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憧れの恵比寿「さいき」へ
恵比寿・五反田・広尾
/
2006-06-30
2006/06/14
(続き)
おっとこまえHさんとの大満足の宇ち入りのあと野暮用をすませ、立石から一気に恵比寿へ。この日は、横浜在住ながら恵比寿のさいき常連のKさんから、「さいきどうですか」とお誘いをいただいていたのでした。横浜から恵比寿に到着予定が20:30頃とのこと。順調に恵比寿に着いて、待ち合わせ場所に行ったら既にKさんがいらっしゃいました。Kさんも順調だったそうです。早速3人でさいきに向かいます。
駅から駒沢通りを挟んで渋谷側にある路地を入ってしばらく歩くと、右側にこぢんまりとした一軒家のお店があります。満席を心配したものの、かろうじて3人分、しかも入り口すぐ左側の常連席と呼ばれる逆L字型底辺に着席できました。「おかえりなさい」と店員さんがおしぼりとともに温かく迎えてくれます。いやあ、この時点でしびれますね。生ビールをお願いして、お通しをチョイス。なすとお豆腐の選択では、なす好きのボクは迷わずなすです。さらにおひたしも一緒に出てきます。生ビールもちゃんと温度管理がされていて、美味しいですね。
こちらのシステムは、お通し3点セットで1,300円。3点目のお通し、お刺身はイカとコハダもやってきました。
いやあ、イカが甘い。ホント良いつまみになります。ビールはあっという間に空いてしまい、Kさんのキープボトルから麦焼酎をいただいてしまいました。
乙類の焼酎は久しぶりにいただきます。この時、既に30分ほど経過。近くの席に、あの立松和平さんがいらっしゃることに気づきます。どうやら立松和平さん、こちらの常連さんのようですね。ボクはニュースステーションに出ていた立松さんのファンだったので、大感激です。でもとても幸せそうに杯を傾ける立松さんを見ていると、無粋な声がけは申し訳ない気がして、そっとしてます。いい加減おとおし3点も平らげて、常連のKさんオススメのキャベツ炒めをいただきました。
キャベツが甘い。もちろんスパイシーな味付けが施されてますが、キャベツ自身の甘みがすごいのです。美味しいですねえ。周りのお客さんが頼んでいて気になっていた、フローズンな日本酒もいただいてしまいました。
きっとボクはフローズンにめっぽう弱いようです。結局お小ちゃまなんだろうけど、日本酒苦手なボクでもとっても美味しくいただけました。
しかし、店内はとっても風情のある、いわゆる味のある空間です。そしてお店の方や常連さん達との会話が素敵な味付けとなって、たまらない居心地を作り出しているお店ですね。結局立松さんには声をかけられずじまいでしたが、大満足のさいき初体験でした。案内していただいたKさん、本当にありがとうございました。
(つづく)
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突発宇ち入り
宇ち多゛
/
2006-06-29
2006/06/14
この日は野暮用ができて突発的に宇ち入りすることに。16時頃におっとこまえのHさんをお誘いすると二つ返事でオッケーとのこと。急遽ふたりでの宇ち入りとなりました。お店の前にはお客さんは並んでいないものの、満員の店内。あんちゃんの計らいとお客さんのお気遣いで、二人並んで着席することができました。あんちゃんの「梅割?」のかけ声に思わず反射神経で「お願いします」と答えちゃいます。このあとのことを考えるとまずはビールで行っておくべきでした。ちょっと反省。
煮込みをいただいて、梅割で乾杯します。乾杯といっても溢れるほど満杯の梅割ですから、ちょっと杯を上げる程度。受け皿にこぼれた焼酎も無駄にできません。煮込みも相変わらず旨いですねえ。カシラはありますかと確認すると、幸運にもまだあるとのこと。塩でいただきます。
平日の19時頃にいただけるカシラは、なんだか貴重で特別美味しい気がしますね。さらにおかずを追加します。
大根お酢と、アブラ生少ないとこお酢。その後知りましたが、さすが宇ち多゛歴20年のHさん、アブラは多めのところがお好きとのこと。失礼いたしました。ボクはどうしても肉っぽい少ないところを好んでしまいます。しかし、アブラ生はなぎら健壱さんの「
東京酒場漂流記
」に出てくるアブラしか食べないおじさんの言葉に触発されて初めて食べたのですが、確かに塩焼きよりさっぱりしてます。アブラ塩も美味しいのですけどね。
なんだか生スイッチが入った感があり、レバとハツを一本ずつお酢でいただくことに。
レバ生は相変わらずつるっとのどごしさわやかな味。ここのレバ生は本当に最強だと思います。ハツもうまい。きっとボイルなしでも十分いただけるのでは?と思ってしまいます。最後にいただいたのは、シロたれです。
