これが私の生きる道

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冬の連ドラ

2011年01月18日 18時56分36秒 | 芸能・テレビ
今クールのドラマも開始され
「大切なことはすべて君が教えてくれた」「CONTROL」「美しい隣人」
「URAKARA」「LADY」の初回を見ました。
「CONTROL」はゲゲゲで株を上げた松下奈緒主演で
女刑事と大学教授という組み合わせは
「ガリレオ」とそっくりです。

科学か心理かという違いはありますが
女刑事が熱血感あふれるのに対して
教授がクールというのまでほとんど同じです。
意外性はありませんが、視聴率を手堅く取るには
適した素材だと思います。
1話完結で、ラストでオチが決まるし
何といっても今一番視聴率をもっている女優、
松下奈緒を最大限に生かせるよう
ヒールなイメージが全くつかない
しかも好感度がつきやすい
そういった意味で100点の采配だと思います。

「美しい隣人」は秘かに一番期待しているドラマで
壇れいがいかに追い詰められていくかが見所です。
危険な女役に仲間由紀恵をもってきたのも
いいキャスティングです。
「トリック」以来コメディ役の方がハマっていた所がありましたが
こういう悪女は美形の人の方が視覚的に適してます。
でも最後の最後にいい人になってしまいそうな部分が
不安ではあります。

「URAKARA」は今をときめくKARAが主演で
KARAのメンバーが女性として魅力的になる為に
「惚れさせ屋」になって
毎回男性ゲストを惚れさせるという
いわゆるアイドル用のゆるいドラマです。
KARAは去年あるお芝居の余興で
「ミスター」を踊るのをみて気になり始め
最近よく頭の中でリフレインしています。
バレーバールのキム・ヨンギョンといい
遅れた韓流ブームが来ているようです。

「LADY」はアメリカドラマなどでは流行の
プロファイリングもので、
個人的にはこういうのは好きですが
見る人を選ぶかなぁとは思います。
主演の北川景子はハマり役で
こういうSっ気が強い役は今一番合うのではないでしょうか。
でも「相棒」「臨場」のように骨太の作品にしたいのか
「CONTROL」のようにポップにいきたいのか
微妙でTBSの現状を表しているような作風になっています。

そして最後に「大切なことはすべて君が教えてくれた」ですが
月9のドラマを見るのは「ガリレオ」以来実に3年ぶりで
どんなもんかと期待半分、不安半分で見ましたが
結果もその通りで相反半ばといったところです。
元々学園ものってあまり好きじゃなくて
学校内の妙に浮かれた感じを見ていると
こちらが恥ずかしくなってきます。
昨日も平岡という関西弁を話すおちゃらけた
いかにもな生徒のシーンに出くわすたび
苦笑していました。

このドラマの肝は「高校教師が教え子と寝た」という一点のみと
いっても過言ではないでしょう。
生徒や親、同僚からも信頼されている三浦春馬演じる修二が
愚行を隠そうとしていかに追い詰められて
馬脚をあらわしていくか、が面白いんだけど
逆に言うとそこしか見所はありません。
だから武井咲演じるひかりがいい人になってしまうと
その瞬間からつまらないドラマになります。

キャストでいうと武井咲は今一番の注目株で
おそらく来年、早ければ今年中に
主演ドラマ(はじめは深夜枠か)が放送されると思います。
陰がある役の方が良さがでるタイプです。
戸田恵理香は今の展開だと
あまり活きてこないような気がするけど
主演にしたということは
終盤で復讐に走ったりとんでもないことをしでかしそうな気配はします。
彼女はそこまで美形じゃないのが幸いして
先生役でもそこまで違和感がないというか
いても不思議じゃないレベルに落ち着いています。

生徒の親から頼まれて
ホームルームで「高校生の性行為について」話し合うシーンがあったのですが
今の学校ってこんなにオープンになったものなのでしょうか。
卒業してかなり時間が経ってしまい
ドラマだけの話なのか現実もそうなのか判断できません。
いくら人気のある先生だからって
「してもいい」っていうのはまずいと思うんですけどね。
本音と建前を使い分けるのは好きじゃないけど
未成年にタバコを吸ってもいいというのと
変わらない気がするんだよな、公の場の発言としては。

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