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少年グループ、決闘罪で逮捕

2008年07月17日 12時07分00秒 | 社会・経済
少年グループ、決闘罪で逮捕

恥ずかしながら、こんな罪が存在することすら知らなかった。
なんでも明治22年に制定された法律だそうだ。しかし現在まで適用された事例はほとんど無いらしい。
今回、この罪が適用されたのは「同県警によると、『決闘罪はケンカを買った側も罪になる』と話しており、今回はその原則が適用されたことになる」かららしい。喧嘩両成敗ということか? 平等かもしれない。

決闘といえば宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決闘などが有名だが、戦国時代は決闘は日常的だった。親玉同士があちこちで戦っていたのだから。しかし江戸時代になって戦乱が治まると、幕府は政権維持のため争いごとを禁止した。例外的に認められたのは敵討で、これは武士の本懐だからだろう。忠臣蔵で赤穂浪士の仇討ちが認められなかったのは、浅野内匠頭は吉良上野介に斬り殺された訳ではなく、江戸城内での刃傷沙汰という幕府の禁制を破ったために処罰されたからだ。
ともかく江戸時代までは敵討のための決闘は公認されていたので、この決闘罪は明治になって一切の決闘を禁止するために制定された法律と見て良いだろう。
……にしても、こんな1世紀以上前の法律を適用される事態を起こすとは。
1世紀前の法律とブログに果たし状という現代ならではのミスマッチが非常に好対照な事件だ。


おバカブーム仕掛人は超オリコー

2008年07月17日 03時19分00秒 | 音楽・芸能
『ヘキサゴン?クイズパレード』(フジ系)で番組内新ユニット・アラジンの『陽は、また昇る』が披露された。
かつてのモーニング娘。の名曲『ラブマシーン』を連想させるノリの良い曲。またヒットしそうだ。

興味があったのは、どこから発売されるかだが、YOSHIMOTO R and C が獲得した。というのはPaboはYOSHIMOTO R and C、いっぽう羞恥心はポニーキャニオン。YOSHIMOTO R and Cは名前からも解るように、ヘキサゴン司会者・島田紳助の所属事務所吉本興行の系列会社だ。ポニーキャニオンは、かつてライブドアのニッポン放送株取得騒動の際に「ポイズンピルを使う」なんて話が出たフジサンケイグループの会社。今回はフジよりも吉本のほうが功績大という評価か(笑)?
さらに言えばPabo・羞恥心・アラジンなどの楽曲の作詞は島田紳助、作曲は紳助の親友高原兄(元アラジン)。高原兄はヘキサゴン特番で雨に打たれながらヘンなおじさん(志村とはちゃうw)役なんかしていたが報われた感じ。両者には相当額の印税が入る。

この売り方、かつての『夕焼けニャンニャン』のおニャン子ブームに似ている。ポニーキャニオンの自社ビルはおニャン子ビルと呼ばれ、おニャン子関連の売り上げで建てられたと語り継がれるし、フジテレビのお台場移転費用もかなり捻出したという。また同番組の構成作家で一連の楽曲を作詞した秋元康は当時は高額所得番付に載っていた。

番組からはまだまだ新ユニットをデビューさせるようだし、吉本・フジ・紳助の笑いは止まる気配がない。
個人的にはPaboや羞恥心の子たちはイイ子たちだと思うし、売れないで苦労した時期が長かったようだから、活躍の場を与えられて良かったと思っているが。

結論。おバカブームの仕掛人たちは超アタマイイwww