何を騒いでる!?

2019年07月06日 | 井戸端会議
中日球団公認応援サークルが〝チャンステーマ1(サウスポー)〟を自粛すると彼らのTwitterを通じて発信し波紋が起こってる様だが・・・?



テレビ、ラジオやネットニュースなどで取り上げられ、チームも球団も大わらわ。
シーズン真っ只中、チームは5連勝。前半戦最後の9連戦で上位を目指す正念場の前日、与田監督が場外乱闘に巻き込まれたかたちになった。
そりゃゲームに集中出来なくなるわなぁ…。
結果は予想通りの同一カード3連敗を喫した。

Twitter上で、【重要なお知らせ】として、「当団体で使用している〝サウスポー〟について、チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました。この件について球団と協議した結果、当面の間〝サウスポー〟の使用は自粛させて頂くこととなりました。」と、したもの。

それに対し球団側は以下の様コメントを出した。
「歌詞に〝お前が打たなきゃ誰が打つ!〟というフレーズがあり、〝お前〟という人に対して尊敬の念のない言葉を子供たちが公認の応援歌として使うのは教育上いかがなものか、できればそこだけを変えてもらうことはできないだろうか、というお願いが与田監督からありました。球団としても、その考え方に同意し、公認応援団と協議しました。なんとか変えてもらえないか?とお願いしたところ、急に変えるのは難しいので、サウスポーは当面、自粛します。ということになりました。」

情けないコメントをマスコミ向けに発してますね…。

与田監督が「“お前”ではなくて、名前にしてほしい」と求めたのが発端で、球団は自粛を要請したわけではなかったが、ファンから反発の声が挙がる結果となった。
7/2ゲーム前に監督は「全部確認していないんですけど、意外と不本意な方向に行っているみたいで…。」
「いろんな方がいろんな言葉尻を、逆の方に持っていかれるのは、非常にさみしくなる。もめさせたい人がそういうふうに持っていくんだろうけど。僕と会話していない人が、いろんなところでいろんな話をするのが一番怖い」と疑問視。
「第三者を通じて僕の言葉がだんだん変わっていって、それを聞いた人が、すべて僕がしゃべったと電波で言われると、非常に怖い。確認をしないうちにしゃべられると、大きなことになりますよね。事実を確認できない中でしゃべるのは、怖いことですから」

○ホな球団が火に油を注いでしまいましたね…。
シーズン中、プレーに集中しなくてはいけないはずが思わぬ場外バトルとなる始末…。球団、応援団両者は何をどうしたいのか?分かりません…。
こんなことやってたらとてもペナント制覇など夢のまた夢物語…。


論題からちょっと横道にそれますが、今更ながらドラゴンズの応援歌になぜ〝サウスポー〟の替え歌を取り入れたの?
私はこの応援歌が出来た当初から疑問でなりませんでした。
〝チャンステーマ1〟として最大の攻撃時に使用されているこの曲は1978年にピンクレディーが歌い踊って大ヒットした。
歌詞を読むと大ピンチ場面に最強バッターに立ち向かって行く左投手の心理を状態を歌にしている。
この最強バッターとはご存知〝世界のホームラン打者讀賣ジャイアンツの王貞治さん〟のこと。
ドラゴンズ側から見れば、あのにっくき讀賣選手と投手の曲は攻撃時何の接点も結びつくものではないはずだが…。
楽曲提供者はどこのなにをイメージしながらこの曲を選定し替え歌にしたのか?
ピントがズレ過ぎてはないか。疑問でならない。

▽サウスポー(ピンク・レディーの曲)wikipediaから
『歌詞を書く上でモチーフとなった野球選手は(性別を別にすると)当時クラウンライター・ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)に所属していた永射保とされる。阿久は前年1977年のオールスターゲーム第2戦の4回表に永射が読売ジャイアンツの王貞治に対してアンダースローから大きなカーブで空振り三振に仕留めた投球に感銘を受け、この歌詞を書いたという。振り付けの投球フォームがアンダースロー気味なのはそのためである。また歌詞には直接名前こそ出てこないものの、発売当時通算本塁打数世界一の記録を作り、時の人となっていた王を連想させるフレーズが随所に盛り込まれている(「背番号1の凄い奴」や「フラミンゴみたいひょいと一本足」、「スーパースターのお出まし」など)。阿久はこの曲がヒットした後、王に会った際、「僕の歌をありがとう」とお礼を言われたという。最初の歌詞には王を連想させる箇所はなかった。』と、書かれている。

