2022プロ野球開幕当日に。

2022年03月27日 | ファーム観戦
3/25(金)ファーム 対タイガース1回戦
本日は待ちに待ったプロ野球開幕日。一軍はこの夜18時15分、東京ドームでの戦いが予定されている。
ドラゴンズ・タイガース両軍とも開幕一軍を逃した選手たちは悔しい思いを胸に近い将来訪れるであろう一軍昇格を目指して準備とアピールを続けて行って欲しい。

先発 ドラゴンズ=松葉
   タイガース=村上


中2-1神
勝=加藤翼 敗=佐藤蓮 S=マルク



先発・松葉は本拠地開幕3戦目のDeNA戦での先発予想される中での開幕最後の調整登板であったと思われる。
4イニングを1失点。3回に連打を浴びたが最小失点で終えた。 テンポが良く、チェンジアップの精度はバツグンだった。
「空振りが取れたり、凡打が、取れてやりたいことが出来た。」とのこと。


一方のタイガース先発・村上は昨シーズン、ウエスタン・リーグ優秀選手賞など投手部門3冠に輝き先発タイトルを総なめにした〝虎・期待の投手〟
初回こそ安定感を欠いたものの伸びのあるストレートと多彩な変化球で打たせて取るピッチングが冴えた。
1回裏、三好・伊藤の1.2番の連続安打でチャンスを作ると4番アリエルのタイムリーで先制した。

7回裏は相手投手の乱調により1死1.3塁から石橋の勝ち越し犠飛が決勝点となった。

タイガースは長打力が魅力の期待のルーキー前川が3番レフトで出場。

投手陣は5回石森、6回祖父江、7回加藤、8回橋本、9回マルクが無失点リレー。
石森は球に力はあるものの、相変わらず制球に苦しんでいた。
祖父江は右肩痛で調整が遅れていたが、この日3番手として今季初登板。1イニング2奪三振、圧巻の投球を見せた。相手クリンナップの先頭前川を147㎞のストレートで左飛に、続く井上は146㎞のストレートで空三振。最後は栄枝をスライダーでこれまた空三振に仕留めた。
居なくてはならないドラのセットアッパーは復活間際の様だ。


加藤は1安打を許すがしっかり抑え勝ち投手に。

橋本も2奪三振で3人をピシャリ。
マルクは先日のOP戦最終戦のバンテリンとはまるで別人。150㎞近いストレートと切れ味鋭いフォークで2奪三振。
私が見る限り、ナゴ球とバンテリンではあの変則から投げ下ろすピッチングスタイルはマウンドの傾斜などのちょっとした違いがある様に思えた。どこの球場のマウンドであろうと自分本来のピッチングが出来ることが求められる。より一層の頑張りを期待したい。

この日、幸先良くファームは勝利したが、一軍東京ドームの戦いは悔しさと心配(岩嵜の離脱…?)が残る非常に残念な開幕2連敗となった様だ。
始まったばかり、頑張れドラゴンズ。