生が続いたところに、シロたれがまた旨い。この日はこのあとを気にして、軽めにごちそうさまをします。梅一つのあとにぶどう一つ。大満足でごちそうさまをしました。
(つづく)
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キープした一升瓶で一杯
三茶・世田谷
/
2006-06-28
2006/06/10
(続き)
倉井ストアーで時間を調整して、この日向かったのは東京の反対側、2度目の「酒の高橋」です。前回、水曜日に初めて来たときにキンミヤ一升瓶をキープしてあったので、それが目当てです。ちんちん電車に乗り換えて、世田谷駅で下車してお店に到着はちょうど17時。口開けのお客さんとなりました。デイジーさん、勉強王の提灯は健在です。
今日のお通し(200円)はもずく酢です。しゃっきり美味しいですね。ホッピー黒(210円)をいただいて、キンミヤでホッピーを作ります。好きなだけ注げる焼酎というのは嬉しいですよね。
お店には徐々に常連さんが集まり始めます。前回、次のお楽しみにとっておいたポテトサラダを注文しようとするも、上の短冊にはポテサラはなく、お姉さんに確認すると土曜日はポテサラはやっていないとのことです。おお、これは平日に再訪せねば、ということになり、今日のおかずから気になった小鰺の唐揚げ(350円)をいただくことにしました。
からっと揚がった小鰺の唐揚げ。レモンを搾ってさっぱりと旨いです。もちろん頭からすべて美味しくいただけます。結局ホッピーを3杯いただいて、ごちそうさまをしました。
ちょうど1時間の滞在。もう18時なのに、ほんと日が長くなりました。まだ明るい夕刻の世田谷の町を、歩いて帰宅しました。
(おわり)
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久々に倉井ストアー
その他立石
/
2006-06-27
2006/06/10
(続き)
宇ち多゛を出て次に向かったのは、久しぶりの倉井ストアーです。
お店にはいつもの二代目ではなく、その奥様が立っていらっしゃいました。この奥様、二代目がウラヤマシイなあと思ってしまうほどの美人さんなんですよね。スーパー側の入り口から入ってビールを取り出し、グラスと栓抜きをお借りして席に着きます。
やっぱりビールが美味しいです。おかずには、先日はまださん、ここさん、Hさんと一緒に来たときにいただいて、おつまみにボリュームたっぷりなホルモン炒め(300円)をいただきました。
今日のホルモン炒めはねぎが入ってないですが、相変わらずしっかりした生姜味のホルモン炒めです。しかもボリュームたっぷり。ビールが進みます。
結局もう一本ビールをいただいちゃいました。ビール二本にホルモン炒めで1,000円とちょっと。結局2時間近くまったりと過ごさせていただきました。土曜の午後、やっぱりこのお店はくつろげるなあと思いつつごちそうさまをしました。
(つづく)
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宇ち多゛もW杯モード
宇ち多゛
/
2006-06-26
2006/06/10
土曜日の午後、少し遅めに立石に向かいお店には13:15頃の到着。5人ほどお客さんが並んでいます。行列を折り返すところにあるいつものキリンのポスターが、いつの間にかサムライブルーバージョンになっていました。さりげなく宇ち多゛もW杯モードですね。
10分ほど待ったあとの入店。あんちゃんから「梅割?」と声をかけられますが、この日は気温が高くなんだかビールな気分。サムライブルーに触発されて「大瓶を下さい」とお願いします。
遅い時間でしたが、なんとかタン生は残っていました。そして、やっぱり宇ち多゛のビールは旨いです。宇ち多゛歴20年のKさんがおっしゃっている「宇ち多゛のビールが一番美味しい」説に納得しつつ、タン生も堪能します。タン生を半分食べたところでカシラ塩をお願いしました。
相変わらず最強に旨いカシラ。ほほ肉の肉々しさを噛みしめます。あっという間に大瓶を空けてしまい、当然梅割に移行。
お、あんちゃん今日の梅は辛めですね。なかなかこれもすっきり味できゅ~っときます。梅割呑んだらシロみそが無性に食べたくなって、注文しました。
煮込みのみそがよく絡んで最高に旨い。梅割によく合いますね。これは煮込みもいただかなくちゃ、ということでマスターに「アブラのとこ混ぜてください」とお願いします。
つるピカさんのブログで教わった煮込みアブラのとこ。とろっとしたアブラが口の中でとけるように広がります。ほんと旨いですね。梅割の次は、ぶどうで二つ目をお願いします。
美しい葡萄色の表面張力。この日は大瓶一本のあと梅一つぶどう一つ。大満足。30分ほどの滞在で宇ち多゛をあとにしました。
(つづく)
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新橋の老舗角打ち
