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PRINCESS PRINCESS TOUR2012~再会~The Last Princess

2012年12月24日 20時57分11秒 | 音楽
年末ライブ 第2弾 プリンセスプリンセスの最終ライブに行ってきました。
3月の復活から早や9か月、
とうとうこの日がやってきてしまいました。
復活事体はもちろん大歓迎でしたが
客観的にドーム公演というのはとても心配でした。
ドーム公演を行えるアーティストは数が知れていて
1dayでも中々厳しいのに2days、
2階席に黒いシートで空席隠しするんじゃないかって
思っていました。

しかしふたを開けてみればほぼ完売状態で
空席も全然目立たない状態で
潜在的な需要は確かにあったようです。
これが演奏技術の伴わない
センチメンタルな気分だけのものだったらがっかりですけど
ライブを重ねる毎に目に見えるほど向上していくのが分かり
それに併せて見た目も馴染んでくるのが不思議でした。

まず自分的に不満だったところから。
連休最終日で地方から来ている方も考慮して
15:00という早めのスタートとなったのでしょうが
この時間だと外も明るく、ドームの性質上、
場内も完全には暗くならずに、これは雰囲気的にかなりマイナスです。
また今日に限って天気も良かったりするから
困ったものです。

1曲目は「SEVEN YEARS AFTER」で
前述した通りの場内の明るさと
いきなり初っ端で一番好きな曲が演奏されてしまって
正直ちょっと残念な気分でした。
自分はアリーナだったからスタンドよりはマシだったでしょうが
お客さんはもっと盛り上がっていいんじゃないかって感じましたね。
大きすぎる会場だから武道館のようにはいかないのは仕方ないんですが
欲をいえばもっと熱気を感じたかったです。

これは不満ではありませんが、世代的に子連れの人が結構いて
自分の隣もお母さんと幼稚園位の娘さんの親子連れでした。
開演前から自分や後ろの人に「子供が迷惑掛けたらすみません」って謝られていて
初めからこういう気遣いできる人からは
迷惑掛けそうな子供にはならないだろうと思っていたら
その通りで演奏中も全く気になりませんでした。
子供が騒いでしまうこと自体はしょうがないことで
でもそれを躾けられるか甘やかすか
結局親の行いが全てです。

不満コーナーはこれ位にして
もうオープニングで花道の先端にドームが出来て
そこにメンバー5人が中心に向かって手を合わせて円陣を組んでいて
それを見ているだけで早くも泣きそうになりました。
5人が出会ってバンドを組んだこと、
解散から16年後にこうしてまた再会して東京ドームでライブができること、
それは奇跡的なことで、
それを生で共有することができたその幸運を感じました。

ステージの上に横長のスクリーンがあって
そこにメンバー全員の顔が5分割で映されることが何回かあって
それが出る度、すごいいいなぁって思いました。
他のアーティストのライブでもこういう演出はありますけど
グループの一体感を感じられて、とても好きです。

セットリストは数曲程度の入れ替えのみで
基本的には武道館と一緒でした。
その中で「友達のまま」を聴けたのは嬉しかったです。
できれば「恋に落ちたら」も聴きたかったけど
「LOVERS」の曲が増えすぎてしまうから
仕方ないのかもしれません。
もう一つ聴きたかった「だからハニー」は
奥居さんと中山さんのギターが上手く弾けないという理由で
止めになったそうです。

ドームはステージが長いので
端っこまで走る距離も長くてそれが大変そうでした。
酸素缶、用意しておいた方が良かったですね。
あとなぜか「パイロットになりたくて」のときに
2度目の涙腺の緩みが起きました。
本編とアンコールラストの「19 GROWING UP」と「Diamonds」が
逆になっていました。
どちらもラストにするにはこの曲しかないのですが
イントロが流れてきたときに
あぁこれで終わってしまうのか、という一抹の寂しさが押し寄せてきました。

あそこにいたほとんどのお客さんもそう感じたことでしょうが
一番この最後を惜しんでいるのは
メンバー5人に違いありません。
そう思えるほどステージング力が素晴らしかったです。
最近は人間が愚かな存在にしか思えないことばかりですが
ライブのときだけは人の素晴らしさを実感できます。
この5人で演奏する曲をこの先、生で聴くことはほぼ0に近く
もっと続けてもらいたい気持ちはもちろんありますが
どんなことにも必ず終わりはくるもので
それは受け入れなければなりません。

解散当時とは比べものにならないような
高画質な画像で録画したものを見られるし
プリプリが恋しくなったときにはそれを見て
今日の日を思い出そうと思います。

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