現地観戦ファンを無視する“リクエスト制度のデータが発表された!
『33%』も判定覆る!って何なん・・・
「な~に~!やっちまったなぁ!」
今シーズンから導入された、監督が映像によるリプレー検証を要求できる「リクエスト」は、シーズンを通して合わせて494回行われ、このうちのおよそ33%で判定が覆ったことがNPB=日本野球機構のまとめでわかりました。
プロ野球の「リクエスト」は、監督が判定に異議がある場合、9回終了までの間に2回、延長では1回、リプレー検証を要求することができる今シーズンから導入された制度です。
レギュラーシーズンの858試合で「リクエスト」が行われたのは、セ・リーグが251回、パ・リーグが243回の合わせて494回で、32.8%に当たる162回で判定が覆りました。
1試合平均のリクエストの回数は0.58回で、1チーム当たり平均すると、シーズン143試合で41回リクエストを使ったことになります。
リクエストが使われた場面別では、一塁でのアウト・セーフの判定がおよそ半数、二塁でのアウト・セーフの判定がおよそ4分の1を占めたということです。
友寄審判長はリクエスト導入1年目を振り返って、「ファンも球団も、やって良かったという意見が多いと思う。今年の課題を各球団や審判員で出し合って、より良い制度になるよう検討していきたい」とのこと。
※ネット記事を引用。
プロ野球ファンからの声は「判定がより正確になった」と好意的な意見がある半面、「審判の威厳がなくなる」「試合が間延びしてしまう」「何の説明ない」など批判的な指摘もある。
今季に課題を残した“リクエスト制度”
のあり方を揺るがした今シーズン最大の検証事例がこのゲーム。
6/22、ほっともっと神戸でのオリックス−ソフトバンク戦。3−3の同点で迎えた延長十回2死一塁でソフトバンク・中村晃が右翼ポール際への飛球を放ったが審判にファウルと判定された直後、工藤監督が「ホームランではないか」とリクエストを行った。ジャッジがファウルから本塁打に変更。この2ランが決勝点となってオリックスは敗れ、4位に転落した。
ところが、試合後になってこの判定がまた覆される。オリックスの福良監督が最初の判定通りファウルではないかと訴え、審判室で再度リプレー映像を確認した結果、審判側が「当初は打球がポールに隠れたように見えたが、あとで見たらポールの前を通っていた」として誤審を認めた。しかし〝幻の本塁打〟でソフトバンクが勝った結果までは覆らなかった。翌日、NPBの仲野パ・リーグ統括、友寄審判長は改めて球場へ謝罪に訪れ、「リプレー映像を確認する際、映像をコマ送りするところを間違えていた」と釈明した。???
これに納得できないオリックスはNPBに対し「ミスジャッジが行われた場面からの試合続行」を求めた。つまり「中村晃がファウルを打った延長十回2死一塁からまた試合をやり直してほしい」というのだ。
オリックス側の要望をいったん持ち帰ったNPBは、改めて「リクエスト制度ではリプレー検証で下された判定が最終ジャッジとなるとセ・パ両リーグのアグリーメントに定められている。ルール(野球規則7.04)上からも試合の続きを行うことはできない」と回答。併せて再発防止策としてリプレー検証の正確を期すため、マニュアルを細分化して徹底化を図ることを決定したらしいが、
カメラ映像は事実をありのままに映し出すが、その映像を見るのはあくまでも人間の目。何人で確認しようと、何度繰り返し見ようと、見間違える危険性をゼロにはできない。
ゲームは4人の審判員で構成され彼らの目により判定されジャッジが下る。上記の友寄審判長の「リプレー映像を確認する際、映像をコマ送りするところを間違えていた」ってどういうことなんだ?
真剣勝負をやってる選手たちはもちろんだが、お金を払って現地に来てるファンに失礼すぎないか!
