昨日は舞台「ジャンヌ・ダルク」を観に行きました。
色々書くと言い訳がましくなるので
はっきり書くと堀北真希目当てです。
会場の赤坂ACTシアターは赤坂ブリッツの隣で
よく目にしていましたが
入るのははじめてでした。
席は「特設ステージサイド席」という既設の席ではなく
突貫作業でこしらえたような
おばあちゃんの座椅子のようなクッションが敷いてあって
座り心地はもちろん良くはありませんでしたが
それを補って余りあるステージとの近さで
しかもど真ん中でした。
前から2列目で1列目とのスペースがほとんどなくて
背が高い人が前に座ったら見にくいなぁと危惧していましたが
幸いなことに終演まで空席で
実質1列目と変わりありません。
圧倒的に男性の方が多いと思っていたら
さにあらず、7:3で女性の方が多かったです、
共演の伊藤英明ファンなのでしょうか。
いくらファンでも舞台ということと
1万円以上するチケットの壁は想像以上に高いのでしょうか。
こんなこと言うのも何ですが
内容にはあまり期待していませんでした。
史実って好きじゃないし
しかも外国の作品は名前が覚えづらくて
今もジャンヌ・ダルクとシャルル7世位しか憶えていません。
なんで堀北真希を近くで見れればいいか位の
テンションでした。
それが想像以上に面白かったです。
ステージの奥行きがものすごく広くて
そこを戦闘シーンで100人位のキャストが
縦横無尽で走り回り
普段は立ち回りとかあまり興味がありませんが
今回は至近距離ということもあり
舞台に叩き付けられる生音とか迫力があって
それだけでも楽しめました。
浅野温子や西岡徳馬、田山さんなど周りのキャストもよくて
安心して見れました。
「ジャンヌ・ダルク」のお話は
ミラ・ジョボヴィッチの映画を見ていたので
朧気には憶えていましたが
生い立ちなどははじめて知りました。
ジャンヌ・ダルクという人は冷静に見ると結構つっこみがいのある人で
フランス国土をイギリス軍から奪回するよう神の啓示を受けたんですが
その為にイギリス軍を殺害していいと
神が言うのもおかしな話だし
基本、旗を振っているだけで敵にやられないというのも
見ていて笑いそうになりました。
あと魔女じゃないことを証明する為に
「処女検査」というのを受けるはめになるのですが
そんなの見て分かるもんなのかと不思議でした。
でもこの揺ぎ無い思い込みのすごさっていうのは
現代社会でもあることなんだと思います。
自分はもう一生、神の存在を認めることは絶対にないんですけど
その存在をまごうことなく信じられたら、それはとても幸せなことだと思います。
結局、真実より自分がいかにそれを真実に思えるかが大事で
劇中で「ジャンヌが勝てるというと勝てる気がする」というセリフが
ありましたが、人のモチベーションとか勢いって
そういうものだと思います。
そのジャンヌ・ダルクを演じた堀北真希ですが
その一途に思い込むところに共通点があると思います。
彼女を見ていると、例えばこの仕事で
モテたいだとかお金持ちになりたいとか
そういう野心的なことを全く感じません。
演技が上手いとか美人とかではなく
一番の長所はその生真面目さにあると思います。
それが心を打つのではないでしょうか。
昨日見ていて1ファンというよりも
家族の一員、例えば妹や娘が演じているのを鑑賞しているような
カーテンコールが終わったときには
本当によく演じたね、っていつもとは違う感覚がありました。
もし自分に娘がいてあんな舞台を見ることができたら
死んでも後悔しないだろうなぁと思いました。
ステージまですごく近かったので
目線がときたま合うことがあって
他の人がライブとかでそういうことを書いていると
勘違いしちゃってるなぁって笑っちゃうんだけど
こと自分のこととなると絶対に自分の方を見ていると
勘違いしてしまうのは人間の愚かさでしょう。
とりあえず今一番女優さんNO.1に躍り出ました。
もし次回2万円する舞台でも行っちゃうんだろうなぁ、
あわよくばもう一回行きたい位です。
来年は蒼井優と長澤まさみの舞台も決まっているので
