先週、6/4(日)『FCスペシャルゲーム』
【平田良介デー】
「平田よ!人並み外れた野球センスを魅せてくれ」と銘打った、この日はまさに平田を中心としたイベントゲームがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ce/cedecd1b9bd4ca700f47efc79af9645d.jpg)
その主役、平田が今シーズンおかしい…
この日も4三振と結果が出なかった。
彼が下位の7.8番を打つ姿はドラファンとしてあまり見たくない。
6/9現在、打率.237打点25本塁打6
今オフから飛距離アップと取り組んだ打撃改造が逆影響してるのか?
WBC参加の影響なのか?
タイミング、バランス、メンタル等全てにおいて厳しい現状だ。
平田自身が語ってる不調に陥ったのは今シーズン4/20対阪神、青柳のシンカーを体を開いて打ったHRだと言う。上手く打った様に見えたが、言われて見ると確かにその後から下降線をたどり初めた。その体の開きが悪さの要因なのか?
しかし私が思う不調最大の要因はもっと前のWBCをシーズン前に戦ってきたことによるものだと思っている。準備不足と実戦不足だ。(下記に内容あり)
もう一人の侍ジャパンメンバー、今シーズン左のセットアッパーとして期待された岡田も不調で2軍調整中となっている。
この2人の不調がチームの成績に大きく影響している。
侍ジャパンメンバーの現在までのシーズン成績を見てみた。
※6/9現在
【投手13名】
増井浩俊投手日ハム○
3勝1敗10S防御率2.57
宮西尚生投手日ハム△
0勝2敗10H防御率3.71
武田翔太投手ソフトバンク×
1勝1敗防御率5.91(怪我、2軍調整中)
千賀滉大投手ソフトバンク◯
6勝2敗防御率2.93
石川歩投手ロッテ×
0勝6敗防御率6.12(2軍調整から復帰)
牧田和久投手西武◯
1勝0敗14H防御率0.33
則本昂大投手楽天○
8勝1敗防御率2.76
松井裕樹投手楽天◯
2勝1敗18S2H防御率0.35
平野佳寿投手オリックス△
2勝3敗12S6H防御率2.16
菅野智之投手巨人○→×
6勝2敗防御率2.69
藤浪晋太郎投手阪神△→×
3勝3敗防御率2.66(2軍調整中)
秋吉亮投手ヤクルト△
4勝3敗7S7H防御率3.13
岡田俊哉投手中日×
0勝2敗2H防御率5.14(2軍調整中)
【捕手3名】
大野奨太捕手日ハム△
打率.237打点9本塁打3
炭谷銀仁朗捕手西武△
打率.231打点9本塁打2
小林誠司捕手巨人×
打率.176打点8本塁打0
【内野手6名】
中田翔一塁手日ハム×
打率.228打点28本塁打5(怪我、2軍調整から復帰)
松田宣浩三塁手ソフトバンク×
打率.267打点30本塁打11
菊池涼介二塁手広島△
打率.273打点21本塁打3
山田哲人二塁手ヤクルト×→△
打率.220打点24本塁打7
坂本勇人遊撃手巨人○
打率.316打点26本塁打6
田中広輔遊撃手広島◯
打率.288打点27本塁打3
【外野手6名】
内川聖一外野手ソフトバンク◯
打率.330打点43本塁打11
秋山翔吾外野手西武◯
打率.333打点27本塁打11
鈴木誠也外野手広島○
打率.322打点49本塁打12
筒香嘉智外野手DeNA×→△
打率.267打点29本塁打5
平田良介外野手中日△→×
打率.237打点25本塁打6
青木宣親外野手アストロズ△
打率.260打点9本塁打1
以上。
代表に選出される程の選手たち、好不調それぞれだが、不調な選手は1日でも早く本来の活躍を見たいものです。
不調原因その1(野手=打者側)
《動く球の対応》
動く球やくせ球が主流のMLB。「手元で動く球」の残像がある。WBCではこの汚い回転の球を引きつけてコンタクトする際に、大振りするのでなくミートポイントを前にすることで対応した。
また、国内より海外の方がストレートが速い傾向にあるので、自然と早めに合わせるということになる。
などのことを考えると、そもそも球を呼び込みHRを打つ長距離バッターはNPBでプレー時とは別のバッティングになってしまう。不調の選手を見てみると、HRを打てる長距離バッターが多いことがわかる。
讀賣の坂本選手は元々引っ張るのが得意な選手であることからも分かる様に、比較的この影響が少ないと思われるし、ミートポイントをある程度変えることが出来るホークスの内川選手も同様だと思う。
国内では、この動く球を投げる投手が少ない為、結果としてそれへの対処がフォームの変更、打ち方を変えるということになってしまう。それをシーズン前にしたのだから、開幕してしばらくは調子が上がらないという理由になると思う。
不調原因その2(投手側)
《WBC使用球》
NPB公式球より滑りやすいと言われる国際球。
