これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
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読んでみてください!!

私の2010年ベスト1

2010年12月29日 20時29分48秒 | 思うこと
今日が仕事納めで、明日から1月3日までお休みです。
この会社に入って5日間連続で休むのは初めてで
その前日の夜である今は最高の時間帯ともいえます。
そんな気持ちに余裕のある今、
今年あったあれこれのベスト1を考えてみました。

★最優秀作品賞★

「Final call」一青窈

この曲については幾度も賞賛の文章を書いていますが
今でもその輝きは変わらないままです。
アルバムの曲は1曲目から順番にきちんと聴くほうなので
この曲が出るまでのじれったさを味わっています。
今年のライブではほとんど欠かさず歌っていたので
一青さん自身も歌っていて相当気持ちいいのではないかと
勝手に思っています。
おそらく日本人の1%程度の人しか知らないのが残念です。

★ベストアルバム賞★

「BABY」aiko

正直、アルバムはこれだ、って断言できるほど
好きになれたものはありませんでした。
aikoならもっとグッとくるものを作れると思うし
少々物足りないけど「Yellow」「トンネル」の
アルバム曲がいいので選びました。

★ベストライブ賞★

「一青窈 花蓮街ツアー@ハーモニーホール座間 5月22日」

今年も素晴らしいライブは何本もありましたが
その中でももう一度観れるとすれば
このライブを、その時の記憶を消した上で、
観たいと思ったのでベスト1に選びました。
ツアー初日だったので前知識がない状態というのも
もちろん大きいのですが、
3本観た中でも一番役になりきっていて
素を消している所が個人的には好きでした。
ホールツアーのわりに舞台セットも大掛かりで
演出も素晴らしく、今尚、映像化の話が出ないのは残念な限りです。

★最優秀アカデミー賞★ 

「情婦」ビリー・ワイルダー 1957年

TSUTAYAのおススメコーナーに置いてあって
100円レンタルだったので、つまんなくてもいいかと
期待しないで借りた作品でしたが、これが予想外の大当たり。
基本的に昔の作品は好きじゃないのですが
今まで観た白黒映画の中で間違いなくNO.1の面白さです。
知っている俳優も出ていないし、派手さは一切ありませんが
脚本がすごく良くて、
観終わった後に幸せな気分になりました。
題名が「情婦」ですがHな作品では決してありません。

★ベスト演劇大賞★

「婦人口論」劇団、江本純子 7月24日

今年は10本ほどの舞台を観に行きましたが
脚本が一番好きだったのがこの公演でした。
全くの暗闇を盲目の人が案内するという
シュールさからして大好物で、
最近気づきましたが
女性同士の本性むき出しのやり取りが大好きなんだなぁと。
話も高尚すぎず、でも奥が深い感じがして
いい作品でした。

★最優秀主演女優賞★

「町田マリー」

12月の舞台を観に行くまでは完全に今年のNO.1女優は志田未来でした。
「秘密」の演技がとても素晴らしく
十中八九決まりかけていましたが
町田さんとの出会いは衝撃的なものでした。
名前だけはかろうじて知っていたものの
どんな顔をしているかさえ知らなかったのに
登場してきて、ものの3分で見事にハマってしまいました。
来年は町田さんが出演する舞台・イベントには
できるだけ参加したいと思います。

★ベストセラー★

「該当なし」

小説・文芸書と相当の数の本を読んできたはずで
面白いものもあったはずでしたが
これがほとんど憶えていないという左から右へ状態で
憶えていないのだから、そんな心打つ作品もなかったのだろうと
半ば開き直っています。

この時期に選ぶので、どうしても最近見たものの印象が強くて
偏ってしまいましたが、半年後に見返したとしても
そう考え違いしないような作品群になったような気がします。
2011年も素晴らしい作品にたくさん出会えればうれしいです。

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