新橋・虎ノ門
/
2006-06-25
2006/06/09
残業のない金曜日。18:00過ぎ、順調に会社を出ますが、この日は渋谷で19:30に集まる予定があってそのまま渋谷に向かうには早すぎる時間。いつも参考にさせていただいているサイト、「
東京立ち飲み事情
」でチェックしていた新橋の角打ちのお店に行ってみることにしました。桜田公園を通り抜けて浜松町の方向へしばらく歩いたところに、さりげなく歴史的な感じの建物が高木酒店でした。
お店の前には、仕事上がりのお兄ちゃん3人が談笑しながらお店で買った缶酎ハイを飲んでいます。店内に入ってすぐの冷蔵庫には缶酎ハイや缶ビールなど。瓶ビールは右側の、立ち飲み用テーブルに面した冷蔵庫にあります。中瓶(300円)を冷蔵庫から取り出し、おつまみはわさびかわはぎ(210円)をチョイスしてビールをいただきます。
いやあ、仕事のあとはビールが旨いです。店内で立ち飲んでいるのはボク一人。お店の奥さんがレジに座って電話を受けています。建物の外観も歴史を感じましたが、もちろん店内もなかなか風情があります。
日本酒、焼酎の一升瓶などが並ぶ棚を眺めながらビールをいただきます。お店には、近所のバーのママさんっぽい人が「今日は二本ね」といつものボトルを調達しに来たりしてます。こうやって普通にお酒を買いに来るお客さんを見ながらビールを飲むのが角打ちの醍醐味だなあ、とつまらないことを思いながら中瓶を飲み干し、ごちそうさまをします。約15分の滞在でお会計は510円。こういうさっくり立ち飲みも良いものですね。
これから夜の本番を迎える新橋の飲屋街。なかなかよさげなお店もたくさんあって、新橋もまだまだ開拓できそうな予感を感じながら新橋駅に向かいました。
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キンミヤ一升瓶をキープ
三茶・世田谷
/
2006-06-24
2006/06/07
前日に三茶のお店を2軒開拓して、その翌日。この日はもう一つ、太田和彦さんが絶賛しているお店、「酒の高橋」を目指すことにしました。このお店は、jirochoさんのページでも絶賛されていて、味とめとともにこの界隈での名店の双璧という感じになってます。(日本酒好きな方には「赤鬼」は外せないと思いますが・・・)
三軒茶屋を降りて、ちんちん電車の世田谷線に乗り換えます。この電車に乗るのは、ずいぶん前に通勤時に田園都市線が止まった時、振り替え輸送で小田急線まで行くときに乗って以来です。
なかなかモダンなトラム風の電車に乗って4駅。世田谷駅を下車して、駅を出て左側に少し歩くと、右側に赤提灯が見えます。
まずこの佇まいでシビれてしまいます。良い店構えですねえ。ガラガラと引き戸を開けてお店にはいると、カウンターに3人ほど、そして左側に四つある小上がりの席には二組のお客さん。ボクはお店の奥、カウンター右隅の席に座ります。まずは瓶ビール(550円)を注文します。
サッポロドラフト。仕事のあとの一杯は最高ですね。黒塗りのカウンターにビールがぴかぴか光ります。お通し(200円)は、鮪の刺身とわかめのぬたです。
ぬたがいい味です。鮪も新鮮。これはお刺身を頼まねば、ということで、太田和彦さんも絶賛の三品盛り(600円)を注文します。
かつお、ホタテ、平目の三品。分厚く着られたお刺身は、口に入れると魚そのものの味がクチに広がります。添えられたわさびもイイ!なんだかテンションが上がって、勝手に盛り上がってきます。ビールも少なくなって、次の飲み物をどうしようか考えていたところ、サワー系が若干割高な感じがして、しかもお店のひとはみんなマイボトルで呑んでます。ここはキンミヤ一升瓶(3,360円)をキープできるお店、というのは事前調査で知っていたのですが、初めて来ていきなり一升瓶キープというのもねえ、とおもって躊躇していたのですが、意を決してお願いしました。「キンミヤを入れたいんですけど…」とお姉さんにお願いすると、一瞬この人は何を言っているんだろう的なぽかんとした空白のあと、「キンミヤ一升瓶、一升瓶ですね」と念を押すように確認します。ボクも緊張して「は、はい・・・お願いします」と。なんだかすごい緊張しました。
そしてやってきましたキンミヤ一升瓶。どかんとカウンターにおかれて、無料と書かれた氷のセットとジョッキ、そして黒ホッピー(210円)もいただきました。
ホッピーは業務用ではなく、市販されている330mlのものでした。好きなだけ焼酎を入れて作るホッピーはまた格別ですね。もちろん濃いめに作ります。残りのお刺身を平らげ、にら玉(350円)を注文します。
いやあ、このにら玉、味は濃いめですが、すんごい美味しいのです。にらのしゃきしゃき感と、たまごのふんわり感。たまりません。バクバク食べちゃいました。このにら玉、美味しいですね~、なんてお姉さんに言ってみたりしながら、ホッピーを自分でおかわりします。
