時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

美談だが問題点ありすぎ

2008年07月13日 04時10分00秒 | 社会・経済
岩手宮城内陸地震の被災者について、以下のような記事が……。
避難所が強めた家族の絆、“ピンチ”越えて成長した小5

ドラマチックな美談って感じ?
「がんばったね」、「えらいね」と励まして頭を撫でてあげたくなる。
でも細かく読めば、問題点がありすぎ!
栗原市の避難所で暮らす小学5年の男の子が、窮屈な生活に我慢できずに飛び出した。地震発生5日目、6月18日の夕方のことだった。避難所は約100人の共同生活。元一君が飛び出したのは、大人たちが2台のテレビを独占し、アニメ番組の「ポケモン」が見られないからだった。好きなピザやグラタンも食べられず、「自由にできないのが嫌。テレビゲームも、走ったりもできない」とずっと思っていた。

地震発生から5日も経ってるんでしょ?
100人も共同生活してるんでしょ?
テレビくらい、もう少し置いてやれよ!
どうせ一台はNHK専用になってんだろうし……。

こういう被害を受けた方々は、肉体面もだが精神面の負担・疲労が大変というのは阪神淡路大震災の時から言われていること。しかも精神面の負担・疲労は震災から時が経過するほど増大していく。
いっぽうでは行方不明者の捜索を100名規模で何日もやっていた。もちろん、そういう行為をないがしろにしろと言う気は毛頭ないが、生存被災者の救護にもう少し人手を割いても良い気がする。
よく「亡くなった方だっている。生きているだけでも幸福なんだから、多少の不便は我慢しなくては」なんて解ったようなことを言う人間がいるが、そんな問題ではない。生きているからこそ、肉体面だけでなく精神面のケアが必要なのだ。

こういう災害に際して、まだまだ精神面のケアが乏しいと痛感させられた、ある”美談のニュース”でした。


ガソリン高の功罪

2008年07月13日 03時47分00秒 | 社会・経済
ガソリン価格の高騰が止まらない。
全国的に180円台を記録して、離島などでは200円を上回っている。
各地で悲鳴が聞こえるが、功と見られるニュースもいくつか。
首都高渋滞2割緩和――東京
渋滞35%減――大阪
上半期の交通事故死者数最少記録を更新――神奈川
駐車場に空き――東京

もちろん交通事故減少などはガソリン高だけが理由でないのは明らかだが、まったく影響がないとも言えないだろう。

かつてガソリン暫定税率再可決の際に、福田首相は「ガソリンが高くなって自動車に乗らなくなればCO2が減って環境に良い」などと本末転倒な発言をしていたが、結果的にそういう面もあろう。

筆者がガソリン高の功の部分として感じているのは、暴走族が減った感じがすること。
毎年7月にもなると、深夜の1時・2時にも関わらず爆音を轟かせて疾走する鼻糞集団が現れたが、今年はまだ一度も耳にしていない。これもガソリン高の影響が大きいと感じる。

仕事や生活に必要な方々には安いガソリンを供給できて、暴走族みたいな奴らにはリットル1.000円でも2.000円でも取れば良いと思うのたが、なかなかそんなにうまくはいかないんだろうなぁwww