憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

『日刊ゲンダイ』が異常だ。(2)

2021-10-03 17:30:42 | 小室
『日刊ゲンダイ』の記事の混乱が甚だしい。
頭が混乱しているのは、国民ではなくあなたです。

結婚も同じだ。以前にも書いたが、皇族の結婚相手が、戦前の華族か皇族から、戦後は旧藩主や新興財閥などの「平民」へ、さらに一般庶民へと広がっていく。眞子さまが小室さんを選んだのは当然の流れだろう。これが皇室の危機なら、皇太子妃に美智子さまを選んだように、特別チームをつくって結婚相手を探してくるしかない。今どきそんなことができるはずがないだろう。

😇 戦前にはあった華族という身分が戦後無くなり、皇族は天皇の弟である三宮だけになった。
天皇と三直宮家以外は皆一様に国民となったのですから、戦後の皇族の結婚相手が国民であることは当然です。
皇室が庶民化したことと、眞子さまが小室を選んだこととの間に明確な因果関係は無いでしょうね。それに国民は小室が庶民だから反対しているわけではない。

これが皇室の危機なら、皇太子妃に美智子さまを選んだように、特別チームをつくって結婚相手を探してくるしかない。今どきそんなことができるはずがないだろう。

😇 やる気になれば出来ますよ。漏れ聞くところによれば、上層国民ほど結婚相手探しを子供任せにはしないし、少し気の利いた子供なら釣り合うような相手を選んで来る。記者さんの周囲もそうではありませんでしょうか。

ところがメディアの中にある皇室に対するイメージは、伝統的で不変の皇室像と大衆的な皇室像が混在していて、今回は前者の視点から小室さんを否定する論調があふれ返り、ある種のアンチ小室像が出来上がってしまった。それに国民が同調したのは、息苦しい今の時代の格好のターゲットだったからだろう。「平民」から、ある意味「勝ち組の上流国民」になろうとしている小室さんをいじめて引きずり降ろしたいのである。

😇 なんとまあ、ルサンチマン意識が丸出しの御言葉。
国民は「平民」「庶民」が上流階級になろうとしているから、引き摺り下ろそうとしているのではありません。
美智子さま、華子さまは「平民」だと御自分でおっしゃったではありませんか。黒田さん、守谷さんは庶民でしょう。
でも、国民はこぞって祝意を表しました。
では、黒田さんや守谷さんと小室はどこが違うのか。国民が反対するのは、小室がずるをしているので「ずるをしている奴がのうのうと暮らすのは許せない。」という思いから、反対しているのですわね。

伝統的で不変な皇室像でも大衆的な皇室像でも「ずるをしている奴」は許さないと言う感覚は失ってはいけない、と、思います。

たぶん、この記者さん、ひごろ小室や佳代さんのように、狡いことばかりしているから、「ずるいことは許さない。」という感覚が鈍くなってしまったのかも、ね。
「狡いことはゆるさない」という感覚を失ったら、ジャーナリストとしては二流三流だと思うのですが?

佳代さんと小室の本質を見事に捉えた一連の写真。カメラマンは間違い無く一流だろう。

『日刊ゲンダイ』が異常だ。

2021-10-03 14:12:37 | 皇室
「結婚するのだから周囲から祝福されて当然」と思うのは甘えた考えだ。
周囲の反対を押し切って結婚するのなら「祝福されなくて当然です。」と全ての批判を受け止める覚悟はすべきだろう。

日刊ゲンダイのこの記事を書いたのは誰か解らないが、異常だというあなたが異常です。




小室圭さんと眞子さまは“四面楚歌”打破し結婚を貫徹 それを祝福せず批判する世論の異常 
日刊ゲンダイDIGITAL  2021/10/03 06:30
<全文>
<抜粋>
眞子さまにとって「かけがえのない存在」だった婚約者とやっと結婚が成就できるわけだが、今もなお小室さんへの批判が続いているのはなぜか。

仮に自分の息子の結婚が決まったとしよう。それが突然、見知らぬ人から、あの家の母親は金を借りたまま返済していない、などと噂をまき散らされたらどんな思いになるだろう。
😇 身に覚えのあることなら、仕方ないな。と思います。ついで、慌てて借りたままになっている借金を返済します。その上で、相手と相手のご両親に「噂になっているようですが、これこれの事情でお金を借りていましたが、既に返済しました。お宅様にご心配をお掛けするようなことは何もありませんが、ご迷惑をお掛けしたことをお詫びします。」と事情を説明し、噂になったことを謝罪します。
相手が「でも、ねえ~」と渋るのなら息子のために土下座もしますよ。なんたって借金したのは自分、返済を滞らせたのも自分ですから。

「いじめ」と同じだ。小室さんに対する週刊誌と世間の批判もこれと同じではないだろうか。それも、戦前のように結婚を家と家の結びつきと考えるならともかく、恋愛と結婚は個人の自由と言いながら、なぜ小室家のことをことさら問題にするのだろう。