そちらも楽しみです。
色々書くと言い訳がましくなるので
はっきり書くと堀北真希目当てです。
会場の赤坂ACTシアターは赤坂ブリッツの隣で
よく目にしていましたが
入るのははじめてでした。
席は「特設ステージサイド席」という既設の席ではなく
突貫作業でこしらえたような
おばあちゃんの座椅子のようなクッションが敷いてあって
座り心地はもちろん良くはありませんでしたが
それを補って余りあるステージとの近さで
しかもど真ん中でした。
前から2列目で1列目とのスペースがほとんどなくて
背が高い人が前に座ったら見にくいなぁと危惧していましたが
幸いなことに終演まで空席で
実質1列目と変わりありません。
圧倒的に男性の方が多いと思っていたら
さにあらず、7:3で女性の方が多かったです、
共演の伊藤英明ファンなのでしょうか。
いくらファンでも舞台ということと
1万円以上するチケットの壁は想像以上に高いのでしょうか。
こんなこと言うのも何ですが
内容にはあまり期待していませんでした。
史実って好きじゃないし
しかも外国の作品は名前が覚えづらくて
今もジャンヌ・ダルクとシャルル7世位しか憶えていません。
なんで堀北真希を近くで見れればいいか位の
テンションでした。
それが想像以上に面白かったです。
ステージの奥行きがものすごく広くて
そこを戦闘シーンで100人位のキャストが
縦横無尽で走り回り
普段は立ち回りとかあまり興味がありませんが
今回は至近距離ということもあり
舞台に叩き付けられる生音とか迫力があって
それだけでも楽しめました。
浅野温子や西岡徳馬、田山さんなど周りのキャストもよくて
安心して見れました。
「ジャンヌ・ダルク」のお話は
ミラ・ジョボヴィッチの映画を見ていたので
朧気には憶えていましたが
生い立ちなどははじめて知りました。
ジャンヌ・ダルクという人は冷静に見ると結構つっこみがいのある人で
フランス国土をイギリス軍から奪回するよう神の啓示を受けたんですが
その為にイギリス軍を殺害していいと
神が言うのもおかしな話だし
基本、旗を振っているだけで敵にやられないというのも
見ていて笑いそうになりました。
あと魔女じゃないことを証明する為に
「処女検査」というのを受けるはめになるのですが
そんなの見て分かるもんなのかと不思議でした。
でもこの揺ぎ無い思い込みのすごさっていうのは
現代社会でもあることなんだと思います。
自分はもう一生、神の存在を認めることは絶対にないんですけど
その存在をまごうことなく信じられたら、それはとても幸せなことだと思います。
結局、真実より自分がいかにそれを真実に思えるかが大事で
劇中で「ジャンヌが勝てるというと勝てる気がする」というセリフが
ありましたが、人のモチベーションとか勢いって
そういうものだと思います。
そのジャンヌ・ダルクを演じた堀北真希ですが
その一途に思い込むところに共通点があると思います。
彼女を見ていると、例えばこの仕事で
モテたいだとかお金持ちになりたいとか
そういう野心的なことを全く感じません。
演技が上手いとか美人とかではなく
一番の長所はその生真面目さにあると思います。
それが心を打つのではないでしょうか。
昨日見ていて1ファンというよりも
家族の一員、例えば妹や娘が演じているのを鑑賞しているような
カーテンコールが終わったときには
本当によく演じたね、っていつもとは違う感覚がありました。
もし自分に娘がいてあんな舞台を見ることができたら
死んでも後悔しないだろうなぁと思いました。
ステージまですごく近かったので
目線がときたま合うことがあって
他の人がライブとかでそういうことを書いていると
勘違いしちゃってるなぁって笑っちゃうんだけど
こと自分のこととなると絶対に自分の方を見ていると
勘違いしてしまうのは人間の愚かさでしょう。
とりあえず今一番女優さんNO.1に躍り出ました。
もし次回2万円する舞台でも行っちゃうんだろうなぁ、
あわよくばもう一回行きたい位です。
来年は蒼井優と長澤まさみの舞台も決まっているので
そちらも楽しみです。