WBC使用球は滑りやすく、強く握る必要がある為、通常より肩や肘に負担がかかるといわれている。
それによりフォームが崩れたり、調子を落としたりと聞く。
実際今シーズン、ロッテ・石川投手の絶不調。ここへ来ての讀賣・菅野の打ち込まれ方は考えられない。阪神・藤浪も不調から現在2軍調整中。また、ホークス武田も怪我による2軍調整中。ヤクルト・秋吉は立て続けの救援失敗。中日岡田も不調から2軍調整中。など
不調原因その3(メンバー全員)
《疲労とプレッシャー》
侍ジャパンとして世界で戦ったことによる疲労は非常に大きいし、プレッシャーも半端なく強かったことでしょう。そして、そのプレッシャーはシーズンに入り、打てない守れないとなれば、さらに強いプレッシャーになりメンタル面にも影響し、悪循環に陥ってしまっているのではないか。
第1.2回大会の連覇に貢献した元ロッテ・渡辺俊介さんは、精神面のコントロールの難しさを「日本シリーズの直後に、長いシーズンが始まるような感覚だった。例年と違う時間の流れに、気持ちの切り替えがうまくできなかった」と振り返ったとのこと。
不調原因その4(メンバー全員)
《開幕前の調整不足》
シーズン開幕は3月下旬から4月初めと決まっている。
そこに合わせて、年明けに自主トレを開始し、2月中旬頃にチーム合同自主トレし、3月春季キャンプイン。
これらの過程を踏まえ1年間戦える体を作り上げ、開幕にピークを合わせ持ってくることが毎年である。
今年のWBC開幕は3月7日であった。もちろん日本代表はここにピークを持ってきたはず。1ヶ月早く前倒しし準備した。
しかし、本当に1ヶ月にも及ぶ春季キャンプと同じことが出来たのか?
一番はやはり走り込みが出来たのか?走り込みは時間を掛けないと出来ない地道な訓練だ。体の絞りやキレ、下半身強化などがこれにより作られる。特に投手陣は必要不可欠。
などなど、シーズン前のWBC後遺症はどれだけあったのか?
毎年、結果を残せてきたから侍ジャパンメンバーに選ばれた一流選手たち。WBCでは日本代表として良く頑張ってくれた。選手個々に違いはあるものの、少なくからず自分にチームにシーズン中の影響が出てるはず。今後の活躍を期待したい。
…が!
ドラゴンズと戦う時はお手柔らかにお願いいたします。
今年のドラゴンズは大島、大野、平田のチームと言って過言はない。
『竜の主砲よ!目覚めろ💣』
『大空に向けて未来を描け🚀』
ゲレーロ、ビシエドの間を打つ日本人4番打者となれ。
【平田良介デー】
「平田よ!人並み外れた野球センスを魅せてくれ」と銘打った、この日はまさに平田を中心としたイベントゲームがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ce/cedecd1b9bd4ca700f47efc79af9645d.jpg)
その主役、平田が今シーズンおかしい…
この日も4三振と結果が出なかった。
彼が下位の7.8番を打つ姿はドラファンとしてあまり見たくない。
6/9現在、打率.237打点25本塁打6
今オフから飛距離アップと取り組んだ打撃改造が逆影響してるのか?
WBC参加の影響なのか?
タイミング、バランス、メンタル等全てにおいて厳しい現状だ。
平田自身が語ってる不調に陥ったのは今シーズン4/20対阪神、青柳のシンカーを体を開いて打ったHRだと言う。上手く打った様に見えたが、言われて見ると確かにその後から下降線をたどり初めた。その体の開きが悪さの要因なのか?
しかし私が思う不調最大の要因はもっと前のWBCをシーズン前に戦ってきたことによるものだと思っている。準備不足と実戦不足だ。(下記に内容あり)
もう一人の侍ジャパンメンバー、今シーズン左のセットアッパーとして期待された岡田も不調で2軍調整中となっている。
この2人の不調がチームの成績に大きく影響している。
侍ジャパンメンバーの現在までのシーズン成績を見てみた。
※6/9現在
【投手13名】
増井浩俊投手日ハム○
3勝1敗10S防御率2.57
宮西尚生投手日ハム△
0勝2敗10H防御率3.71
武田翔太投手ソフトバンク×
1勝1敗防御率5.91(怪我、2軍調整中)
千賀滉大投手ソフトバンク◯
6勝2敗防御率2.93
石川歩投手ロッテ×
0勝6敗防御率6.12(2軍調整から復帰)
牧田和久投手西武◯
1勝0敗14H防御率0.33
則本昂大投手楽天○
8勝1敗防御率2.76
松井裕樹投手楽天◯
2勝1敗18S2H防御率0.35
平野佳寿投手オリックス△
2勝3敗12S6H防御率2.16
菅野智之投手巨人○→×
6勝2敗防御率2.69
藤浪晋太郎投手阪神△→×
3勝3敗防御率2.66(2軍調整中)
秋吉亮投手ヤクルト△
4勝3敗7S7H防御率3.13
岡田俊哉投手中日×
0勝2敗2H防御率5.14(2軍調整中)
【捕手3名】
大野奨太捕手日ハム△