二組ほど常連さんがお会計をすませ退店され、ちょっとのんびりした店内。お姉さんから、「また常連さんが増えちゃったわ~」と声をかけてくれます。うれしいですね。一見なのに常連さんと言われるのは、なんだか舞い上がっちゃいます。しかも、「これおまけね」と、水なすをいただいちゃいました。
お、このおなすも旨い。塩気がきつくなく、なすがとっても新鮮。ホッピーの外もなくなっていたので、キンミヤをロックでいただきます。これがまたなすに合うのですねー。唐辛子をちょっとふるとまた旨い。おまけのなすでかなりやられてしまい、大満足でお会計をします。
約一時間半の滞在で、20:30頃。近所なのに、ずっと来ることができなかったことに少し後悔です。キープしたキンミヤとしばしのお別れと思いつつ、家路につきました。
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三茶を開拓~凸(でこ)
三茶・世田谷
/
2006-06-23
2006/06/06
(続き)
小雨の降る中、三軒茶屋の駅に戻ってすずらん通りへ。先日、味とめに来たときに少し様子をうかがった立ち飲みやさんへ行ってみることにしました。「
炭火串焼き 凸(でこ)
」です。
店内は奥にカップルがひと組、カウンターに女性の一人客がいらっしゃいます。この時間、かなり空いてますね。カウンターの奥の方に立ち、このあたりではめずらしい、ホイス(350円)を注文します。
以前、立石の「おおくぼ」でいただいて以来のホイス。独特の風味で、ガラナのような感じ。ちょっと薄めでしょうか。おかずには、今日のオススメで黒板メニューに書かれているマカロニサラダ(150円)を注文します。
たっぷりマカサラをいただきながらホイスをちびりちびり。メニューの裏にはホイスの由来が、一ページを使って長文で書かれています。後半部分に「ホイスをおいてあるお店は少なく、このお店のある千葉にはさらに少ない」という趣旨の下りが あって、店員さんに「千葉にもお店があるのですか?」と聞くと無いとのこと。おそらく、ホイスの説明文を、千葉にあるどこかのお店のものからコピったのでしょう。
カウンターでは、一人客の女性が店員さんと親しそうに話をしています。3月にできたばかりのお店ですが、もう常連さんができているのですね。感じの良い店員さんと手頃な料理メニュー。普段はもっと賑わっているだろう店内は、結局ボクが入った以降はお客さんは来ず。雨も降りかけているのも影響しているのでしょうね。帰りかけに、店員さんからこの近くにある姉妹店の「凹(ぼこ)」も一緒にオープンしたんですよとチラシをいただきます。
凹のほうはワインをおいているイタリアンな立ち飲みのようです。昨今の立ち飲みブームのなかオープンした二店。三軒茶屋にもなかなかいいお店ができました。20分程度の滞在でごちそうさまをします。ホイス一杯とマカサラでお会計はちょうど500円。帰り道にいいお店を見つけて、なんだか得をした気分で家路につきました。
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三茶を開拓~東京餃子楼
三茶・世田谷
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2006-06-22
2006/06/06
休肝日であるはずの火曜日。残業も順調に早めに切り上げることができ、会社を出たのは21:20過ぎ。まっすぐ帰宅するつもりが、乗り換えで来ていた電車は急行。ボクの地元の駅は急行が止まらないので、通常なら一つパスして次の電車に乗るのですが、今日は早めの時間なので来た電車に乗って、急行停車駅の三軒茶屋に寄り道をしていくことにしました。そう、あくまでも来た電車がたまたま急行だったから、です。向かったのは、キャロットタワーから世田谷通りを3分ほど歩いたところにある、東京餃子楼です。
このお店、「
酒場百選
」出版記念オフ会でご一緒させていただいた、太田和彦さんが
三茶下馬のブログで紹介
されていて、気になっていたお店です。
お店には3人ほどの待ち行列ができていて、ボクもうしろにつきます。店内はガラス張りでオープンな感じ。5分も待たずに入店できました。まずは生ビール(500円)と水餃子(290円)を注文します。
焼餃子(290円)も行ってみたかったのですが、まずは水餃子を食べてからお腹と相談してOKなら追加することにしました。満席の店内は、15人ほど座れるL字型カウンターと、奥にテーブル席がある様子。何しろ満員なので出てくるまでに時間がかかると思いきや、水餃子は割とすんなり出てきました。
