惜しむことなく手作りするようにすればいいいということなのだろう。
便利なものはやはり落とし穴があるものなのだと思った。

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加湿器

2008年10月27日 | ひとりごと
今風邪が流行っている。
電車に乗るとあちこちでゴホゴホと咳をしている人を見かける。
自分も2週間前から風邪気味だ。
NHKのテレビで旅行用の簡易加湿器を紹介していた。
水を入れるだけの簡単なものだそうだ。
便利なものがあるものがあるのだなあと思った。
乾燥しているところにいるのはやっぱり風邪によくないのは確かだ。
普段いるところの加湿を心掛けていれば少しは風邪をひかないようになるのだろうか。
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自己肯定感ってなんやろう?

2008年10月26日 | 読書日記
自己肯定感ってなんやろう? 高垣忠一郎 著 かもがわ出版
山田喜代春氏の版画を挿絵に臨床心理学者である著者が
自己肯定感についてエッセイ風に京都弁で語っている本。
山田喜代春さんの本を昔知人にいただいてからところどころで目にしてきた。
独特の版画と趣のある字体で一言添えてあって、一言一言が重みをもつ言葉だ。
「ダメなあんたでもエエねんでぇ」と
本当の自己肯定感を持つことの意味をわかりやすく説いている。
文部科学省やそこらがいうてる「自己肯定感」とは
ものすごくちがうねんと書かれていた。なるほどと思えた本だった。
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秘密の島のニム

2008年10月25日 | 読書日記
秘密の島のニム ウェンディ・オルー あすなろ書房
ニムと父ジャックだけが暮らす二人だけの秘密の島。
火山あり、温泉あり、島の周りはさんご礁で囲まれている自然一杯の美しい島。
ある日、ニムたちのパソコンに質問メールが来た。
それはニムが大好きな小説の作者だった冒険小説家だった。
ニムはこの冒険小説家のアレックス・ローバーとメール交換することになった。
ピンチになったニムを助けるために会ったことがない
アレックス・ローバーがこの島にやってくる。
ジョディ・フォスター主演映画「幸せの1ページ」の原作本。
自然一杯の島を舞台にニムが元気一杯に駆け回り、
想像力をよりたくましくさせてくれる小説だった。
ニムの友達であるアシカのセルキーやウミイグアナのフレッドが
またユニークで心温まるファンタジー小説にしている。
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ひき逃げ事件

2008年10月24日 | ひとりごと
大阪でひき逃げ事件が2件たまたま重なって全国ニュースでやっていた。
1件目は女子中学生が父親所有の車を無断で乗りまわし、自転車に乗っていた
人をはねて引きずってそのまま逃げてつかまった事件。
どんな地域でもこんな車にたまたま出会って引かれることもあるかもしれない。
歩行者はこんな車に出会ったら防ぎようがない。こわい事件だった。
2件目は大阪駅近辺の横断報道がないところを
午前4時頃、横断していた歩行者をはねて約3キロ引きずってひき殺し逃げた事件。
2件目はまだつかまっていない。
大阪駅のあの場所は日中はあんな車がよく通るところを横断する人はまずいないだろうし、
午前4時でもあの場所を横断すること自体、大変危ない場所だが、
ひき逃げしなかったら過失致死だっただろうに。
一瞬の判断で罪が加算されていくこわい事件だった。
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セレブと貧乏太郎

2008年10月23日 | ひとりごと
「セレブと貧乏太郎」がおもしろい。
でも2回目よりは1回目のほうがおもしろかったかな。
上地雄輔と上戸彩の役柄がまたぴったりはまっていて、
筋として結構おもしろいのだ。
また、次の回も見たいという気にさせてくれるテレビドラマだ。
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岡田監督

2008年10月22日 | ひとりごと
10月20日、阪神タイガースが中日に負けて、2008年の阪神の戦いは終わった。
終盤は後1本が出ないのはいつものことだとどのチャンネルでも
解説者に言われていたように終盤の下降しすぎたことは予想できなかった。
今思えば、あの快進撃が幻のような年になった。
来年は後1本が出ないのはいつものことだと言われないようにがんばって欲しいなあ。
阪神タイガースが点を入れると選手以上にいつも喜んでいた岡田監督。
一番のファンであったと言っても過言ではない岡田監督が
最後に選手に胴上げされて号泣していた。
昨日の会見では充実した5年間だったとコメントしていた。
阪神の監督はやっぱりしんどかっただろうと想像する。
あのストレスは想像以上だろうと思う。お疲れ様でした。
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