終戦記念日に思う

2006-08-15 23:55:33 | 徒然に


「大和シジミ蝶」が、草原にのどかにひなたぼっこをしている

8月15日の今日は、日本が「アメリカを主体とした連合国」に対して
無条件降伏した、「終戦記念日」すなわち敗戦の日である

先進国の後塵を拝して植民地支配を広げるために東南アジアに展開した日本の国
経済的、政治的問題解決のための武力の行使が「戦争」だった

古くからの植民地支配の歴史は、最後の植民地支配の戦いに敗れた日本の国への
厳しい弾劾裁判として、日本民族の誇りとした天皇を頂きとした日本の国家体制までも
変えながら、日本という国家のあり方を戦勝国の理屈で変えさせられた

しかし、日本民族は、自らの手で、頭で、第二次世界大戦に至る国家経営の問題点を
総括して、戦争責任の明確な処置をしてこなかったのではないか?
よく、対比されるのは、同様に敗戦国となったドイツの戦後処理である
確かに、「ヒットラーとナチ」と「天皇と軍国主義」を単純に同一視は出来ない
物事には、色々なとらえ方があり、主義主張があるものだ

しかし、日本の戦後処理は、あまりにもおざなりだったのではないだろうか
若者の多くがアメリカと戦争したことを知らない
広島長崎へのアメリカによる原子爆弾の投下をしらない
国家として、知らしめなければいけない近代日本の歴史を、
若者に継承できない民族は滅びるしかないのではないのか?

いつまで経っても、アジアの主要国としてその経済、技術としては、リード出来ていても
肝心の政治的影響力を発揮できない、根本原因は、あの悲惨な戦争に対する
根本的な歴史認識の国民レベルでの正しい認識と、その反省にたっての
アジアの国々に対する対応の抜本的な改革なのではないのか?

日頃、政治的な考え方を書き込まないけれど、戦争末期に生まれ、実感としての戦争体験は記憶にないけれど
両親を初めとする戦争体験をへた人たちの話を聞いた世代として
これからの日本の将来を左右する、「先の大戦」の正しい総括と
これからの日本の進路について、多くの人に考えて貰いたいものだ

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しかし、自分の主張を、特に政治的なものについて、明確に書くと言うことは
出来ないものだな
妙ちきりんな書き込みだ
なさけないことだ TT

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