大ぶりの餃子が6個です。見た感じでもかなりのボリューム。見た瞬間に、焼き餃子を頼まなくて良かったと思ってしまうほどです。ここに来てまずは水餃子と思っていたのは、太田さんの紹介文にあった「うっすらとシースルーに緑が透けて見えセクシー」という記述がとっても素敵だなあと思ってすごく気になっていたのでした。
うんうん、確かにセクシーです。そして旨い。蘭州の水餃子のようなジューシーさは無いのですが、たっぷりめの餡がしっかりしていて食べ応えのある餃子です。生ビール一杯と、水餃子一人前がちょうどいいバランスでした。もう少しじっくり飲むのであれば、サイドメニューの肉みそのかかった「もやし(180円)」なんかも行ってみたいところですが、今日のところはちょうどきりが良かったのでこれでごちそうさまです。
約15分の滞在で790円。大満足です。さすが太田さんがオススメするお店ですね。このあとも行列が絶えませんでした。小雨が降り出した世田谷通りを、駅に向かって引き返しました。
(つづく)
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魚三でゆったりと
月島・門仲・木場
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2006-06-21
2006/06/05
(続き)
15:40頃立石を出て、向かったのは門前仲町。都営線の蔵前で乗り換えて大江戸線で16:20頃到着し、既に開店している魚三に向かいました。
月曜の開店後の1階席は満席。ちょうどタイミングよく空いた左側のコの時カウンターに着席します。今日の1階は右側のカウンターにいつも左側にいらっしゃる比較的優しいおかあさんが、そして左側には強面のお兄さんが切り盛りしてます。いつものおっかないおかあさんはお休みのようですね。お兄さんにまずはビール(480円)をお願いし、最初のお刺身は貝ひも(330円)を注文しました。
赤貝のひもの部分です。ボリュームたっぷり。これで330円というのもかなり安いですねえ。次にいただいたのは、平目あら煮(150円)です。
肝の部分なんかもあって、かなり大満足な内容です。しっとりしていて、あら煮(50円)のぱさぱさ感はありません。この150円も十分ビックリ価格ですね。さらにフライもいただきたくなり、あじフライ(300円)を注文します。フライにはビールでしょう、ってことでビールもお代わりです。
あじが3尾分で、かなりボリューム感があります。ソースをかけて一口かぷり。
揚げたてさくさくで、ふっくらの鰺が最高に旨いですね。ビールもすすみます。開店から1時間近く過ぎた店内は、空席もちらほらできてきました。いつもはぎゅうぎゅうの店内ですが、今日はゆったりと楽しむことができました。そして最後にいただいたのは、つゆ(100円)です。
この二日前の「
酒場百選
」オフ会でお会いしたなおとんさんから、あらためて、〆のおつゆのおいしさのお話を伺い、今日魚三に来たのも、なおとんさんとの会話が頭に残っていて、是非つゆをいただかねばと思っていたのでした。唐辛子をちょっとふって一口すすります。塩味がきつめですが、十分魚の旨味が入ったおつゆ。美味しいですねえ。まさに〆るのにぴったりの、しゃきっとした味です。つゆをいただいて17:20頃、ごちそうさまをしました。結局1時間の滞在で1840円。大満足のゆったりお魚堪能タイムでした。
月曜のこの時間は狙い目かもしれません。十分に鋭気を養って翌日からの現実に戻る気構えをしたのでした。
(おわり)
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お疲れ後の宇ち入り
宇ち多゛
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2006-06-20
2006/06/05
6/3の「
酒場百選
」出版記念パーティから二日後、前日のよじあき後からなんだか調子が悪くなり、6/5の朝に38度くらいまで発熱。週末張り切りすぎたのか、熱が出てしまったようです。なんだか子供みたいで情けないですが、仕事もそれほどせっぱ詰まってないので、お休みをいただくことにします。昼まで寝ていたら熱も下がってきたのですが、昼過ぎから仕事に行くのもなんですし、せっかくの平日なのでふらっと立石に向かってしまいました。15時過ぎの宇ち入りです。コブクロは終わっちゃったけど、とあんちゃん。テッポウにハツを混ぜてお酢でいただきます。
今日のテッポウはぷにぷにでくさみも少なく、旨いです。ハツもぴかぴか新鮮。最高ですね。続いてカシラをタレでいただきます。
いやあ、肉々しいほほ肉、最高ですね。平日、18:40ころのいつもの時間は、なんだか仕事あがりの慌ただしい感じがありますが、昼下がりの宇ち多゛は、なんだかのんびりした雰囲気です。まさに、同じお店でもいろんな表情があるという感じですね。カシラを平らげて、煮込みをハツもと混ぜていただきます。
