もしかしたら今回をもって
フジテレビを退社する高島彩が
「ものまね王座決定戦」に出演するのは
最後かもしれない、
そのせいか禁断ともいえる「ゆず」のものまねを
今回持ってきたのかと感じました。
ものまねといってもブラマヨのコントの題材に使われているだけで
歌い終わった後も特に高島アナにふることもなかったので
淡々としたものでしたが
最後だからいいだろうという思惑が見えたような見えないような。
もう一つ禁断ともいえる友近の藤原紀香のものまねは
ますます加速度を高めています。
よくものまねをするのはその人をリスペクトしているから
と免罪符のように言いますが
彼女の場合は間違いなく小馬鹿にしています。
もし藤原紀香に往年の勢いがあったら
ある種の圧力でこのものまねが
これだけテレビで露出することはできなかったと思います。
それにしても去年あたりから、
友近はものすごく面白いです。
彼氏と別れたことで
リミッターが解除された感があります、
女性は女の部分がなくなるほど
お笑いに適した人物になれるような気がします。
テレビの話ばかりでは何なので
年末年始に読んだ本の話でもします。
一つは「隻眼の少女」という推理小説で
「このミステリーがすごい」で上位にランクインしていたので
読んでみました。
読む人もいないと思うのでネタばれさせますが
御陵みかげという探偵が
自分の父親を殺害するのを撹乱するために
自分とは無関係の少女を5人も殺すという
とんでもない結末で
今まで幾度も推理小説を読んできましたが
これほど突飛な動機はあまり記憶にありません。
そもそもこのみかげの母親が元探偵で
過去に様々な事件を解決していたというだけで
その娘も警察の捜査に参加させる非現実性、
その18年後、今度はみかげの娘が探偵となり
母親の殺人を暴く意外性、
しかもその娘が今後も探偵として
頑張って行くという無謀さ。
だって自分の親が訳のわからない連続殺人鬼で
捜査に協力させる警察なんているわけないですよね。
でも個人的には嫌いじゃないです、この小説。
現実的にはもちろんありえないですけど
物語としては単純に面白いし
こういう小説ではリアリティをとかく重視する風潮があるけれど
大体、昔話なんてどれもありえない話だし
あらゆる神話も所詮人間の作り話に過ぎません。
もう一つ、「選択の科学」という本も読みました。
現在ではかなり有名な話ですが
選択肢は多すぎない方が満足度が高いというような
「選択」についての様々なことが書かれています。
「だれかの一緒にいるときのわたしたちは
愉快だが目立ちたがり屋ではなく、知的だがこれ見よがしではなく、
人当たりはいいが自分の意見もしっかり持った人物と
見られたいと思っている」
この一文は相当、的を得た文章だと思いました。
ほとんどの人間は自分をユニークで
特別な存在だと思っていて
自分の考えが他人の考えより正しいと感じるのは
自分の行動の背後にある意図が分かっているから理解できるが
他の人のことはそこまで把握できないから
など分かっていそうでそうでもないことが
色々書かれています。
こういう本を読むと、そのときは確かにそうだと思うんですが
3日も経つとどんなことが書かれていたか忘れてしまって
蓄積されないので、教養がないままの人間になっているのが
残念なところです。
フジテレビを退社する高島彩が
「ものまね王座決定戦」に出演するのは
最後かもしれない、
そのせいか禁断ともいえる「ゆず」のものまねを
今回持ってきたのかと感じました。
ものまねといってもブラマヨのコントの題材に使われているだけで
歌い終わった後も特に高島アナにふることもなかったので
淡々としたものでしたが
最後だからいいだろうという思惑が見えたような見えないような。
もう一つ禁断ともいえる友近の藤原紀香のものまねは
ますます加速度を高めています。
よくものまねをするのはその人をリスペクトしているから
と免罪符のように言いますが
彼女の場合は間違いなく小馬鹿にしています。
もし藤原紀香に往年の勢いがあったら
ある種の圧力でこのものまねが
これだけテレビで露出することはできなかったと思います。
それにしても去年あたりから、
友近はものすごく面白いです。
彼氏と別れたことで
リミッターが解除された感があります、
女性は女の部分がなくなるほど
お笑いに適した人物になれるような気がします。
テレビの話ばかりでは何なので
年末年始に読んだ本の話でもします。
一つは「隻眼の少女」という推理小説で
「このミステリーがすごい」で上位にランクインしていたので
読んでみました。
読む人もいないと思うのでネタばれさせますが
御陵みかげという探偵が
自分の父親を殺害するのを撹乱するために
自分とは無関係の少女を5人も殺すという
とんでもない結末で
今まで幾度も推理小説を読んできましたが
これほど突飛な動機はあまり記憶にありません。
そもそもこのみかげの母親が元探偵で
過去に様々な事件を解決していたというだけで
その娘も警察の捜査に参加させる非現実性、
その18年後、今度はみかげの娘が探偵となり
母親の殺人を暴く意外性、
しかもその娘が今後も探偵として
頑張って行くという無謀さ。
だって自分の親が訳のわからない連続殺人鬼で
捜査に協力させる警察なんているわけないですよね。
でも個人的には嫌いじゃないです、この小説。
現実的にはもちろんありえないですけど
物語としては単純に面白いし
こういう小説ではリアリティをとかく重視する風潮があるけれど
大体、昔話なんてどれもありえない話だし
あらゆる神話も所詮人間の作り話に過ぎません。
もう一つ、「選択の科学」という本も読みました。
現在ではかなり有名な話ですが
選択肢は多すぎない方が満足度が高いというような
「選択」についての様々なことが書かれています。
「だれかの一緒にいるときのわたしたちは
愉快だが目立ちたがり屋ではなく、知的だがこれ見よがしではなく、
人当たりはいいが自分の意見もしっかり持った人物と
見られたいと思っている」
この一文は相当、的を得た文章だと思いました。
ほとんどの人間は自分をユニークで
特別な存在だと思っていて
自分の考えが他人の考えより正しいと感じるのは
自分の行動の背後にある意図が分かっているから理解できるが
他の人のことはそこまで把握できないから
など分かっていそうでそうでもないことが
色々書かれています。
こういう本を読むと、そのときは確かにそうだと思うんですが
3日も経つとどんなことが書かれていたか忘れてしまって
蓄積されないので、教養がないままの人間になっているのが
残念なところです。