嘗て、江戸川区内を散策しているとき、とある家でうそを飼っているのを見た。都会では、大変珍しく思わず田舎での遠い昔を思い出してしまった。小、中学校を通じてこの季節になると野鳥を取りに夢中になっていた時期である。当時もカスミアミは禁止されていたが、野鳥を獲ること飼うことについてそれほどやかましく取締りがあったわけではない。各家には、一羽や二羽の野鳥がいたものである。
今でも、県知事(だと思った)へ届出をすれば飼ってもいいはずだが、めっきり少なくなってしまった。一部のマニアの中で、法すれすれのところで取引されているようだ。
誰がつけたのか、名前に反して実に可愛い鳥である。泣き声も良かったように思ったが、忘れてしまった。写真は、オスであるが、メスはほほの赤いところが黒である。メスは、あまり目立たなく外敵から隠れて子育てをするためなのか?至って地味な見栄えである。
鳥のうそは大変可愛い。しかし、人間様、特に公的立場にある人たちの嘘はいただけない。防衛省と防衛予算の実施にかかわるところで民間企業との癒着が発覚。それに政治家の係わりがあったのかなかったのか。今後の行方が気になるところである。
攻める側守る側で必死の攻防戦を見せているが、大体政治家の皆さんの良識を疑いたい。今でもテープレコードの証拠能力はないと思うのだが、私の記憶違いなのだろうか?何もかもデジタル化が進んでテープなど使用しなくなってしまったが、録音機にしてもカメラにしてもパソコンにしても時間のセットさえ変えればいかようにも造れるものである。録音を聞いて判断したとか、デジタル写真を拡大して見せるとか政治の場でやることではないはずである。茶番劇を見せ付けられて、引き下がるような政治部記者たちも少し勉強をしてもらいたい。
民主党の諸君もここは頑張らないと与野党逆転は望めそうもない。