先日15年も使っていただろうか、ポットがこわれしまった。2.2Lのかの有名なブランド製であった。我が家では電気ポットは、女房殿が嫌いなため旧来のポットを使用しているのだが、これが驚いてしまった。10数年前のものは、約一日お湯の状態を維持していたが、今回新たに購入したポットは半日で冷めてしまう製品であった。
世は日進月歩の世界に入っている。15年も前の製品より保温力に劣っている製品を平気な顔で製造販売しているメーカーの良識を疑いたい。反論として世は電気ポットの時代であるというかもしれない。しかし、電気ポットは90度?くらいまでしか温度が上がらないのだ。沸騰点まで達しないのを嫌う人だっていることを承知してもらいたいものである。
デジカメは半年サイクル、パソコンは1年サイクル、次から次へと画素数を増やし新たな機能も装備してきている。とても日進月歩に追いつけない世界である。こんな世界もあるのだが、日用品特に毎日欠かせない必需品が、この体たらくでは困ってしまう。
何処がどう違うのだろうか。中国で作っているために真空技術が悪いとでも言うのだろうか?ますます古いものが好きになってしまった。その名は象印である。