打率.237打点9本塁打3
炭谷銀仁朗捕手西武△
打率.231打点9本塁打2
小林誠司捕手巨人×
打率.176打点8本塁打0
【内野手6名】
中田翔一塁手日ハム×
打率.228打点28本塁打5(怪我、2軍調整から復帰)
松田宣浩三塁手ソフトバンク×
打率.267打点30本塁打11
菊池涼介二塁手広島△
打率.273打点21本塁打3
山田哲人二塁手ヤクルト×→△
打率.220打点24本塁打7
坂本勇人遊撃手巨人○
打率.316打点26本塁打6
田中広輔遊撃手広島◯
打率.288打点27本塁打3
【外野手6名】
内川聖一外野手ソフトバンク◯
打率.330打点43本塁打11
秋山翔吾外野手西武◯
打率.333打点27本塁打11
鈴木誠也外野手広島○
打率.322打点49本塁打12
筒香嘉智外野手DeNA×→△
打率.267打点29本塁打5
平田良介外野手中日△→×
打率.237打点25本塁打6
青木宣親外野手アストロズ△
打率.260打点9本塁打1
以上。
代表に選出される程の選手たち、好不調それぞれだが、不調な選手は1日でも早く本来の活躍を見たいものです。
不調原因その1(野手=打者側)
《動く球の対応》
動く球やくせ球が主流のMLB。「手元で動く球」の残像がある。WBCではこの汚い回転の球を引きつけてコンタクトする際に、大振りするのでなくミートポイントを前にすることで対応した。
また、国内より海外の方がストレートが速い傾向にあるので、自然と早めに合わせるということになる。
などのことを考えると、そもそも球を呼び込みHRを打つ長距離バッターはNPBでプレー時とは別のバッティングになってしまう。不調の選手を見てみると、HRを打てる長距離バッターが多いことがわかる。
讀賣の坂本選手は元々引っ張るのが得意な選手であることからも分かる様に、比較的この影響が少ないと思われるし、ミートポイントをある程度変えることが出来るホークスの内川選手も同様だと思う。
国内では、この動く球を投げる投手が少ない為、結果としてそれへの対処がフォームの変更、打ち方を変えるということになってしまう。それをシーズン前にしたのだから、開幕してしばらくは調子が上がらないという理由になると思う。
不調原因その2(投手側)
《WBC使用球》
NPB公式球より滑りやすいと言われる国際球。
WBC使用球は滑りやすく、強く握る必要がある為、通常より肩や肘に負担がかかるといわれている。
それによりフォームが崩れたり、調子を落としたりと聞く。
実際今シーズン、ロッテ・石川投手の絶不調。ここへ来ての讀賣・菅野の打ち込まれ方は考えられない。阪神・藤浪も不調から現在2軍調整中。また、ホークス武田も怪我による2軍調整中。ヤクルト・秋吉は立て続けの救援失敗。中日岡田も不調から2軍調整中。など
不調原因その3(メンバー全員)
《疲労とプレッシャー》
侍ジャパンとして世界で戦ったことによる疲労は非常に大きいし、プレッシャーも半端なく強かったことでしょう。そして、そのプレッシャーはシーズンに入り、打てない守れないとなれば、さらに強いプレッシャーになりメンタル面にも影響し、悪循環に陥ってしまっているのではないか。
第1.2回大会の連覇に貢献した元ロッテ・渡辺俊介さんは、精神面のコントロールの難しさを「日本シリーズの直後に、長いシーズンが始まるような感覚だった。例年と違う時間の流れに、気持ちの切り替えがうまくできなかった」と振り返ったとのこと。
不調原因その4(メンバー全員)
《開幕前の調整不足》
シーズン開幕は3月下旬から4月初めと決まっている。
そこに合わせて、年明けに自主トレを開始し、2月中旬頃にチーム合同自主トレし、3月春季キャンプイン。
これらの過程を踏まえ1年間戦える体を作り上げ、開幕にピークを合わせ持ってくることが毎年である。
今年のWBC開幕は3月7日であった。もちろん日本代表はここにピークを持ってきたはず。1ヶ月早く前倒しし準備した。
しかし、本当に1ヶ月にも及ぶ春季キャンプと同じことが出来たのか?
一番はやはり走り込みが出来たのか?走り込みは時間を掛けないと出来ない地道な訓練だ。体の絞りやキレ、下半身強化などがこれにより作られる。特に投手陣は必要不可欠。
などなど、シーズン前のWBC後遺症はどれだけあったのか?
毎年、結果を残せてきたから侍ジャパンメンバーに選ばれた一流選手たち。WBCでは日本代表として良く頑張ってくれた。選手個々に違いはあるものの、少なくからず自分にチームにシーズン中の影響が出てるはず。今後の活躍を期待したい。
…が!
ドラゴンズと戦う時はお手柔らかにお願いいたします。
今年のドラゴンズは大島、大野、平田のチームと言って過言はない。
『竜の主砲よ!目覚めろ💣』
『大空に向けて未来を描け🚀』
ゲレーロ、ビシエドの間を打つ日本人4番打者となれ。