十三夜

2008-10-12 00:18:33 | 徒然に


月は南の空にあり

我は首を巡らせ、それを見る

未完成な月を愛で旨い酒を酌む

不慮の事故で逝ってしまった義弟を想わすような

未だ満ちない月を見て酒を酌む









ニオイザクラ

2008-10-06 23:38:48 | 


スーパーのフラワーショップでニオイザクラを見つけて
携帯カメラでパチリ

桜色の五弁の花だ
名前の通り、とても芳しい香りである

何年か前に、可愛い、まあるい蕾と桜色の花姿を
花屋で見て、香りに負けて、お持ち帰りをした

インド原産なので冬越しが出来ずに鉢は枯れてしまった

サクラはパット咲き、はらはらと散る
この花は、そんなには潔くない
しっかりと長く咲き続ける

これを書いているときに、親しい人の訃報を聞く
そんなに、死に急ぐ事も無いのに、あたら若い命を散らせた
どのような葛藤が有ったのかは、解りすぎるほど解っていたが
ポロッと命を散らす事も無いだろうに・・・

この花のように、例え、ぼろぼろになるまで花を散らさず
長い命を長らえて、見る人の心を和ませるのも
一つの生き方だと想うのに・・・・

無念に散った男に合掌



おとうさんと一緒

2008-10-04 09:02:51 | 徒然に


写真の整理をしていて、二年前の今頃の画像を見ていた
葉山の浜辺を歩いていたら、お父さんと一緒に釣りをしている女の子がいた

何か釣れるかな、っと離れて見ていたが何もつれなさそう
そうしていると帰り支度を始めた
女の子も釣り竿を架けるポールの片付けを手伝っている

遠目にみても、ほほえましくカメラを向けた

子供が小さい頃は海に連れて行き、釣りや泳いだりしたが
大きくなった今は、それも遠い思い出 ・・・・