雨上がりの松の葉に水滴がきらり
新しく手に入れたレトロ?なNikkor 35mm F2D単焦点広角レンズで
寄って撮ってみた
かなりピントがシビアーで何枚かは手ブレになってしまった
ボケの形も八角形で、今時のレンズでは丸くぼけるのに
絞り羽の枚数が少ないから、仕方ないけれど
なにか、昔の古き良き時代の写真のようで、興をそそる
ボケを強調してみたけれど、マクロレンズとはちょっと違う雰囲気で
これはこれで、面白い
また、咲き出したプリムラの花をマクロ的に撮ってみた
かなり近くまで寄れるので、面白い
以前のデジカメでないフィルムカメラでは
標準レンズとして50mmレンズが多用されたが
この35mmのレンズはニコンのDXフォーマットでは、
それに準ずる画角となる
ズームの便利さに慣れてしまっていたが、
被写体との距離を体で合わすために前に行ったり後ろに下がったりして
楽しいかも
後は、手ぶれ補正機能のついたレンズに慣れているので
安易にシャッターを切る癖がついていて、
意外と手ぶれしているのに気がついた
カメラのホールドをもっとしっかりして撮りなさいと
レンズにいわれているような気がした
雨上がりの朝であった
水滴が八角に見えるのは
素敵な撮りかたですね
このような撮りかたでは
普通のデジカメでは撮れないものですか
ピントの合っている部分が狭いので、それ以外の部分はピントが合わずぼんやり(ボケて)します
(コンパクトデジカメの場合はピントの合う幅が広いので
あまりボケの効果は出ません)
特にコントラストの強い光る光源がある時は
絞りバネの形がボケとして移ります
このレンズの場合は七角形になります
新しく設計されたレンズは絞り羽根の枚数を
増やしたり羽根の形状を変えて
ボケの形が丸くなるようにします
このレンズは古い設計のレンズですので
ボケの形が角張って居るんです
絞り羽根はレンズの中に有って光の通過する量を
調節する機構です
例えれば、ステンレスで出来た落としぶたのように
自在に大きさを変えるものがありますよね
それと同じような形で、真ん中の穴の大きさを換えるのが絞り羽根です
枚数が少なければ角張って、多ければ角が取れて
丸くなります
ですから、昔の写真のようなノスタルジックな
雰囲気がでるんだと思います