晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

「未来を開くーー歴史」を読んで

2006-09-14 13:46:04 | 社会 生活 教育 文化
日本・中国・韓国共同編集
東アジア3国の近現代史と副題のついた本を見る機会があった。さーっと目を通してみただけで、えらそうに書評をするわけではないけれども他の2国の編纂委員の方たちに、日本の侵略戦争が一方的に悪かったことを認めさせられているような内容になっているようで、まじめに最後まで読もうとする気になれなかった。
 日本の学校においては、近代史は全くといっていいほど触れてこなかった。極端に歪曲された教育をされるよりも良かったのではないかとつくずく思う。東アジアの中にあっても、親日的友情をもつ国はいくらでもある。歴史教育の影響がなさしめている事実と思う。確かに、日本が仕掛けた戦争には違いがないが、当時ヨーロッパ諸国が行っていた、収奪だけを目的とした隷属国化を目指した統治ではなかったのも事実である。時には日本の力を利用して国内統治に向けた戦術を取った政治形跡さえあるようだ。実際問題、日本国内へ向けた投資よりも多額の投資をした国さえあるのも事実だ。こんな話をするのは不謹慎かもしれないけれど、従軍慰安婦の問題にしても、何も朝鮮の方たちだけが、被害者ではない。日本国内においても人身売買があった時代であり、明治、大正期にはからゆきさんも沢山存在していたようだ。貧しかった時代の悲しい事実なのです。
 戦後の賠償問題についてもそれ相応のことをしてきているはずです。もっと言わせてもらえば、日本の進出企業のおいてきた生産設備にしろ、個人がおいてこざるを得なかった資産にしろどのように評価してくれていますか?敗戦と同時に主従関係は逆転し、一億みな強盗的な所業があったではありませんか。戦後すでに62年お互いにいいたいことも、この辺で終わりにしたいものです。日本が平和をむさぼっている間に同じ民族同士の殺し合いをし、日本の戦国時代のようなさらし首などしてきた国があるようですが、民族みな兄弟、明日へ向かって平和に暮らしたいものです。ーーーユン・チアンのマオ(毛)誰も知らなかった毛沢東を呼んでみてください。日本軍がやったとされる虐殺以上の光景が読み取れます。