晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

ホリエモンに思う。

2006-09-15 10:15:33 | 社会 生活 教育 文化
 ちょっと少し前には、時代の寵児であった堀江貴文氏ーーライブドア問題とは一体何だったのだろうか?まだ、係争中であり結論は、司法の手に委ねるとして、これが無罪の判決でも出れば問題は大きい。同じ粉飾決算問題で、名門カネボウが倒産した。今日まで立派に存続した会社が、ある日突然検察の立ち入り捜査を受け倒産に追い込まれてしまう。(ライブドアは存続しているが)このような事件が多発するようになったらどうだろうか?勿論、法は遵守しなければならないが、その前に会社の監査役はその役割を果たしているのだろうか?(勿論お抱え監査役が多いのだが)また、監査法人はどうなのだろうか?証券取引所のチェック機能はどうなのだろうか?もっとさかのぼれば、法律事態がIT化した社会にマッチしているのだろうか?法律に定めのない事項は、判例がものをいう。勿論、判例を無視した例もある。靖国参拝問題だ。
 話は変わって、飲酒運転を厳しくした法改正があったにもかかわらず、このところ飲酒運転による事故が後を絶たない。自己責任とはいえ被害にあった人たちは気の毒すぎはしないか?最近の報道によれば、同病相哀れむではないが、公務員の飲酒運転に手心を加えていた形跡があるようだ。これが飲酒運転を増長させた大きな原因だ。だめなものはだめ。法は守るもの。世の中はそんなに甘くはありませんぞ。
 もう一つ、今尊属殺人という刑罰はなくなったそうだ。われわれの子供の頃は、尊属殺人は通常の殺人刑より重かったのを記憶している。毎日、報道される家庭内の殺人事件ーー親が子を、子が親を、妻を、夫を、また小児虐待ーー法の定めだけでは解決できない問題だが、安倍総理(後数日で)の美しい国、日本の前に、そこに住む人たちが、美しい心、思いやり、やさしさ、相互扶助の精神を持ち得るような政治を目指してほしい。近隣諸国との付き合いも、一歩先んじておおらかさを売り物にしてはいかがでしょうか?白髪三千丈というようなおおらかな中国人もいなくなってしまったのだから。