晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

如何する日本、どうなる日本人。

2008-05-01 10:37:26 | 政治、経済

 今や戦後ではないという。昭和天皇も崩御され、終戦後60数年が経過し、貧困のどん底から這い上がり、高度成長を続けた結果、世界の経済大国まで上り詰めたところまでは良かったが、これから如何する、どのように国を人を対外関係を創り上げていくのか?正念場に至って、あたふたもがき苦しんでいる。

 暫定という言葉を使って数十年、今も暫定という言葉を使い続ける自民党政権、一体この国はどうなっているのか。

 敗戦処理の段階で占領政策を司ったGHQは、すべてを作り直す政策の元で天皇制と官僚機構だけはそのまま維持することを決めたという。ここでで天皇制を云々する気は無いが、もう一つの官僚機構については、憲法とともに日本人の総意によって作り変える必要がありはしないだろうか?

 国土交通省の或いは社会保険庁の更には防衛省の相次ぐ不祥事、不祥事などという生ぬるい言葉では言い尽くせない悪質極まりない税金の無駄遣いの連続が起きているのだ。

 国会の二院制にしても地方議会にしても公務員の人員にしても根本から見直す必要があると思う。議員報酬を上げ続け、それに連動する公務員の報酬も退職金も年金も上がり続けて、今や民間の比ではなくなっている。

 一方では、国債という借金を増やし続け、制度が破綻しそうになるともっともらしい理屈をつけて新しい制度を作ってきた。雇用保険も然り、支給金は年々下がり続け、保険制度では介護保険をつくり、今度は後期高齢者保険制度もスタートさせた。一度決めた税率は、変えるどころか増え続け、金利は減り続け、上がるのは議員および公務員の報酬と税金くらいのものである。

 永い鎖国から目覚め、ヨーロッパ文明をいち早く吸収し世界の列強に伍していける力をつけた明治維新政府、夢よもう一度維新を完遂した偉人群の到来を期待したいのだが?松下村塾ではなく現代の松下政経塾の卒業生に平成維新の気概ありやなしやである。

 



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