昨日の通勤途中の電車の中でだいぶん前に銀行の傘立にお気に入りの傘を立てておいて、誰かに持って行かれてしまった傘と同じ色で銘柄も同じに見えた傘が席の端の手すりにかかっているのを見ました。端の席に座っておられた男性の方の傘だったようです。銀行の傘立から姿を消した同じ傘が売っていないかなと思ってずっと探しいたのですが、もう売っていなかった傘でした。男性の方が持たれていた傘もずいぶん前から持たれているような感じだったので、もう売っていないのでしょうね。
昨日の帰り際の電車の中で途中の駅から乗って来られて私の横の空いている席に座られた女性の方が持たれていた傘を落とされて思い切り私の脚に当たり、ちょっと痛かったです。傘の持ち方が危ないなあと思う大人の方をよく見かけますが、傘の持ち方は子供の頃からの習慣がずっと抜けないでそのままになってしまっている場合も多いのかなあと想像します。階段を上るときに傘を地面に垂直に持たないで平行に持ったままの方の後ろを昇っていると、丁度傘の先端が目の前に来るときがあったことが何度かありました。毎日の通勤途中でたくさんの小学生の登校風景を見かけますが、小学生が差している傘は前が見えるように1か所か2か所くらい前が透けて見える傘を差している子供たちがたくさんいます。子供用の傘は安全性に配慮している傘が多いようです。ただ、そんな傘を差していても、透けている部分を後ろ側に向けて差している子供たちが圧倒的に多いなあと気が付きました。傘の持ち方や傘を振り回してはいけないことなど、家庭や学校で教えておられる機会が少ないのなら、子供たちが自ら気づけるように教えることが必要なのかなあと思いました。
土曜日、図書館で予約しておいた本を借りてきました。この本は予約がある本なので、返却期日の延長ができないので、2週間以内に読まないといけません。土日の休日中は読む時間がありそうでも作れないので、通勤時と帰宅時の電車内で1冊を読破しようと計画しました。昨日の帰り際、快速電車の満員電車では読みにくいので、その前のちょっとすいている環状線の乗るために、駅前の長いスクランブル信号に引っかからないために走りましたよ。お蔭で満員の快速電車の前の1本早い環状線に乗れて、数十ページ本を読めました。それにしても、駅前のスクランブル信号は長い間待たないといけないので超嫌いです。スクランブル信号を待っていて、何回、乗りたい環状線に乗り遅れたか数知れません。今日の帰りも本を読むためにはスクランブル信号に引っかからないようにしたいですね。
昨日は、梅雨の中休みで、晴れのお天気で、敷布やタオルケットなど思い切り洗濯できました。午後からは、テレビで掃除をしながら阪神タイガースの試合をテレビ観戦しました。広島に3連敗し、借金が増加し、セリーグ5位の位置も危うくなってきました。後1点多く取れない場面が多くて、毎回同じ展開になってしまっているようです。今年の広島はぶっちぎりで本当に強いですね。
昨日のニュースのトップニュースは英国の国民投票でEU離脱を支持する票が過半数になり、EU離脱が決定したというニュースでした。その結果を受けて、キャメロン首相が辞意を発表しました。英国の経済が一時的に混乱するとか、英国が孤立しないかとか、日本に対する影響などもニュースで取り上げられていました。
先日、職場で通勤時に自転車に乗っているので、調査がありました。大阪府自転車条例が4月に制定されて、自転車保険に加入義務化が7月1日より施行されるから調査されているようです。自転車の通勤手当は認定される距離が100メートル足りないため、今回の職場ではいただいてませんが、自転車保険はちゃんと加入しとけということだと思います。そこで、入ってないので、どこの自転車保険に入ろうかと検討しています。
海の見える理髪店 荻原浩 著 集英社
図書館で借りた本。読もうと思った寸前にこの本が今度の直木賞の候補作になっていることを知りました。直木賞候補の作品を直木賞が発表される前に読むのは初めてでしたし、荻原さんの作品を読むのも今回が初めてでした。この本は、大切な家族を失った人たちの悲しさや寂しさが伝わってくる短編の家族小説集でした。独立した短編で全部で6編ありますが、この中で一番印象に残ったのは表題にもなっている海の見える理髪店でした。海が見える静かな街の一角にある理髪店のたたずまいや理髪店の内部の描写がとても文学的でした。理髪店での独特の匂いやハサミで髪を切る音や海と空の青い色が自然に想像できて、やっぱり直木賞候補になる作品は文学的な要素がいっぱい詰め込まれているんだなと思いました。それぞれの短編には最後にオチがあって、家族との思い出や繋がりを思い出しながら生きようとしている人々の姿が切なくもあり、ほろ苦くもありますが、その姿はたくましくもあり、読んでいて力をもらえたような気分になりました。
図書館で借りた本。読もうと思った寸前にこの本が今度の直木賞の候補作になっていることを知りました。直木賞候補の作品を直木賞が発表される前に読むのは初めてでしたし、荻原さんの作品を読むのも今回が初めてでした。この本は、大切な家族を失った人たちの悲しさや寂しさが伝わってくる短編の家族小説集でした。独立した短編で全部で6編ありますが、この中で一番印象に残ったのは表題にもなっている海の見える理髪店でした。海が見える静かな街の一角にある理髪店のたたずまいや理髪店の内部の描写がとても文学的でした。理髪店での独特の匂いやハサミで髪を切る音や海と空の青い色が自然に想像できて、やっぱり直木賞候補になる作品は文学的な要素がいっぱい詰め込まれているんだなと思いました。それぞれの短編には最後にオチがあって、家族との思い出や繋がりを思い出しながら生きようとしている人々の姿が切なくもあり、ほろ苦くもありますが、その姿はたくましくもあり、読んでいて力をもらえたような気分になりました。