最近右も左もない。朝日、日経、読売新聞三社が業務提携したとか。各社とも生き延びるための施策を講じるのは勝手だが、現場は当然戸惑いを感じているはずである。お互いしのぎを削って読者獲得競争をしているのだから。
戦後60数年が経過して戦争経験者は、その経験を後々へ語り継ぐ仕事に専念する時期が来たようだ。長老という立場からご意見、提案、提言は傍迷惑になることを認識すべきである。民主党小沢党首の辞任騒動も余計とも言える助言、提言がその始まりであったことは確かである。福田総理は、阿吽の呼吸としてごまかしていたが、小沢さんは、復帰するならば、事実をはっきり国民の前で釈明したほうが良いのではないだろうか。一人で責任を背負い込む必要は何処にもない。
しかし、覆水は盆に返るのだろうか?小沢さんも年齢的にも体力的にもやり直しの利かない時期に来ている。壊し屋の汚名をこの辺で返上すべきである。ここは我慢、我慢そして次の選挙で大勝することしかない。
菅さんは、未納事件に際し、坊主頭になり四国巡礼を敢行した。小沢さんは、坊主頭は似合わないが、ここ一番全国謝罪遍路をおやりになったらどうだろうか。一、二度の党首密会で辞任騒動を起こしてしまった軽率な行動について、謝るところは謝るべきである。このチャンスを生かしきれなければ、日本に二大政党制は根付かないものと思う。