映像によるリプレー検証は説明もなく、責任審判のアウトセーフのジェスチャーだけでは現地に居るファンは到底納得出来ない。
今日もパ・リーグCSファイナルステージ5回裏、秋山の盗塁検証に10分間以上に渡りプレーを止め、現地ファンはじっとジャッジを待つことしか出来なかった。映像を見る限り秋山の足の方がベースに到達するのが速く見えたが、ジャッジはアウト…。
ルールとは言え西武ファンはどうにも納得いかなかったはず。
私にはあのジャッジが日本シリーズ進出を左右したジャッジの様に思えた。
※ネット記事は(以下)
「西武が0-3と3点を追う5回、先頭外崎からの3連打と内野ゴロの間に2点を返し、1点差に追い上げた。さらに秋山が内野安打で出塁。続く源田の打席で二盗を試みた。好スタートで足から滑り込んだ。タイミング的にはセーフのようにも見えたが、判定はアウト。すかさず、辻監督がリクエストを申し出た。
ここからが長かった。審判団の協議が10分を超えたあたりで場内からブーイングが起きた。直後に、ようやく検証が終了。判定どおりアウトで、リクエストは失敗に終わった。
場内に流れた映像ではセーフのようにも見えたため、西武ファンから、さらにブーイングが起きた。」
野球には流れがある。この“リクエスト制度”により良くも悪くもゲームが何度も中断する。観てて楽しくない。
この制度、本当に必要あるのか・・・。
NPBはMLBの真似事ばかり後を追っかけてるが、しっかりしたシステムが出来てないのに見切り発車した最低のルールだと私は思ってます。
〈MLBチャレンジ制度システムとは〉
MLBが14年に作り上げた全米の球場を網羅するビデオ判定システム「インスタント・リプレー・レビュー・システム」は、NPBが考えているよりももっと大がかりで精密なものだ。MLBは全30カ所のメジャー球場から送られてくる試合映像を確認するためのオペレーション・センターをニューヨークに建設。センター内部は各球場別のワーク・ステーションに分かれており、1球場につき約12台のカメラが異なるアングルから撮影した映像を確認できる。
このワーク・ステーションにはリプレー・ディレクターと呼ばれるビデオ判定員がいて、これも本職の審判が務めている。MLBはこのシステムを確立するのに、6〜7年の歳月と千数百万ドル(約十数億円)の費用をかけたという。
NPBが来季も今季と同じ様なリプレー検証を継続するのであれば、MLB並みとは言わなくても、可能な限り正確な判定をし、ファンが納得出来るシステムを構築してもらいたい。
プロ野球ファンあってのプロ野球ということをNPBは再認識しなければならない。
ルールを勝手に決めるのでなく、ファンの声をもっと聞くべき。
たとえば今はどこの球団もファングラブが存在してるなら、12球団のファングラブ会員をもとにアンケートを実施するとかしてルール等を改正してはどうか。
とにかく、この“リクエスト制度”は現地に足を運んでるファンを無視し過ぎてる。何の説明もなくジェスチャーでアウトセーフだけじゃなく、審判が判定を下した映像を球場のバックスクリーンを使い、映し出した映像にて結果説明をして欲しい。
『33%』も判定覆る!って何なん・・・
「な~に~!やっちまったなぁ!」
今シーズンから導入された、監督が映像によるリプレー検証を要求できる「リクエスト」は、シーズンを通して合わせて494回行われ、このうちのおよそ33%で判定が覆ったことがNPB=日本野球機構のまとめでわかりました。
プロ野球の「リクエスト」は、監督が判定に異議がある場合、9回終了までの間に2回、延長では1回、リプレー検証を要求することができる今シーズンから導入された制度です。
レギュラーシーズンの858試合で「リクエスト」が行われたのは、セ・リーグが251回、パ・リーグが243回の合わせて494回で、32.8%に当たる162回で判定が覆りました。
1試合平均のリクエストの回数は0.58回で、1チーム当たり平均すると、シーズン143試合で41回リクエストを使ったことになります。
リクエストが使われた場面別では、一塁でのアウト・セーフの判定がおよそ半数、二塁でのアウト・セーフの判定がおよそ4分の1を占めたということです。
友寄審判長はリクエスト導入1年目を振り返って、「ファンも球団も、やって良かったという意見が多いと思う。今年の課題を各球団や審判員で出し合って、より良い制度になるよう検討していきたい」とのこと。
※ネット記事を引用。
プロ野球ファンからの声は「判定がより正確になった」と好意的な意見がある半面、「審判の威厳がなくなる」「試合が間延びしてしまう」「何の説明ない」など批判的な指摘もある。
今季に課題を残した“リクエスト制度”
のあり方を揺るがした今シーズン最大の検証事例がこのゲーム。
6/22、ほっともっと神戸でのオリックス−ソフトバンク戦。3−3の同点で迎えた延長十回2死一塁でソフトバンク・中村晃が右翼ポール際への飛球を放ったが審判にファウルと判定された直後、工藤監督が「ホームランではないか」とリクエストを行った。ジャッジがファウルから本塁打に変更。この2ランが決勝点となってオリックスは敗れ、4位に転落した。
ところが、試合後になってこの判定がまた覆される。オリックスの福良監督が最初の判定通りファウルではないかと訴え、審判室で再度リプレー映像を確認した結果、審判側が「当初は打球がポールに隠れたように見えたが、あとで見たらポールの前を通っていた」として誤審を認めた。しかし〝幻の本塁打〟でソフトバンクが勝った結果までは覆らなかった。翌日、NPBの仲野パ・リーグ統括、友寄審判長は改めて球場へ謝罪に訪れ、「リプレー映像を確認する際、映像をコマ送りするところを間違えていた」と釈明した。???