ハツもとたっぷりです。いやあ旨い。ぶどうをおかわりして、おしんこお酢もいただきます。
もうこの時点で体調も完全復活。元気が出てきました。相変わらず大根がうまい。ここの大根は、相変わらずぱきぱき新鮮で何とも言えないおいしさです。今日は梅一つぶどう二つでごちそうさま。大満足です。
しかし月曜の16時近くでも、近所の常連さん達で満員の宇ち多゛。まさにおじさん達のオアシスですね。しばらく立石の町を散策し、駅に戻ります。
天気の良い平日の午後。体調も完全復活で立石駅をあとにしました。
(つづく)
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お散歩してからよじあき
野方~鷺宮
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2006-06-19
2006/06/04
はまださんの「酒場百選」出版記念パーティから一夜明け、興奮が冷めやらない日曜日。本当にここ何年来の密度の濃い一日でした。たくさんの酒場愛好家の方々とお会いして、あらためて大衆酒場の良さを噛みしめるように日曜の昼が過ぎていきます。そしたらいてもたってもいられなくなり、頭の中は日曜にやっている名店であっという間に占拠されました。やはり日曜の午後といえば「よじかわ」「よじあき」のどちらかでしょう。「よじかわ」も捨てがたいのですが、なんだか気分はもつ焼きモード。照準を「よじあき」に定め、明らかにフライング気味で家を出ます。15時前には野方に着きそうな勢い。一駅手前の沼袋で下車し、しばしお散歩することにしました。
沼袋駅を南側に出たのですが、こちらはあんまりお店がないですね。川縁をしばし歩いて、北側に渡って氷川神社なんかも冷やかしつつ商店街に入ります。何気なく見上げた文房具屋さん。
いやあ、なんだか乱暴なお店ですね。近所のお子さんには、いくらお金を払うからといっても「ください」っていうんだよ、と言ってあげたくなります。さらにてくてくとお散歩します。
一見、とっても魅力的なうたい文句、「奥様公認の店」だそうです。でもよく考えると、どうやって「公認」を取り付けたのでしょうか。それに、どこかの奥様に認められても、うちの奥さんには全く関係のない話です。やれやれ。
こちらは沼袋の名店「もつ焼きホルモン」です。はまださんのページにも登場し、一度は訪れたいと思っているお店。去年の今頃は何度か行こうと画策するものの未遂に終わっていて、結局今まで未訪です。しかしこの「ホルモン」の看板、説得力がありますね。ホルモンって感じです。
沼袋駅の魅力にとりつかれつつも、よじあきを目指して新青梅街道をてくてく歩いて環七を渡り、野方の駅はすぐです。商店街を駅方向へ歩くと、左手に味のある酒屋さんが。そこにあった看板に見入ってしまいました。
ミッションコーラ。そんなコーラがあったとは。カトリックコーラはあったんでしょうかね。でもミッションコーラは少なくとも、昭和初期、戦後などには存在していたようです。しかしこの建物の佇まいといい、歴史を感じますね。この時まだ時間は15:40。よじあきのスタートまではしばらくあります。駅を渡って南側にある「さぬき亭」あたりなどもぶらぶらし、5分前にお店の前へ。
お一人お客さんが座ってますが、カウンターは無人。ここでカウンターに陣取るのも無粋と思い、もう一周南口周辺を歩いて、16時ジャストにお店に行ってみると既にカウンターには5人ほどお客さんが。ボクは奥の方の、テレビの下あたりに着席します。
サッポロラガーと、にこたまでしばらく午後のまったりタイムを堪能です。にこたまも最高に美味しいけど、散歩のあとのビールがまたたまりません。ビールが空いたら、黒ホッピーに移行します。
相変わらずギンギンのジョッキで三冷ホッピー。たまらなく旨いですね。焼き物も注文します。カシラ味噌にチレ味噌。
いや、カシラも最高に旨いけど、チレがたまらなく旨いのです。串をくるっと回すとこんな感じ。
チレの裏側には脂身のとろっとした部位がちょんっと付いていて、いかにも旨そうな表面なのです。もちろん、口に入れると一杯に広がるとろっとろの脂身ワールド。脳みそまでとろけそうです。カシラも身が締まっていて美味しい。しばらくこの旨さにめろめろ状態です。
気を取り直して、周りのお客さんの様子を見て注文をためらっていたのですが、某SNSで話題になっていた「ナンコツスライス」を勇気を出してオーダしてみました。そしたらあっさりと「あるよ」と秋元マスター。ありがたく頂戴いたしました。
これが噂のナンコツスライス。ボクがいただいたときは、ポン酢があらかじめかけられていました。これがまたねぎとぽん酢とコリコリナンコツが何とも言えないハーモニーを醸し出します。うまいですねえ。あっという間に食べ切っちゃいました。焼き物も追加、アブラ味噌を注文します。