😇 狡いことをしている者に向かって「狡いことをするな」と言うのはイジメではありませんし、家も恋愛・結婚の自由も関係ありません。

世間やメディアから総バッシングを受け、義父となる秋篠宮さまからも「納采の儀」はできないと反対されたのだ。まさしく八方塞がりである。

😇 秋篠宮殿下は結婚に反対していないし、「納采の儀」を求められたら困るのは小室家のほうでしょう。殿下は狡いことをして結婚する小室と眞子さまがこれ以上国民の反感を買わないようにという親心から納采の儀を行わないことにしたのですよ。
また秋篠宮殿下は二人の新生活にできる限りの支援もしています。どこが八方塞がりなのですか?むしろ至れり尽くせりではありませんでしょうか。

帰国後、小室さんは報道陣におじぎをするだけで、かたくなに沈黙を貫いている。その胸中たるやいかに、である。

😇 「お前等、俺様に手が届かないクセにそこで何やってんだ。ザマーミロ」ではないでしょうか。

ある皇室ジャーナリストによると、小室さんとは「記者会見でもペーパーがないとしゃべれない人で、そんな小室さんに『しっかりしなさいよ!』と叱咤するのが眞子さま」だという。ここ数年、自由に会えない中で、リモートで眞子さまに励まされてきたに違いないが、四面楚歌の中での長距離恋愛は20代の若者にとってはキツかったはずだ。何もかも投げ出したくなって当然だが、それでも挫折せず、アメリカの大学で法律を学び、卒業と同時に大手法律事務所への就職も決めた。もしこれがあなたの子供だったらどう受け止めるだろうか。「よく頑張ったね」とねぎらって祝福してあげるのがまともな感覚ではないだろうか。それを今も小姑のように箸の上げ下げまで文句を言うなんて、異常としか言いようがない。

😇 「ペーパーが無いとしゃべれない人」が大手事務所への就職を決めたのなら「狡いこと」している証拠ではないでしょうか。
小室がした「狡いこと」の内容は既報ですから、一々書きませんが。

子供が頑張っているのを褒めない母親は、まず、いません。しかし、世間は母親よりもう少し俯瞰的に小室を見ますから、母親には見えないことも見える。
もちろん小室にぴったりと密着している母親でなければ見えないこともあるでしょうが。
立場が違う者がそれぞれの立場から見てモノを言うことは仕方の無いことで異常でも何でもない。

■皇室の危機なんてとんでもない言いがかり 
戦前の皇室には、皇族とはこうあるべきというルールや規範のようなものはあったが、1945年にGHQによってすべてリセットされ、「象徴天皇」という言葉が残された。それを試行錯誤しながら「かたち」にしようとされたのが戦後の昭和天皇であり、平成の上皇と上皇后であった。それは、旧皇室像が壊れ、大衆化していく過程でもあった。

😇 もし、もし自分の言葉で書いていますか?
「かたち」にしようとすることが、すなわち「こうあるべき」という規範をつくろうとしたということなのですよ。

昭和天皇も上皇も「象徴天皇」と位置づけられた天皇と皇族の「こうあるべき」規範を模索されたが、旧皇室像が完全に壊れたのは昭和天皇崩御後の平成になってからでしょう。昭和天皇御存命中は旧皇室の格式と体面は保たれていましたから。
平成になってからは大衆化路線一直線。とりわけ令和になってからは、御公務も大衆演劇ドサ回り風です。

<続く>

日本は太陽の国。

2021-10-03 13:54:06 | 皇位継承
現在皇室のあまりの劣化振りに悲憤慷慨、失望落胆のうちに眠りに落ちた私は、眼が覚めたらなんと新たな希望を持ち始めているではないか。

日本は太陽の国。皇室の祖は太陽神たる天照大神である。沈んだ太陽がまた昇り新しい一日が始まるように、皇室は何度沈んでもまた新たな皇室が現れる。
平成の天皇が作り上げた皇室は沈むべくして沈む。自然の摂理を嘆くことはない。
新しい太陽は必ず昇る。それが自然の摂理だから。



女性宮家、女系天皇は論外。
旧宮家の男系男子を皇籍復帰の方法も、有識者会議と岸田総裁では違う。
有識者会議は「養子縁組」と言う形で、皇籍復帰をさせる。
岸田総裁はダイレクトの復帰も視野にあるのだろうが、女系天皇以外の方法とは何だろう?

