晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

コイン収集ー雑感。

2006-11-20 16:07:48 | weblog

 ずいぶん以前に(昭和30年代後半から)、切手収集が盛んであった。各家庭には、相当量の記念切手類が保管されていることと思う。こちらもあまり値がつかないような話を聞いた。我が家でも通常の郵便にどんどん使い始めた。

 ミントセットって聞いたことがあるでしょうか?大阪造幣局が年に数回販売している記念硬貨セットの話であります。私も積極的に収集したわけではありませんが、セット類は、この20数年間買い続けてきた。(新聞広告とは別に直接案内が来るのでお付き合い程度に)

 今では、家庭用の小さな金庫にほぼ満杯の状態で、阪神優勝記念とか、鉄腕アトム記念とか特別のものを除いて少し整理しようかと思い、あるコイン取り扱い会社へ問い合わせてみた。なんとお店の方のお話では、売却するよりは「ケースからはずして通常貨幣として使われたほうがいいですよ」との返事でありました。

 要は、500,100,50,10,5,1円硬貨が入っているセットが、1,900~2,200円で販売されておりますが、差し引き1,500円何がしかは、ケース等のパッケージ代と送料になるわけであります。

 切手収集にしても、コイン収集にしても、いずれ先々値上がりを期待しての欲得がらみで集めている人が大半かと思いますが、残念でした。これからは、純粋な気持ちで、記念として大事に収集保管してください。孫子の代になればどうなるかわかりません。

 ここでちょっと苦言を言ってみたい。造幣局も売るだけではなく、その辺の事情をよく調査の上、価格維持或いは発行部数についても研究してほしい。売らんかなで、大量に発行すればするほど、その価値は下がります。希少価値ではなくなるのは、当然であります。

 もう一つ、日本貨幣商協同組合にも一言、「日本貨幣カタログ」という立派な冊子を毎年発行しておりますが、その設定価格について責任ある値段を付けてもらいたい。特に買値については、組合加盟店が買ってもいいという価格を付けてほしい。また売り価格は適正に。投機心をあおるような価格を設定されては、迷惑をこうむるのは、常に庶民の側です。良識ある判断を両者にお願いしたい。古銭或いはマニアックなもの、これ以外の通常通貨に値段を付けるのは、もともとおかしな話なんです。今、気がつきました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