
本当は映画のネタは書きたくないですけど
書かないことにはどう話していいか分からないので
今回は核心にふれています。
観ていない方はご注意ください。
ラスト20分前までは大して衝撃的ではなかったんです。
歯を抜くシーンとか気味悪い所はありましたけど
そこは目をつぶったりしてやり過ごしてました。
それがオ・デスとミドが親子だったというのが明かされて
一気に動転しました。
今までも近親相姦ものは「高校教師」とか色々あったんですけど
露骨なSEX描写のある作品ってみたことなくて
しかもそれが結構生々しく撮られていて
すごく痛く感じました。
それとオ・デスが許しを乞うて自分の舌を切るシーンは
未だに頭をよぎることがある位、衝撃的でした。
映画に年齢制限なんか必要ないと思っていましたが
この作品に関しては18歳以上でもいいのかなとも思いました。
暴力描写とかSEXシーンとかではなくて
この近親相姦だったというストーリーは
高校生くらいじゃつらいんじゃないかなって思います。
ミド役のカン・ヘジョンはよくこの役を演じたな~。
この映画のサイトをみるとオーディションで選ばれたらしいですけど
すごい存在感がありました。
日本であの役を演じられる人(演技力うんぬんではなく)はいないだろうな。
オ・デスを演じたチェ・ミンシクって
「親切なクムジャさん」にも出ていたんですね、気づきませんでした。
両作とも復讐されっぱなしで可哀想なかんじです。
よくこの役を演じて気が狂わなかったなぁって感心します。
そのクムジャさんを演じたイ・ヨンエもJSAに出てた人だったんですね。
こちらも全く気づきませんでした。
「チャングムの誓い」って人気のあったドラマに出た後に
この作品に出るのも勇気がいったろうなと思いました。
やはり韓国映画は邦画の遥か上を行っているなぁと感じます。