どちらにしても、岸田総裁は今のところ皇位継承に関する皇室典範の改正に向けて積極的に動く気配はない。

如意の構想
旧宮家の男系男子皇籍復帰は2名まで。特例として行う。

養子縁組という形をとるのであれば、対象は当主夫妻が健在である常陸宮家と、当主格の妃がいる三笠宮家の2家とする。
論議の結論が出たとき、既に当主夫妻当主格の妃が薨去されていたら、養子縁組案は却下。

天皇家と控えの皇統家が2家。皇統の維持にも、公務の担い手もこれで十分足りるでしょう。

女性宮家を4つもつくって、そのうえ旧宮家の男系男子も復籍させて、そんなに宮家を増やしてどうするの?皇位継承を男系男子に限っても新しい宮家は増えるばかりでしょう。まして、そこに女系も認めるとなったら、いったいどれだけ宮家が増えるのやら、恐ろしくなってきます。
明治政府は皇族の数を増やさないように頭を絞ったようだが、あまりうまく行かなかったようです。
皇室典範をいじって皇族の範囲を広げ、皇族の数を増やすのは簡単ですが、増えすぎた皇族を減らすのは大変じゃないのかな~。
今回の件で「皇族を3日やったら止められない。」と意味がよく解った。

女系天皇につながる女性宮家は皇族の数をセーブする意味でも絶対反対。
旧宮家男系男子復籍も2名まで、それ以上は反対。将来皇族が増えすぎる恐れがあるから。

小室が入ると決まって以来、平成天皇の系統が続くことを全く願わなくなった。敬愛する昭和天皇の系統が続かないのは悲しいが、御自分の系統が続くことに執着されていなかったかただから「皇位は受け継ぐべき者が受け継げば良い。」とおっしゃるだろう。

「皇統は皇太子の系統に。愛子がいるではないか。」とおっしゃった平成の天皇とは、天皇としての格が違うではないか。



存続か。自然消滅か。

2021-10-03 02:00:22 | 皇位継承
国民の思いや願いがことごとく無視される傍ら、皇室特権の行使ばかりをこれでもか、と見せつけられて終結する今回の件。
最後には「眞子さまの複雑性PTSDは国民のせい。ただし、周囲に暖かく見守られて結婚したら治る。」
とまで言われてしまった。
何のための皇室存続か、と考えてしまう。



皇族数確保、慎重に検討 政府、「男系」維持が前提
2021年10月01日21時22分 
<全文>
<抜粋>
秋篠宮家の長女眞子さまが結婚すれば、皇室典範に基づき皇籍を離れて民間人となる。皇室の人数は17人に減り、公務を担う皇族数をどう確保するかも含め、安定的な皇位継承という課題は一段と重みを増す。政府は週明けに就任する岸田文雄新首相の下、父方が天皇の血筋を引く「男系男子」維持を前提に慎重に検討していく構えだ。 
<中略>
自民党の岸田総裁は総裁選で、女系天皇に「反対だ」との立場を明確にした。皇位継承資格は「男系男子」に限る現行制度の堅持を訴え、安定的な継承策をめぐり、戦後に皇籍を離れた旧宮家の男系男子が復帰する案を含め、「女系」以外の方法を検討すべきだとの考えを示した。
 岸田氏は党の政策責任者である政調会長に、同じく女系天皇に反対する高市早苗氏を起用。政権運営に当たっては、安倍晋三前首相ら保守系の意向に最大限配慮するのは確実だ。衆院選や参院選を控え、男系維持の方針は揺るぎそうにない。安倍、菅両政権での議論を引き継ぎ、皇族数確保に向けた検討を進める。
<中略> 
有識者会議は新政権で議論を再開する見通し。ただ、具体的な結論や制度改正は、目前に迫る衆院選や来年夏の参院選以降に先送りされる公算が大きい。国民の理解や与野党の幅広い合意が必要な課題だけに、新政権でも慎重に取り扱うのは間違いない。

特定の人々と交流するのが目的の「御公務」。利害関係一致した「名誉職」、そんなものの為に皇族の人数を増やさねばならないのか、と思う。

戦後の宮中祭祀は天皇家・皇太子家の家計費にあたる「内廷費」によって行われるので「天皇が私的に執り行う儀式」と解釈する憲法学者もいる。
秋篠宮殿下は政教分離の立場から「大嘗祭は天皇の私的祭祀」と大嘗祭を国事とする政府に異を唱えられたことも記憶に新しい。
宮内庁のホームページでは、宮中祭祀を公務として扱っている。
祭祀に欠席を続ける皇后をおおらかに容認している皇室、宮内庁をみれば、祭祀に皇族の参加は本当に必要なのか、という疑念が湧く。

以上の疑念があるので、私は「公務の担い手の減少」は皇室利権を利用したい者にとってデメリットなだけだろうと考えている。

精神の高貴さを失い庶民化したた方々から構成され、皇室特権を利用したい者が群がる場になった皇室を未来も存続させる必要はあるのだろうか。

高貴さの輝きが薄れて行く中に、自然消滅するのも悪くない。と、思うようになっている。



落日を招き返す術、中興はあるのか・・・。
暮れなずむ夕陽をながめる天照大神。真ん中の島はオノコロ島。