コーチのお仕事

2014年11月10日 | ドラネタ

今日は本当に突き抜ける様な晴天でした。
ドラゴンズブルーの1日


先日、10/29よりナゴヤ球場と阿久比球場にて秋季キャンプが若手を中心に行われています。
10/9 秋季練習から秋季キャンプまた来季春季キャンプまで、特別コーチに就任することとなった土井正博氏に負け犬根性を叩き直してもらってます。


土井正博 1943年12月8日 70歳
大阪府柏原市出身
大鉄高等学校(現、阪南大学高等学校)時、近鉄バファローズ・スカウトを務めていた根本陸夫の誘いを受け、1961年に高校を2年で中退して近鉄に入団。
本塁打王1回 最多安打2回
ベストナイン3回 オールスターMVP3回
2452安打 465本塁打 1400打点

 

 

昨日、CBCラジオ 「若狭敬一のスポ音」のNo Talk No Lifeの中の、「土井正博コーチの教えるスタイル」を聴き入ってしまいました。         
(前回の私のブログにてコーチ批判を致しました際、色々とコメントを頂きましたが、
ある方より一部コーチの方がダメなら具体的に名前と理由を上げて答えて下さいとありました。
しかし私はコーチ批判はしましたが、非難はしたつもりはありませんでしたので、名前を上げてお答えすることは出来ませんでした.)
私が考えるコーチ像がここにありました。
私は以前にもブログで(10/12 中日vs巨人)、コーチ指導法について書かして頂いてます。
今回、若狭さんが土井コーチへの取材内容を説明して頂き、これぞコーチのお仕事と関心し聴いてました。

若狭さんが土井さんに対して「1ヶ月経って若手はどうですか?」と尋ねると、
(もちろん技術面を具体的に答えて頂けると思ったんですが...
たとえば、平田の飛距離が伸びたなどなど)
しかし、土井さんは、
「若手が聞く(尋ねる)様になった!」「俺に質問してくる様になった!」とのことでした。
「こうなったらしめたもんだ!」選手はやらされていると思うのでなく、自分で目的意識を持つこと。
「まず、やったのが明るい雰囲気作りをして質問し易い環境にすること!」
堅物のじいさんではダメなんです。
「その次はじっと観察し、分析するその次のお薬(対処法)を処方する。」
とにかく、コーチは選手に教えを強要するだけのではなく、選手の目的を手助けするだけ。
結果はすぐ出ないと思う。いつかものになる為。なるものでした。

 

以前に、「プロ野球に学ぶ組織論」なる記事を読ませていただことがありました。
その中 佐藤義則コーチ~選手を支えるコーチの役割
※佐藤義則氏は、阪急ブレーブス(後・オリックス・ブルーウエーブ)の主力投手として通算22年間の現役生活で数々のタイトルも獲得され、
44歳まで選手生活を続けられ、コーチ後は行く先々のチームでチーム全体の防御率をアップされておられる、まさに名コーチな方。
佐藤さんは、「コーチという仕事は選手を観察してその特徴を記録しておき、相手が質問してきた時には即座に答えられる高い技術論をもっておかねばならない、併せて不調をピンポイントで指摘し選手を納得させなければならない。
また、体の仕組みに逆らった無理なフォームは故障に直結するが、コーチは故障しやすいフォームの欠点を見つけ、選手にわかるように説明し
改良してやることが大切な役目だ。
その説明に合点がいけばどんなに厳しく接しても選手は納得するでしょうし、選手の間の信頼関係は強固になるに違いありません。」
この様に語っておられます。

 

若狭さんの土井コーチへの取材にて、土井さんも佐藤さんも現役時代からコーチ時代と結果を出し続けた方が同様のコーチのお仕事論を聴き、
勝手ながら今のドラゴンズコーチ陣にもっとも必要なことではないでしょうか?と思いました。
土井さんが臨時コーチとは言え、来季のドラ打線が今から楽しみでなりません。


強竜打線復活の日は近い

 

「はばたけ平田大空向けて未来を描け~
「上昇気流に乗せて花道咲かせろよ


http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/328379/