岩手宮城内陸地震の被災者について、以下のような記事が……。
避難所が強めた家族の絆、“ピンチ”越えて成長した小5
ドラマチックな美談って感じ?
「がんばったね」、「えらいね」と励まして頭を撫でてあげたくなる。
でも細かく読めば、問題点がありすぎ!
栗原市の避難所で暮らす小学5年の男の子が、窮屈な生活に我慢できずに飛び出した。地震発生5日目、6月18日の夕方のことだった。避難所は約100人の共同生活。元一君が飛び出したのは、大人たちが2台のテレビを独占し、アニメ番組の「ポケモン」が見られないからだった。好きなピザやグラタンも食べられず、「自由にできないのが嫌。テレビゲームも、走ったりもできない」とずっと思っていた。
地震発生から5日も経ってるんでしょ?
100人も共同生活してるんでしょ?
テレビくらい、もう少し置いてやれよ!
どうせ一台はNHK専用になってんだろうし……。
こういう被害を受けた方々は、肉体面もだが精神面の負担・疲労が大変というのは阪神淡路大震災の時から言われていること。しかも精神面の負担・疲労は震災から時が経過するほど増大していく。
いっぽうでは行方不明者の捜索を100名規模で何日もやっていた。もちろん、そういう行為をないがしろにしろと言う気は毛頭ないが、生存被災者の救護にもう少し人手を割いても良い気がする。
よく「亡くなった方だっている。生きているだけでも幸福なんだから、多少の不便は我慢しなくては」なんて解ったようなことを言う人間がいるが、そんな問題ではない。生きているからこそ、肉体面だけでなく精神面のケアが必要なのだ。
こういう災害に際して、まだまだ精神面のケアが乏しいと痛感させられた、ある”美談のニュース”でした。
避難所が強めた家族の絆、“ピンチ”越えて成長した小5
ドラマチックな美談って感じ?
「がんばったね」、「えらいね」と励まして頭を撫でてあげたくなる。
でも細かく読めば、問題点がありすぎ!
栗原市の避難所で暮らす小学5年の男の子が、窮屈な生活に我慢できずに飛び出した。地震発生5日目、6月18日の夕方のことだった。避難所は約100人の共同生活。元一君が飛び出したのは、大人たちが2台のテレビを独占し、アニメ番組の「ポケモン」が見られないからだった。好きなピザやグラタンも食べられず、「自由にできないのが嫌。テレビゲームも、走ったりもできない」とずっと思っていた。
地震発生から5日も経ってるんでしょ?
100人も共同生活してるんでしょ?
テレビくらい、もう少し置いてやれよ!
どうせ一台はNHK専用になってんだろうし……。
こういう被害を受けた方々は、肉体面もだが精神面の負担・疲労が大変というのは阪神淡路大震災の時から言われていること。しかも精神面の負担・疲労は震災から時が経過するほど増大していく。
いっぽうでは行方不明者の捜索を100名規模で何日もやっていた。もちろん、そういう行為をないがしろにしろと言う気は毛頭ないが、生存被災者の救護にもう少し人手を割いても良い気がする。
よく「亡くなった方だっている。生きているだけでも幸福なんだから、多少の不便は我慢しなくては」なんて解ったようなことを言う人間がいるが、そんな問題ではない。生きているからこそ、肉体面だけでなく精神面のケアが必要なのだ。
こういう災害に際して、まだまだ精神面のケアが乏しいと痛感させられた、ある”美談のニュース”でした。