令和元年シーズン前半戦終了

2019年07月12日 | ナゴド観戦
80試合37勝43敗勝率0.463首位より11.5差の5位で前半戦を終えた。
与田監督 前半戦総括
「勝たせないといけない試合が多かった」
このコメントに全て集約されてます…。
私は未だに6/16(日)ZOZOマリンの惨劇から立ち直れずにいます…。


7/10、ナゴヤドームは1軍2軍のゲームが行われた。
ファームは、73試合29勝37敗7分勝率.0439
首位より7.5差の最下位で前半戦を終えた。
午前10時20分プレイボール。
中日ドラゴンズ対阪神タイガース18回戦
先発 ドラゴンズ 吉見 タイガース 呂





中5-2神
1回裏 根尾が同点タイムリー
2回裏亀澤は満塁からタイムリースリーベースで勝ち越した。
4人のリリーフ陣が無失点で勝利した。



6回、オリックスから交換トレードでやって来た松葉貴大投手(29歳7年目)も調整登板した。
1回 打者4 投球数20球 被安打1。MAX143㎞。
スライダー、カーブが打者の手元で大きく変化していた。
実績のある投手。まずは故障なく投げられてた様だ。後半楽しみな投手の一人です。



午後6時プレイボール、一軍公式戦。
中日ドラゴンズ対広島東洋カープ14回戦
先発 ドラゴンズ ロメロ カープ ジョンソン

先発ロメロは5回までパーフェクトピッチング。





5回前にカンパイ師匠登場後、ゲームが動き出した。



6回表、ロメロがついにランナーを許した。
先頭打者、楽天から交換トレードでやって来た三好に右中間ツーベースヒットされた後、打者ジョンソンの当たりがFCを誘い1点を先行された。
ジョンソンは今シーズンのベストピッチを思わせる内容でチャンスを作る事すら出来ない。
7回裏先頭、武田の遊安打からチャンス到来もちぐはぐプレーにより得点出来ず。
0-1のまま8回裏、カープは今シーズンこのゲーム前まで防御率0.44、勝利の方程式の一角レグナルドがマウンドに上がった。万事休す…。
しかし先頭の平田続く大島の連続安打で1.2塁。
この辺りから球場の雰囲気が変化し始めた様に感じた。
この日3番に抜擢された堂上が送りバントを成功させた。4番ビシエドには申告敬遠で一死満塁。



このゲーム最大のチャンス到来。応援団はチャンステーマ〝決めてくれ〟で周平を鼓舞するも、あえなく一ゴロでホーム封殺…。二死満塁の局面となった。
ベンチは代打藤井がコールした。スタンドは最高潮に!ここで応援団はチャンステーマではなく、このゲーム制球に苦しんでるレグナルドに対しプレッシャーを掛ける機転の利いた応援を始めた。
〝オイ!オイ!オイ!オイオイオイオイオーオーオーーーー!〟
何度も何度も。


☆このリード君の機転利いた応援が勝利を呼び込んでくれた。

それにつられるかの様にレグナルドはストライクが入らない。畳み掛ける様に何度も何度も煽りに煽った。マウンドで固まりセットポジションのまま動かない。さらに応援は続いた。結局押し出し四球となり同点!続く京田の時も同じく煽りに煽った。レグナルドは苛立ちと重圧に押し潰され逆転の四球となった。
今シーズン6回終了時に負けていると0勝30敗だったが、この展開で初勝利ともなった。

【私の独り言】
このゲーム、この球団公認応援サーがルが発足して以来初めてグランドとスタンドが選手とファンが一体となり最高の応援が出来た瞬間だったと思う。
機転の利いた応援はチームの勝利に貢献した。
これこそが応援!この場面この状況に応じた応援こそ応援。チャンスに何が何でもチャンステーマは選手の力になってると思わない。
チャンステーマの曲に合わせてファンがスタンドでバカ騒ぎしているのが応援ではない。自粛となった、〝チャンテ1=サウスポー〟などもっての他。バッターボックスに立つ選手の目線に目障りに左右に動く外野応援スタンドは逆効果であったに違いない。
私は常々ゲームの終盤に出てくるパワー系の外国人投手はオイ!オイ!と煽る応援声援はイライラ⚡⚡となり制球を乱すことが多く一番効果があると思ってる。
間違いなく今回のこの応援は誰もが直ぐ出来、ライトスタンドだけでなくドーム全体が応援モード一体になった。ここ数年ナゴヤドームにはなかった一体感が生まれた瞬間であり、選手とファンで勝ち取った勝利であった。