これが私の生きる道

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紅白を振り返る

2011年01月03日 21時15分24秒 | 音楽
去年は不景気の影響か安定を望む世相のせいか
例年ほどは「紅白は必要かどうか」という話は不思議なほど
盛り上がらなかったのですが、
何だかんだいって特別な雰囲気にあふれているし
自分が音楽関係の仕事をしていたら
絶対出演してみたい番組です。

トップバッターの浜崎あゆみが客席から登場する演出は意表をつかれて、
普段飛ばすところが、思わず全部見てしまいました。
生放送で頭の狂った客が抱きついてこないか
それがとても心配で
結構勇気のある演出だと思いました。
翌日結婚を発表したことで
この「Virgin Road」という曲の意味が俄然増すわけですが
なぜ外人?って素朴な疑問です。
心配された歌唱力は問題ありませんでした。

AKB48は様々な余興に駆り出されて
八面六臂の活躍で、全盛期のハロプロそ彷彿とさせました。
なぜか白組の細川ひろしのバックダンサーもさせられて
あと5年間位は頑張ってもらいたいです。
水樹奈々の曲は意外に良かったです。
前半戦はこんなものでしょうか。

後半戦は郷ひろみからスタート。
次がaiko「向かい合わせ」でライブと一緒で
サビで花びらが舞う演出でした。
もう9回目なんですけど
毎年どうもあまり印象に残らないのが残念です。
小林幸子の鶴に乗って歌う様は
やはりこれがないとダメだなぁと思わせる力がありました。
あのセットって紅白出場が決まる前から製作しているだろうから
NHK側も選ばないわけにはいかないから
半ば脅迫的ではありますよね。

横浜からの福山雅治の中継で
断髪する演出を考えたのは誰なんでしょう、
あの髪をあそこに集まったお客さんにプレゼントしたら
狂喜乱舞するだろうなぁと
ちょっと変態的なことも考えてしまいました。

「トイレの神様」をきちんと聞いたのはこれがはじめてで
何か単調でつまんないなぁと早送りしそうになったけど
最後まで聞くと確かに泣ける要素があるんですよね、
亡くなったおばあちゃんを出してくるのは
反則な気もするけど、こういう物語を感じる曲っていうのは
感情移入しやすくていいですね。
問題はこれからの活動で、
この曲のイメージで過激な歌詞は書けないから
芸風が固まっちゃうかなぁ。
「休みの日に彼氏と遊んだ」とか
これからは事務所からカットされそう。

ゲゲゲつながりで「ありがとう」で
司会の松下奈緒がピアノを弾くのは折込済みだったけど、
まさかソロの演奏で切り上げちゃうとは
思いませんでした。
深田恭子もピアノだったら私だって弾けるのに~、
っていうか私の方が先だったじゃん、キィ~」
って歯がゆい思いをしていたかは不明ですが
あれだけ演奏できるっていうのは大きな武器ですね、
さり気なく作曲できるって話していたし。

それにしても、いきものがかりは去年の「YELL」といい
NHKへの貢献度大ですね、
この先5年は間違いなく出場決定だね。
去年、同じ朝ドラ「ウェルかめ」主題歌「あの子の夢」を歌ったけど
ドラマがこけちゃったからあんな優遇された演出なかったもんな、
運も持っているよな。

今回唯一のサプライズ、桑田さんは思ったよりやせたりしてなくて
安心しました。
歌の前のやり取りでも「ギンギンにさせてきました」とか
下ネタを織り込んでいて元気そうでした。
声自体は正直、辛そうな部分も見られて
ライブは本数か曲数を相当減らしてくるかなぁって感じはします。
35周年のサザンもきついかなぁ~。

石川さゆりはまた「天城越え」を歌わせれていて
もう1年おきに「津軽海峡・冬景色」と交互での歌唱で
本人的にもどうなんでしょうか。
トリはドリカムとSMAPで
どちらの曲も今年を代表する曲とは言い難く
自分の中ではそんなに盛り上がれませんでした。

そして結果は白組の勝利。
というか今の採点システムだと一生紅組は勝てないのではないかと
思わざる負えません。
AKBの人気があるといっても所詮一部のコアなファンに支えられている部分が強く
ジャニーズ勢の女性ファンには
全く歯が立たないと。
どうみても今年は紅組の方が興味深かったのに
ただの人気投票になってしまっています。
もう一つ驚いたのが、審査員に「もしドラ」の作者がいて
「岩崎夏海」っていうから女性かと思ったら
男性、しかも結構歳いっていることでした、
小説家は顔出したらダメだって。

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