『日刊ゲンダイ』の記事の混乱が甚だしい。
頭が混乱しているのは、国民ではなくあなたです。
結婚も同じだ。以前にも書いたが、皇族の結婚相手が、戦前の華族か皇族から、戦後は旧藩主や新興財閥などの「平民」へ、さらに一般庶民へと広がっていく。眞子さまが小室さんを選んだのは当然の流れだろう。これが皇室の危機なら、皇太子妃に美智子さまを選んだように、特別チームをつくって結婚相手を探してくるしかない。今どきそんなことができるはずがないだろう。
😇 戦前にはあった華族という身分が戦後無くなり、皇族は天皇の弟である三宮だけになった。
天皇と三直宮家以外は皆一様に国民となったのですから、戦後の皇族の結婚相手が国民であることは当然です。
皇室が庶民化したことと、眞子さまが小室を選んだこととの間に明確な因果関係は無いでしょうね。それに国民は小室が庶民だから反対しているわけではない。
これが皇室の危機なら、皇太子妃に美智子さまを選んだように、特別チームをつくって結婚相手を探してくるしかない。今どきそんなことができるはずがないだろう。
😇 やる気になれば出来ますよ。漏れ聞くところによれば、上層国民ほど結婚相手探しを子供任せにはしないし、少し気の利いた子供なら釣り合うような相手を選んで来る。記者さんの周囲もそうではありませんでしょうか。
ところがメディアの中にある皇室に対するイメージは、伝統的で不変の皇室像と大衆的な皇室像が混在していて、今回は前者の視点から小室さんを否定する論調があふれ返り、ある種のアンチ小室像が出来上がってしまった。それに国民が同調したのは、息苦しい今の時代の格好のターゲットだったからだろう。「平民」から、ある意味「勝ち組の上流国民」になろうとしている小室さんをいじめて引きずり降ろしたいのである。
😇 なんとまあ、ルサンチマン意識が丸出しの御言葉。
国民は「平民」「庶民」が上流階級になろうとしているから、引き摺り下ろそうとしているのではありません。
美智子さま、華子さまは「平民」だと御自分でおっしゃったではありませんか。黒田さん、守谷さんは庶民でしょう。
でも、国民はこぞって祝意を表しました。
では、黒田さんや守谷さんと小室はどこが違うのか。国民が反対するのは、小室がずるをしているので「ずるをしている奴がのうのうと暮らすのは許せない。」という思いから、反対しているのですわね。
伝統的で不変な皇室像でも大衆的な皇室像でも「ずるをしている奴」は許さないと言う感覚は失ってはいけない、と、思います。
たぶん、この記者さん、ひごろ小室や佳代さんのように、狡いことばかりしているから、「ずるいことは許さない。」という感覚が鈍くなってしまったのかも、ね。
「狡いことはゆるさない」という感覚を失ったら、ジャーナリストとしては二流三流だと思うのですが?
佳代さんと小室の本質を見事に捉えた一連の写真。カメラマンは間違い無く一流だろう。