人は折に触れ涙を流す
嬉しいとき
悲しいとき
悔しいとき
タマネギ切ってるとき・・・
近頃とみに涙もろくなった
テレビドラマを見ながら、以前ならどうって事のない
シーンにも、眼が潤んでくる
朝ドラ「瞳」しかり、「篤姫」もまた、涙して見ている
先日娘が葉山の海の見えるチャペルで結婚式を挙げた
当然のことながら、花嫁の父である
人の子と、たかがドラマで無く位だから
身内の感激するイベントだから、涙するのが当然だ
がっ、テレビドラマを見ている時のようには
素直に泣けないものなのだ
我慢してる
なにか、トリガーが有れば、いつでもたっぷりな涙が溜まってる
そして、ブライダルホールのスタッフの面々も
参加者を泣かせなくては、真面目な仕事の成果が出ないと
思っているふしがある
だから、あれこれと、仕掛けを用意して、ちくりちくりと
溜まった涙の堰を溢れさせようとつっいてくる
新郎新婦、その親達、参加者たちを感動の涙で泣かせる事に
彼らは生き甲斐を持って仕事に当たっているのだ
そして、最期の最期に、彼らの手にかかって
ほろりと涙がほほを伝ってしまった
幸せな家庭を築いていって欲しいと願うばかりだ