先月、郡山市の不動産鑑定士 田崎建一先生が亡くなられました。
近親者の方のみで葬儀等が執り行われたとのことでしたので、コメントを控えておりましたが、昨日「お別れの会」が催されましたので、一言記したいと思います。
先生は、県内の鑑定業界の中で、草分けのお一人です。そして、全国の場で論陣を張れる数少ない鑑定士のお一人でした。
平成4年以降、福島県内でバブルがはじけたとき、先生は「郡山駅前の地価は10分の1になる」とおっしゃいました。まだ、駅前の地価が坪当たり1500万円以上したときのことです。
私もある程度は下がると思いましたが、下がった経験がない時代でしたので、10分の1は極端すぎると思ったものでした。
そして、現在、郡山駅前の地価は、ピーク時の10分の1以下になりました。
先生の不動産に対する見方の的確さは、不動産市場に限らずに、株式市場・金融市場など貪欲に情報を取られていたことのたまものだったようです。
そしてまた、その幅広さは趣味の世界にも広がり、独特の語り口”田崎節”とともに、希有な「個性」を確立されていました。
大先輩のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
近親者の方のみで葬儀等が執り行われたとのことでしたので、コメントを控えておりましたが、昨日「お別れの会」が催されましたので、一言記したいと思います。
先生は、県内の鑑定業界の中で、草分けのお一人です。そして、全国の場で論陣を張れる数少ない鑑定士のお一人でした。
平成4年以降、福島県内でバブルがはじけたとき、先生は「郡山駅前の地価は10分の1になる」とおっしゃいました。まだ、駅前の地価が坪当たり1500万円以上したときのことです。
私もある程度は下がると思いましたが、下がった経験がない時代でしたので、10分の1は極端すぎると思ったものでした。
そして、現在、郡山駅前の地価は、ピーク時の10分の1以下になりました。
先生の不動産に対する見方の的確さは、不動産市場に限らずに、株式市場・金融市場など貪欲に情報を取られていたことのたまものだったようです。
そしてまた、その幅広さは趣味の世界にも広がり、独特の語り口”田崎節”とともに、希有な「個性」を確立されていました。
大先輩のご冥福を心よりお祈り申し上げます。