フロントにモノ申す!

2014年11月18日 | ドラネタ

先日、10/30 ドラゴンズから戦力外通告となった吉川大幾(22)をトライアウト、テスト等なしで、讀賣は11/14入団会見を発表した。
推定年俸550万円背番号「68」に決まった。
名門・PL学園から2011年ドラフト2位で中日に入団。母校の先輩”ミスター・ドラゴンズ立浪和義氏の背番号「3」を継承したが、プロ4年間で34試合出場、通算打率.143に留まった。

 

何故、吉川を讀賣はすんなり獲得したのだろうか?
東スポ記事では、中日サイドは「落合GMにに向けた嫌がらせではないのか?」と勘ぐっている。「ウチが戦力外とした選手が、巨人に来ればこんなに活躍できますよ、と当てつけようってこともあるのではないか」
さらに、別の関係者は「ウチからこれだけの選手が巨人に入れば、情報が相当の漏れることを覚悟しなければいけない」など...
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/333611/
上記記事が本当に中日関係者のコメントなら情けないったらない(まぁ東スポ記事なので話半分でもなぁ...)

 

先週に続き一昨日も夕方ジョギングしながら若狭さんの"スポ音"を聴いてました。答えがありました
讀賣がわざわざ支配下登録選手枠をひと枠空けてまで上記の記事の内容で吉川を獲得したわけではやはりありませんよね(笑)
2年前(2012年)のシーズンオフ、台湾ウインターリーグの出来事でした。
ドラゴンズから3人の選手が派遣されました。(小川投手、吉川内野手、井藤外野手)
そこで吉川は大活躍した様です。
※吉川選手の成績は21試合 打率.373 51打数 19安打 5打点 0本塁打 5盗塁  6四球
優勝に大貢献。
その時の監督が讀賣の現・育成部ディレクターの大森剛さんでした。
この出会いが繋がってた様です。
吉川の実力を見抜いていての入団だったのでしょうか?

※大森剛(47歳)
1989年、大森と上宮の元木大介が讀賣入りを志願していたが、讀賣が1位指名し入団。現DeNA監督・中畑清引退後の「24」を継承。
1999年戦力外通告を受け現役を引退。
2000年から讀賣の東北・関東地区担当スカウトとなり、2007年からは、北海道・東北担当スカウトに。「坂本勇人」を高校2年のころからチェックし2006年の高校ドラフト1位候補として徹底的にマークし、積極的に球団に推薦。
しかし、球団は「堂上直倫」を指名。交渉権を外し、外れ1位で指名。その後、坂本は球界を代表する選手となった。
2012年より育成部ディレクターへ異動。

ちなみに、AKB48の大森美優さんは娘さんとのこと。

 

中日・フロントは選手の育成面を怠ったツケがここ2年間の成績になってると思います。
悔しいですが、中日球団運営は今の讀賣球団に全てにおいて劣ってると思います。
讀賣は以前他球団から選手をお金で引き抜いてきてましたが、今は育成契約からの選手が活躍していたりとベテラン、中堅、若手と1・2軍の
垣根がなく選手層が分厚くなってる結果がドラゴンズと讀賣との差ではないでしょうか?
ドラゴンズから昨年、井端弘和に続き吉川大幾、また今日にも堂上剛裕と..ドラファンには何ともモヤっと
それにしても中日・フロントは行き当たりばったりかの様な仕事ばかりじゃないですか?
今年戦力外通告した各選手は何処の球団の選手より引っ張りだこにて入団が決まって行く中どう見ているのだろうか

 

結論
讀賣の様に育成専任担当ディレクターorコーチの部署を儲けるべきではないでしょうか?
今後はスカウトと育成ディレクターorコーチとが連携し、獲得した選手の未来設計を出来る球団を目指して欲しいものです。