これが焼き上がる前に、なんとはまださんがいらっしゃいました。実はここに来る前に、はまださんとふじもとさんに「今日はよじあきですか?」と何気なくメールしてみておいたのです。なんだか、お疲れのところを無理をさせてしまったようで大変申し訳なかったです。
焼き物をいくつかいただき、二杯目のホッピー(中2つめ)を空けたところで、キンミヤぶどうを注文します。
ぶどうエキスはキンミヤボトルに入っています。これもたまらなく魅力的ですねえ。ぶどうエキスを注入すると、一瞬にして透明なキンミヤがぶどう色に染まります。きーんと冷やされたキンミヤがたまりません。
キャベツ味噌をいただきました。個人的にはこの味噌だれ、大好きですね。
最後にいただいた、テッポウタレ。醤油だれがすっきりしていて、何とも絶品でした。ご一緒させていただいたみやちゃんさんに大感謝です。大満足の2時間半でごちそうさまです。普段ブルーに過ごすサザエさんタイムを、超ハッピーに過ごすことができました。でも、夜が明けたらいつもの月曜日でした・・・。
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「酒場百選」出版記念パーティ
渋谷
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2006-06-18
2006/06/03
さあ、いよいよ本番、「
酒場百選
」出版記念パーティです。会場は、「LA BOHEME QUALITA」。渋谷の駅から近く、西武とロフトのあいだにあるお店です。
普段はおしゃれなbarです。幹事準備会でも金曜の夜にお邪魔しましたが、なかなか素敵な雰囲気。そんなお店の、今日は地下1階部分を貸しきりです。
お店の前には貸し切りパーティの告知ボードが。なんだかすごい、緊張してきました。お店に入ると、既に他の幹事のみんなが来ていて打ち合わせです。プロジェクタの準備などでバタバタとして、あっという間に開会の時間です。にっきーさん、ここっとさんの司会でパーティは始まりました。
受付時間前から集まり始めた参加者は、結局100人を超える大盛況。あの太田和彦さん、そして吉田類さんもいらっしゃって、ますます華やかな雰囲気になってきました。司会のお二人の他、お酒係のふじもとさん、くまさん。受付のHさん、Kさん、撮影係のKさんも大活躍です。
ボクはピコピコとスライド係。そんなボクに、GANさんからレモンサワーの差し入れをいただきました。ホント嬉しいお気遣いで、大恐縮です。
ボクもスライド操作の合間に、初めてお会いする素敵な方々や、久しぶりにお会いするjirochoさんや酔わせて下町のFさん、トカゲさんや丁稚さん、しげるさん、とぱーずさんご夫妻など、たくさんの方とお話をさせていただきました。それにしてもたくさんの参加者で大盛況のパーティとなりました。さすが、尊敬するはまださんの出版記念パーティですね。そんなパーティに少しでも関われたことが、とても嬉しかったです。
大盛り上がりのパーティ。ホント、あっという間の2時間でした。会場の都合で慌ただしく閉会となり二次会に向かいます。二次会は、東急本店屋上にあるビアガーデンです。
ガーデニング用品売り場の横にあって、ちょっとした都会のオアシス的なスペースにビアガーデンがあります。二次会にもたくさんの方々に来ていただくことができました。片づけなどで遅れてきた我々も、ようやくビールで乾杯です。
いやあ、一仕事したあとの一杯は最高に旨いです。たまりません。しばらくビールを堪能し、そして各テーブルの皆さんにご挨拶などしながらパチパチと写真撮影を。太田和彦さん、吉田類さんにも二次会来ていただき、6月にしては寒空の中、宴は盛り上がります。ボクも、憧れの太田さんとお話をすることができました。
デパートの屋上のビアガーデンなのですが、ワインなんかもおいてあります。料理もそこそこ、美味しくいただけます。
二次会ではたくさんの方と楽しく会話をさせていただきましたが、それにしても、初対面にもかかわらずとてもうち解けて楽しく時間が過ぎていきます。やはり、はまださんというヒトを同じように憧れ、そして酒場を呑み歩くという共通の趣味を持っている皆さんなので、初対面でもなんだか心通じるところがあるのだと思うのです。
はまださんの「
酒場百選
」の出版記念パーティを通して、たくさんの素敵な方々とお会いすることができ、緊張の中とても貴重で濃密な時間を過ごすことができました。参加していただいた皆さん、幹事団の皆さん、そしてはまださんに大感謝です。ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。
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餃子とビールで気合い注入!
