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どんでん返し

2011年01月10日 20時44分20秒 | 映画
年末年始に観た映画

・ライアー・ゲーム

言わずと知れた連ドラからの劇場版です。
このようにテレビ局主体で
ドラマから派生する映画化には
どちらかというと批判的で
この作品も期待していませんでしたが
予想外に面白かったです。

ドラマ終了時からの流れをそのまま汲んだ内容で
出演していた面子も半分はそのまま。
何より展開そのものがドラマと全く変わらないので違和感がなく
しかしそのせいでこれを劇場にまで行ってみることはないだろうし
テレビで見るのに適した作品でしょう。

例によって細かい心理戦は難解すぎてよく理解できないので
流して聞いていましたが
これもDVDや録画したものならば
何度も繰り返し確認することができるので
その点でも映画館では不利です。

こういう物語は終わりよければすべてよしで
かなりそれで評価が変わりますけど
珍しく納得のできる、しかも面白いラストになっているように感じました。
最後は出演者みんながいい人になってしまった点は
賛否両論あるかと思いますが
人の悪面ばかり見せていたドラマなので
こうせざるを得ないかなぁという気はします。
何度かどんでん返しがあるのですが
黒幕の真犯人がキャスティングからして
この人だろうと分かってしまうのはマイナスです。

フジテレビ製作なのに、地上波に先駆けて
WOWOWが放送するのって何か変な気がしますが
余計なCMがなくて快適です。

・アフタースクール

多分、TSUTAYAかなんかのフリーペーパーで
面白い作品として紹介されていたのが頭の片隅にあって
番組欄をみたらこの映画が放送されるのを見つけて
録画しておき、昨日見ました。
結論から言うととても面白い作品でした。

いわゆるどんでん返し系の作品で、
中盤はヤクザとか企業の癒着とか絡んできて
ちょっと重くなりそうで嫌だなぁと思ったら
後半は見事な種明かしで
すっきりした気分になりました。

監督自身が脚本も書いたそうですが
相当な才能を感じます。
まだこの作品を含めて3作しか作っていないみたいですが
もっと作ってもらいたいです。

ライアーゲームではキャスティングで黒幕が分かってしまうと
書きましたが、こちらはそれを逆手にとって
このキャスティングならこういう流れだろうという先入観を
上手く使って撹乱します。
この人がこの役じゃちょっとおかしいだろうという所は
最後に納得できるように小細工してあるし
中々ここまで気を配れるのは稀少です。

「キサラギ」など最後に腑に落ちる映画は満足感が高いし大好きですが、
映画館にまで行って観るモチベーションは
あまりないですね、
それこそ3Dにするしかないような気もしますが。
今回は深夜での放送でしたが、
CMが15分毎に入るので、それがかなり厄介でした。
まだ録画したもので早送りできるからマシでしたが
生でこれを見ていたらイライラして
とてもじゃないけど内容に集中できなかったでしょう。

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