これに納得できないオリックスはNPBに対し「ミスジャッジが行われた場面からの試合続行」を求めた。つまり「中村晃がファウルを打った延長十回2死一塁からまた試合をやり直してほしい」というのだ。
オリックス側の要望をいったん持ち帰ったNPBは、改めて「リクエスト制度ではリプレー検証で下された判定が最終ジャッジとなるとセ・パ両リーグのアグリーメントに定められている。ルール(野球規則7.04)上からも試合の続きを行うことはできない」と回答。併せて再発防止策としてリプレー検証の正確を期すため、マニュアルを細分化して徹底化を図ることを決定したらしいが、
カメラ映像は事実をありのままに映し出すが、その映像を見るのはあくまでも人間の目。何人で確認しようと、何度繰り返し見ようと、見間違える危険性をゼロにはできない。
ゲームは4人の審判員で構成され彼らの目により判定されジャッジが下る。上記の友寄審判長の「リプレー映像を確認する際、映像をコマ送りするところを間違えていた」ってどういうことなんだ?
真剣勝負をやってる選手たちはもちろんだが、お金を払って現地に来てるファンに失礼すぎないか!
映像によるリプレー検証は説明もなく、責任審判のアウトセーフのジェスチャーだけでは現地に居るファンは到底納得出来ない。
今日もパ・リーグCSファイナルステージ5回裏、秋山の盗塁検証に10分間以上に渡りプレーを止め、現地ファンはじっとジャッジを待つことしか出来なかった。映像を見る限り秋山の足の方がベースに到達するのが速く見えたが、ジャッジはアウト…。
ルールとは言え西武ファンはどうにも納得いかなかったはず。
私にはあのジャッジが日本シリーズ進出を左右したジャッジの様に思えた。
※ネット記事は(以下)
「西武が0-3と3点を追う5回、先頭外崎からの3連打と内野ゴロの間に2点を返し、1点差に追い上げた。さらに秋山が内野安打で出塁。続く源田の打席で二盗を試みた。好スタートで足から滑り込んだ。タイミング的にはセーフのようにも見えたが、判定はアウト。すかさず、辻監督がリクエストを申し出た。
ここからが長かった。審判団の協議が10分を超えたあたりで場内からブーイングが起きた。直後に、ようやく検証が終了。判定どおりアウトで、リクエストは失敗に終わった。
場内に流れた映像ではセーフのようにも見えたため、西武ファンから、さらにブーイングが起きた。」
野球には流れがある。この“リクエスト制度”により良くも悪くもゲームが何度も中断する。観てて楽しくない。
この制度、本当に必要あるのか・・・。
NPBはMLBの真似事ばかり後を追っかけてるが、しっかりしたシステムが出来てないのに見切り発車した最低のルールだと私は思ってます。
〈MLBチャレンジ制度システムとは〉
MLBが14年に作り上げた全米の球場を網羅するビデオ判定システム「インスタント・リプレー・レビュー・システム」は、NPBが考えているよりももっと大がかりで精密なものだ。MLBは全30カ所のメジャー球場から送られてくる試合映像を確認するためのオペレーション・センターをニューヨークに建設。センター内部は各球場別のワーク・ステーションに分かれており、1球場につき約12台のカメラが異なるアングルから撮影した映像を確認できる。
このワーク・ステーションにはリプレー・ディレクターと呼ばれるビデオ判定員がいて、これも本職の審判が務めている。MLBはこのシステムを確立するのに、6〜7年の歳月と千数百万ドル(約十数億円)の費用をかけたという。
NPBが来季も今季と同じ様なリプレー検証を継続するのであれば、MLB並みとは言わなくても、可能な限り正確な判定をし、ファンが納得出来るシステムを構築してもらいたい。
プロ野球ファンあってのプロ野球ということをNPBは再認識しなければならない。
ルールを勝手に決めるのでなく、ファンの声をもっと聞くべき。
たとえば今はどこの球団もファングラブが存在してるなら、12球団のファングラブ会員をもとにアンケートを実施するとかしてルール等を改正してはどうか。
とにかく、この“リクエスト制度”は現地に足を運んでるファンを無視し過ぎてる。何の説明もなくジェスチャーでアウトセーフだけじゃなく、審判が判定を下した映像を球場のバックスクリーンを使い、映し出した映像にて結果説明をして欲しい。
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