ウラシマソウ(浦島草)

2005-04-11 00:38:09 | 


庭の木の陰に奇妙な花が咲いている、
水芭蕉の様な花の形だけれど、すこし気味悪い
模様が入っている
その仏炎苞(ぶつえんほう)の上から長い糸状の物が
長く上に伸びている
それが名前の由来だとか
葉は切れ込みの深い一枚葉で、ヤブレカサの葉に似ている

サトイモ科テンナンショウ属

カラスのエンドウ

2005-04-10 00:30:55 | 


かわいらしい赤紫の花を付ける蔓性の名前から判るように
エンドウ豆を小さくしたような実をつける、元気な草だ
私の庭にも、あちこちに、群落を作るように茂っている
実が熟すと、真っ黒になったさやがねじれるように割れて
中の実をまき散らす




ボロニア・ヘテロヒア

2005-04-09 09:13:25 | 

すらりとのびた枝に提灯のような小さな花がたくさん咲いている
花の形は、ドウダンツツジやシキミ、そしてスズランの様な花だ、
花屋の店先で、さわさわと、細い枝を風に揺らせて
まるで、たくさんの鈴がなっているような気がして
思わず見とれてしまった。
そんなわけで、我が家の庭に、珍しくオーストラリア原産の
花木が仲間入りした。
この鉢は紅白の花の寄せ植えになっていた。


ミカン科ボロニア属
常緑低木半耐寒性
原産地豪州西部
ピグミーランタンとも言われる柑橘系の良い香り


キブシの花も咲いて

2005-04-08 00:05:36 | 


地味だけれど、なにか、心に甘酸っぱい物が湧いてくる花だ
(幼い頃に遊んだ里山の思い出がそうさせるのかもしれない)

何時の間に根付いたのか、布袋竹の間から桜の葉っぱのような
ウツギの薄い葉っぱに似た葉を付けた木が背丈ほどに育っていた、、
毎年枝をばっさりと選定していたが、昨年残していた一枝に
うす黄色の小さな花がたくさん付いた花穂(かすい)をつけた。
里山でよく見かける花だ
ネットで調べると「キブシ」だと、
それならばと、昨年は、ばっさり剪定せず、そこそこに枝を残した
今年は、房なりの黄色い小花を風に揺らせてくれた。
これも、鳥が運んでくれた我が家の庭への贈り物である

キブシ科キブシ属の落葉低木:雌雄異株
関東では「キフジ(黄藤)」とも呼ばれてる

キュウリグサ

2005-04-07 03:29:19 | 


小さな花だ、
忘れな草よりもっと小さな水色の花
あちこちに春になると姿を見せる、タオルとキュウリの香る草
こんな小さな花が、主はとうの昔に枯れ果てた鉢にも
花を咲かせている
これも、私の庭の可愛い住人

ヒメウズ

2005-04-06 00:15:33 | 


庭の東側の隅に小さな白い花が咲いている
葉は、オダマキの葉のように切れ込んでいて同じ仲間かな?と思う、
なんと、名前のウズ(鳥頭)とは、トリカブトの事で小さいトリカブトの事だと、
小さな下向きの花をわずかに吹く風に揺らしているのは可憐、そのものだ
今は、だんだん、姿を消している野草が庭の隅に、
毎年顔を出してくれるのは幸せなんだろうな

ヒメウズ(姫鳥頭)
キンポウゲ科オダマキ属



ムラサキケマン

2005-04-05 01:55:46 | 


春になると、いつも、庭の隅に顔を出す、
にんじんの葉っぱのような野草
そこからすらりと伸びた茎の先に赤紫の細長い花を咲かせる
ムラサキケマン

こんな野草が咲いてくれる私の庭を持って、私はとても幸せだ。
まあ、まめに手を入れてないだけなんですけれどね

ユキヤナギ

2005-04-03 02:31:45 | 

ユキヤナギ
小さな白い花を柔らかな枝に咲かせる
今年は、天候不順で、ずいぶん前から枝のあちこちの蕾が咲き出していて
季節感がすこし、おかしくなっているようだった。
でも、春本番を控えて、びっしりと白い花を咲かせた枝を
柳のようにしなやかに春の風に揺らしてくれている
先日も、横浜の川沿いに植えられて柳が若芽を吹いていて
風に揺れる柳も、春の風情だなって、思って、
デジカメを持っていないことを悔いたばかりでした