102歳、一人暮らし。 石井哲代 中国新聞社 著 中国新聞社
図書館で予約して借りて読んだ本です。あっという間に一気に読み終えました。だいぶん前に新聞に掲載されていたので読んでみたかった本でした。この本は、広島県の尾道で暮らしておられる石井哲代さんの100歳から102歳(この本が出版された2023年1月当時の年齢)までの毎日の一人暮らしの日常と生き方が紹介されていた本です。100歳を超えてもお元気な姿がテレビなどで紹介されてから話題になっている哲代さんの常日頃心掛けておられる心の向き合い方や暮らし方を知ると読んでいるだけでも元気のおすそ分けをいただいけたほどその前向きな生き方には本当に頭が下がります。これからどんどん歳を重ねて行く上で役立つこともいろいろと教えていただいたように思います。
この本には哲代さんの写真がたくさん掲載されているのですが、どの写真も笑顔で優しそうで楽しそうな写真がたくさん掲載されていて、その瞬間瞬間を楽しんで毎日を送っておられるお姿が生き生きとされててまたとってもチャーミングだなあと思いました。子供がおられないということですが、姪ごさんやご近所の方々にサポートされお互い見守られながらも一人暮らしをエンジョイされているそのお姿は見習うことがたくさんあり勉強になりました。
よく笑い、よく食べ、よく動き、よくしゃべることを心掛けながら、ピアノを弾き、大きな声で歌い、畑仕事を続け、脳トレに励む哲代さんの座右の銘は「さびない鍬でありたい」。心と体がさびないように常に気を付けながら暮らしておられる「健康で長生きするための八つの習慣」や「生き方が上手になる五つの心得」はステキだなあと思いました。
「生き方が上手になる五つの心得」
1 物事は表裏一体、良いほうに考える 2 喜びの表現は大きく 3 人をよく見て知ろうとする 4 マイナス感情 笑いに変換 5 手本になる先輩を見つける
お元気でもっともっと長生きしていただきたいなあと思います。