渋谷
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2006-06-18
2006/06/03
いよいよ「
酒場百選
」出版記念パーティ当日です。早めに集まれるパーティ幹事の皆さんと15時過ぎに決起集会です。場所は会場近くの「中華ごはん大紘」です。
渋谷駅から至近のセンター街をちょっと入ったところにある、朝からビールが飲める中華料理屋さんです。こんな場所にこんなお店があるなんて知りませんでした。さすがここっとさんですねえ。まずはビールです。
サッポロドラフト。ビールを飲みながら、今日の進行を再確認。徐々に本番間近の緊張感が漂ってきます。おかずにはやっぱり餃子。
ぱりっと焼き上がった餃子。美味しいですね。センター街のど真ん中にこんなお店があるなんて、あらためてビックリです。美味しい餃子とビールで気合い注入。ぴりっとした緊張感で会場に向かいました。
(つづく)
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やるきで作戦会議
渋谷
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2006-06-17
2006/06/02
5/10に出版された、はまださんの「
酒場百選
」の出版記念パーティがいよいよ翌日という金曜の夜。最後の打ち合わせのために、幹事の皆さんで集まることに。お店は、ここっとさんお気に入りの「やるき茶屋」です。
渋谷に二軒あるやるきのうち、この日は渋谷南口店です。19:50集合で、まず集まったのは当日受付役のおっとこまえHさん、カメラ役のKさんとボクの3人。他の皆さんは仕事を終えてから三々五々集まることになっています。まあ、待っていても何ですから始めましょう、ということで生ビールで乾杯です。
お通しはひじきともやしの二種。しばらくお通しで生を飲んでいますが、他の皆さんはまだ来ません。他におかずもちょっと頼みましょうと言うことで、まずは鶏皮ぽん酢です。
さっぱりしていて美味しいですね。このころににっきーさん登場。生ビールであらためて乾杯です。続いて頼んだのは、豆腐のチリソースと、ねぎ焼き。
ねぎも豆腐も普通に美味しいですね。やっぱりやるきのおかずは安くて美味しいです。ただ、こちらのやるきは店員さんが年配の方が多く、年季が入っています。座敷にいると、オーダをとりに来てもらうのが難しい。例の「はいよろこんで」もありません。どうもこちらのやるき茶屋は創業当初開店したいわゆる老舗らしく、オペレーションも独特とのこと。まあでもしばらくビールを飲み進めば気にならなくなりました。
21時前にはまださん、ここっとさんが登場し、本日のメンバーが全員そろいました。名札作りや当日の流れを確認して一通り打ち合わせ終了。ほっと一息でおかずもじゃんじゃん追加します。
ここっとさんのお気に入り、ほうれん草とチーズのグラタン。初めて食べます。たまごがたまりませんねえ。さすがにみんなにも大好評。おかわりしちゃいました。
スパムのステーキ。これがまたシンプルで美味しい。
薩摩揚げ、でかいです。
サラダ、これもでかい。
そしてコロッケもでかかった。わくい亭のメンチカツとためを張る大きさですね。最初に店員さんから、2時間でお願いしますねと言われていましたが、結局お店を出たのは4時間近く経過した23:50頃。明日のパーティの成功を祈りつつ解散しました。
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