「儀式はしない」は「儀式は省きますが、何もしないというわけではありません。」の意だった。宮中言葉は難しい。
国民に向けての御言葉は日本共通語で解りやすくお願いいたします。国民、余計な心配をしますので。
眞子さまが天皇に結婚と共に皇族の身分を離れるご挨拶をする「朝見の儀」は儀式を省いた形で、今日行われました。
天皇、皇后両陛下にお別れのあいさつをするため、皇居に入られる秋篠宮家の長女眞子さま=22日午後、皇居・半蔵門
眞子さま、両陛下にお別れ=総裁職、26日付で退任2021/10/22 18:38 時事通信社秋篠宮家の長女眞子さまは22日、小室圭さんとの結婚を前に皇居・御所を訪れ、天皇、皇后両陛下にお別れのあいさつをされた。宮内庁によると、途中から愛子さまも加わり、1時間余りにわたって和やかな雰囲気で懇談したという。
天皇家の御団居に眞子内親王が御加わりになって歓談されるという設定ですね。
こういうことも宮内庁、侍従職が天皇の意向に配慮しつつ綿密にセッティングするのでしょう。愛子さまの入室のタイミングも予め決められている筈です。
日頃交流が無い天皇家、秋篠宮家ですから、社交的な会話に終始したのではないでしょうか。その場のご様子は、いずれ週刊誌が報ずる筈です。
午後4時半前、車で半蔵門を通過する際、マスク姿の眞子さまは窓を開け、雨の中待っていた沿道の人たちに会釈した。午後5時50分すぎ、穏やかな表情で皇居を後にした。
四時半~5時50分。お茶をするには、微妙な時間帯です。
夕食前にほんの少しだけ時間を割いた、という感じで・・・。一生に一度、皇族を離れる挨拶を受けるには、カジュアルすぎる時間帯だと思うのですが・・。これも国民向けに「ケジメ」を意識した演出ですかね。
一方、宮内庁は、眞子さまが日本工芸会総裁と日本テニス協会名誉総裁を26日付で退任すると発表した。テニス協会名誉総裁には次女佳子さまが就任する。
皇族がなさる名誉総裁、って何でしょうね。まず、パトロンじゃないことだけは確かです。
求めに応じて「栄誉」という目に見えないものを運んで、なにがしかの謝礼を戴いて帰る。
そんなことを考えてはいけない、と思いつつ考えてしまいます。
これまで結婚に伴い皇室を離れる女性皇族は、皇居・宮殿で両陛下に感謝を伝える「朝見の儀」を行ってきたが、私的なあいさつとなった。19日に宮中三殿を私的に参拝するなど、結婚に関する全ての儀式を取りやめている。
「儀式は取りやめた。」と言うより、「儀式を省いて行った。」と言うほうが解りやすいかも?
眞子さまは25日、上皇ご夫妻が住む仙洞仮御所(東京都港区)を訪問。26日に小室さんと結婚し、二人で記者会見する。皇族の戸籍に当たる「皇統譜」には27日に登録される。
これもウッカリ聞くと「皇統譜に名前を登録する。」ように錯覚してしまう。実際には、「皇統譜に結婚に従って皇籍を離れたむねが記される。」です。
天皇は「朝見の儀」を従っていたが、秋篠宮がさせなかった、とか、いや、止めたのは宮内庁だ、とか、天皇自身がしないことを決めたのだ。とか、いろいろなことが言われている。
実際の事情は、私には解らないが、結婚へ向けて、淡々と段階が踏まれていることだけは確かだ。
天皇は小室を姪の夫とすることに、何の疑問も抱いていない。何ともやり切れないではないか。
遺族年金詐取も労災の不正受給も何処でも行われてることだというが、それを天皇が問題なし、としてはいけないだろう。
イジメの加害者であったことを天皇が不問に付してはいけないだろう。
天皇は少なくとも、正直にまっとうに生きようとしている国民の意欲を削ぐようなことはしてはいけないと思うが。