改めて読んでみてどうだろう。

もしかして与田監督も私と同じでこの曲自体にダメ出しをしていたのではないか?
星野イズムを継承する与田監督。にっくき讀賣を倒して、なんぼ。
ドラゴンズを離れて20年以上、主にパ・リーグに身を置いてたことを考えればドラゴンズ応援歌など知る由もなかったはず。
今シーズン初めてこの応援歌の演奏を耳にしタコ踊りしてバカ騒ぎしてるのを見た時…、愕然としたのかも?

以前にも〝この応援サークル〟の件で何度も書かせてもらってますが、選手を鼓舞する応援になってない。
自分たちが主役とばかりの自己満足応援してるのはダメだと言い続けてきました。
いずれにしても、今回チームがNOと言ってるこの応援は無駄であったことが証明された。
チームの力にならなけるば応援とは言えません。


論題に戻り、あまりにもこの件が大きな騒動となってしまったが、果たして与田監督は「〝お前〟ではなく名前にして欲しい」と発言したとされるこの取材はいつどこで誰がどんな状況での取材であったのか?
一般的なニュースなどで政治家が不適切な発言があったとされるニュースを良く見聞きする。発言した内容には〝不適切であった言葉〟だけが切り取られ、話の前後がなく僕らに報じられることが良くある。
今回のこの件を見聞きした限りでは、ペナントレース真っ只中にわざわざ監督が応援歌に対してものを言うかな?
私はちょっと考えずらいです。多分この発言取材は監督はユニフォームを着ていない時に軽い気持ちで受けた取材に対してのコメントであったと思います。

与田監督を矢面に立たせて球団は現在騒動が鎮火するまで静観の構えを貫いている。どうだろ…この態度💢
この騒動の発端から始まり現在までの状況をしっかり球団として公式の場で説明責任を果たすべきてはないだろうか。
話がどんどん1人歩きし与田監督一人が悪者扱いされてる状況を見ている僕らファンは辛い。
テレビのワイドショーなどで好き勝手に言いたい放題。自分の立場だけで人から聞いた話から持論を展開しているのは如何なものかと思う。
本来プロ野球において外野応援席はある種、非日常的な異空間と言っていい。球場に足を運んで観にきてるお客さんでも外野席のあり方を理解出来てない方がほとんどだと思う。(応援団が演奏する応援歌の歌詞など知らなくて曲に合わせて拍手したりメガホン叩いたりしている方がほとんどだと思う)
ここは野球観戦しに来る場ではありません。選手と共に戦う場であると言うこと。
ここで行われてる事はここに足を踏み入れた事のない方は到底理解不能の場であると言うこと。それを今の一般常識に当てはめワイドショーのコメンテーターやスポーツライターなどは情報発信している。
挙げ句に、〝このチームは弱い〟とか記事まで載っけるとは…。
あなたたちが勝手に事を大きくしていませんか💢
僕らドラファンの応援に首を突っ込んで来なくていいよ!
たかだか応援サークルが応援歌を自粛しただけのことです。
それ以上もそれ以下もありません。
こんな話題はシーズンオフにやんなよ!
これではチームや選手が野球に集中出来る訳がありません。

いずれにしても、この一件は応援サークルが球団と協議しシーズン中であるのに突如発表し、それを受けた球団がしっかりファンに説明責任を果さず放置したのが原因。自業自得です。
シーズン中であるのに、これに巻き込まれた与田監督やチーム僕らファンは非常に悲しい限りです・・・。

こんな状況を言葉にするなら、
〝えもやん〟の名セリフを言いたくなる。

球団が○ホやから野球ができへん!