これが私の生きる道

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一人二役

2012年06月02日 17時45分41秒 | 芸能・テレビ
毎度毎度の「梅ちゃん先生」ですが
職場でも結構見られています。
このドラマの魅力を考えてみましたが
女性受けよりも男性受けを優先させている所が
他のドラマと違うのかなぁと思います。

今クールもそうですが
主演にジャニーズを立てていることもあって
内容的にも女性が喜ぶようなものが多く
それはそれで仕方がないのですが
「梅ちゃん先生」については戦後間もなくという時代設定もあり
男尊女卑的な要素が随所に見られます。
そもそも梅子は
従順、純真無垢で頑張り屋さんで
世の中の大半のお父さんがこんな娘が欲しい、と
抱かせる人物像になっています。
松子に関しても、優秀、しっかり者、チャラついていない
というもう一つの理想の娘像を現しています。

こういう設定はありそうでいてないもので
現代ではこんな人間はなかなかいないので
現実味が薄れてしまうせいかもしれません。
視聴率も20%を割ることなく好調みたいで
このまま9月のフィナーレまで頑張ってもらいたいものです。

もう一つ、面白いのは「Wの悲劇」で
回を重ねる毎に武井咲が役に馴染んできています。
和辻 摩子というお嬢様役と
倉沢 さつきという不良役を1人2役でこなしていますが
清純派アイドルという顔と
元ヤンキーだった顔が
上手いことシンクロして違和感なく見れます。

序盤は2役がそれほど上手くいっているようには感じませんでしたが
中盤に突入し撮影の疲れのせいか
演技する余裕がないのか
肩の力が抜けて
素に近いような表情が現れ始め
特にさつきの方の演技が良くなってきました。

前から思っていましたが、
本性が演じる人物に近い部分が多い方が
絶対に自然に見えます。
堀北真希が昭和の設定が似合うのも
外見的なものに加えて、そういうメンタリティーの持ち主だからこそです。
彼女が主演している「愛と誠」も面白そうだし
たまには映画館に邦画を観に行こうかと
ちょっと思っています。

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